表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
絵心ゼロから始める、それっぽいイラストを描くための提案集  作者: ウバ クロネ
【動物編】ワンニャンからドラゴンまで
9/149

第2回 犬と猫(ペルシャ猫・彩色編)

 モッフモフの夢を見つつ。しっかりと猫様の色を塗っていきますよ。

 なお、今回は全体的に柔らかな雰囲気を出すため、「黒」は一切使いません。ふんわり感を出したい時は、暖色系で影を取ると柔らかい印象になります。


1)ポイントカラーと目元から。

挿絵(By みてみん)


2)今回の影には「グレー」を使います。

  しかし……これだけ見ると、結構怖い(汗)

挿絵(By みてみん)


3)「グレー」の上に「赤茶色」で暖色を足します。

  ゔ……き、きっと、ここから可愛くなるはず。

挿絵(By みてみん)


4)「サックスブルー」で白い毛並みの清潔感を醸し出すフリをします。

挿絵(By みてみん)


5)目元に光を入れつつ、口元のネコテックス(唇部分)の線を太めに補強します。

  また、この辺りから毛並みの模様を入れていきます。

  柴犬の時には「引っ掻く感じ」と表現しましたが、今回はちょっぴり「掬う感じ」でラインを丸くします。

  こうすることで、線の印象も柔らかく見せようと企んでおるのです。

挿絵(By みてみん)


6)毛並みを「掬う感じ」で書き足しつつ、色を馴染ませていきます。

  真っ白でも良かったのですが、ほんのり体温を感じさせる色にしたかったので、ベースには「バニラホワイト(ほんのり黄味がかった白)」を使っています。

挿絵(By みてみん)


7)足の下部分は少し濃いめのブルーを入れて、奥まっている感じを表現してみます。

  ここで黒を入れてしまうと、シャープな印象が強くなってしまうので、繋ぎにはブラウンを使います。

挿絵(By みてみん)


8)尻尾には入念に毛並みを入れていきます。

挿絵(By みてみん)


9)全体に線入れをし直して、完成です。

  う〜ん……とはいえ、撮影するとバニラっぽい色味が飛んでいる気がします……。

  色のチョイス、失敗だったかな……。

挿絵(By みてみん)


 と、変な反省はさておき。

 今回は「毛並み」の描写を紹介するために、短毛種と長毛種をそれぞれ選んでみましたが、犬種と猫種はこれだけではないわけでして。

 次回は冒頭で少し触れた「それっぽい特徴」を意識して、ある程度の犬と猫の種類の描き分け方なんかを紹介できればいいなと思います。


 どうぞ、よろしくなのです。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[良い点] くるりと丸い毛の描写がいっそう「フサフサ感」をかもし出してますね。 [一言] 白っぽい色の影部分を何色にするか。 私の場合も「青系」「茶系」を使うことが多いですが、これも個性なのでしょうね…
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ