第2回 犬と猫(柴犬・彩色編)
あなたの手元に可愛いワンコはいますか? いなくても大丈夫。これまた、妄想力を働かせて、「自分が描いている姿」を想像してください。
ではでは、線画編に続き、柴犬を塗っていきますよ〜。
1)今回はメインは「赤茶色」、影には「焦げ茶」を使用します。
2)明るいところに「ミルクティー(という名前の色なんです)」を差しつつ、目も仕上げます。
「可愛い系」を目指す場合は瞳孔は描かない方がいいかもです。(瞳孔入れると、一気にワイルドに……)
3)はい、ここから「ファー」な感じを追求していきますよ。
影に利用する色で「塗る」のではなく、「引っ掻く」感じで毛足を描いてみましょう。
4)焦げ茶で入れた毛足を馴染ませるように赤茶色で被せつつ、色が薄いところはミルクティーと肌色で塗っていきます。
あっ、因みにですね。このモデルになった柴犬は当時4歳。
成犬なりたてのピッチピチだったので、色味も濃いめになっております。
柴犬だけではなく、犬は全般的に歳をとると「白っぽく」なります。
その辺りも意識してみると、犬のお年頃もうまく表現できるかもです。
5)はい、この調子で全体的に毛並みの描写を加えながら、塗っていきますよ〜。
また、知れっと瞳に光を入れてます。
6)尻尾の先まで塗り終わりました。
7)線を入れ直し、それっぽく整えれば完成です。
……因みに、ちょっと斜めになっていたので、傾けました。
クラフト感満載、ついでに素人感もギッシリでゴメンなさい。
柴犬だけではなく、スムース系の毛皮なワンコやニャンコであれば、こんな感じで毛並みを意識してみるといいかもです。
で、次のお題(猫)はちょっと毛足の長い品種を選んで、「モッフモフ」な色の塗り方案を紹介してみようかと。
ここまでお付き合いくださり、ありがとうございました〜。