【リクエスト・ギャラリー】第15回 「皆上康太&一ノ瀬里緖」
ビジネススーツもいいけれど。
背中で語る熱血任侠男児と、パンツスーツを颯爽と着込む姐さんもいいじゃぁ、ありませんか。
今回は義理と人情迸る、熱い任侠魂をお持ちのお2人が遊びに来てくれました〜。
キャラクター名:「皆上康太&一ノ瀬里緖」
作品名:『血風任侠伝 毘沙門天の子守唄』
作者様名:枝垂れ桜のお蘭様
【あらすじ】
皆上康太(当時十六歳)は物心ついたころから、両親の顔を知らず西新宿の路地裏に産み落とされた孤児であった。
喧嘩、果ては殺人。暴力こそが我が身を守り生き抜く手段と考えた彼は、新宿一帯で暴れ回り瞬く間に一帯にその名をとどろかせていたのだった。
この物語りは彼、皆上康太の出所、引退……から弘二の力添えもあり、新宿の一角にショットバーをオープンさせた事から始まるのだった。
◆◆◆
禊を済ませたってぇのに、シャバってヤツぁ俺らを放っておいちゃ、くれねぇぜ。
実質の嫁でもある、一ノ瀬里緖と共にショットバーを構えたはいいものの。良くも悪くも「有名人」でもあった皆上康太に、平穏な日常は訪れない。
その上、見上げ果てたことに、康太は義理人情に生きる、熱血快男児。自分だけ安全な所でのうのうと暮らすなんて、似合わないし、望んでもいない。そうして、あれよあれよと言うまに「向こう側」に逆戻した彼は、自分を健気に支えてくれる里緖や旧知の仲でもある女性警官達と一緒に、日本社会の腐敗の一端に挑んでいく……。
一見、バイオレンスな作品とみえて、骨太な刑事物のサスペンスでもある本作。康太と里緒の固い絆と、生き様を是非に堪能して欲しいのであります。ラストシーンは任侠物の映画を思い起こすこと、間違いなしなのです。
さてさて。今回はどちらも外せないと言うことで、2人揃って登場していただきましたよ。
1)2人のお顔から。康太兄さんはオールバック、里緒姐さんはポニテで描いていきます。
2)この調子で頂いたディテールを元に、全体もズラズラっといきますよ。
康太兄さんの背中を中央にしつつ、匕首を握らせてみました。
3)最後に背中に毘沙門天様を宿らせます。
線画はこんな感じですぜ。
男女の顔の大きさとヒップラインの違いも描き分けたつもりであります。
4)色を塗っていきますよ。
お2人とも日本人なので、黒髪でまとめます。
毘沙門天様も塗ってみました。
刺青なのでカラフルな方向ではなく、藍色とポイントカラーに朱をチョイス。
線ごとやや塗りつぶす感じで、肌に馴染ませます。
里緒姐さんを塗り終わりました。
このまま、康太兄さんも塗っていきますよ。
5)完成ですぜ!
今回も格好いいゲストにお越しいただいたおかげで、無事作品のご紹介もできました★
次回のゲストは現在、交渉中なのです。
決まり次第、コンテンツも更新予定でありまする。
よろしくどうぞ〜。




