表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
2/149

次に 〜画材と言い訳〜

 小説ではありませんと、前置きした上で、更に妙な事を述べさせていただきますと。

 作者はちょっとしたトラウマから、デジタルツールで絵を描くことは辞めてしまった人間でありまする。かつてはPhotoshopやIllustrator等を使って、仕事をしていたのですが……今は専ら、アナログオンリーで絵を描いております。


 で、一応の事前連絡といたしまして、利用している画材を少しだけご紹介しておきます。……おそらく、90%以上の方に役に立たない情報である自信があります。それでも、こちらのコンテンツをご覧いただくにあたって、スタッフ紹介はしておこうかな、と。


①線画には「HI-TEC」を使っています。

挿絵(By みてみん)

太さは「0.3」と「0.5」の2種類を使い分けています。

基本の線画は「0.3」ですが、装飾や模様、黒レースなどは「0.5」で直書きしていたりするのです。


②使う色鉛筆は大きく分けて6種類

挿絵(By みてみん)

消耗の激しい「黒」「赤茶色」「焦げ茶」や、「薄だいだい」は三菱鉛筆を利用しています。

比較的手に入りやすい上に、お値段も超お手頃。

しかも、国産メーカーだけあって、硬さと発色も文句なしなのです。

ただ……ニュアンスカラーが少なめなので、基本的な色しか揃わない傾向があります。


挿絵(By みてみん)

三菱鉛筆以外でよく利用するのが無印良品さんの色鉛筆です。

おそらく、コスパに関しては最高レベルなのではないかと。

発色・硬さ、可搬性もとってもグッド。

ただ、1つだけ欠点を申し上げるとすれば……ご覧の通り、本体が全て無垢材のままですので、蛍光灯下だと似通った色を取り違えてしまう事があるのです。

ですので、あらかじめ、色の名前を書いておくと便利です。……微妙に格好悪いけど。


挿絵(By みてみん)

グレーはカリスマカラーをチョイス。やや柔らかめで、利用している用紙と相性がいいので、グレーはこちらを利用しています。

色数が多い色鉛筆のシリーズは「Cool Grey」や「Warm Grey」などなど、大まかにグレーがカテゴライズされており、それぞれ「10%」や「50%」とグレーの方向性の濃さ(というよりは、個人的には個性度だと思っています)で数種類用意されていたりします。

モノクローム風のイラストの場合、グレーの中間色があるかないかで、仕上がりが断然に変わってくるのです……多分。


挿絵(By みてみん)

ファンタジックな色味は色辞典(トンボ鉛筆)を買いがち(汗)。

「古代紫」や「瓶覗」など、和の色名がついているシリーズですが、蛍光色も幅広く揃っているのが特徴。

レアな色や、個性的な色が多いので、揃えて楽しい色鉛筆です。

シリーズで3集・100色あるようですが、作者は全部使わないと判断したため、必要な色だけ単色買いしています。

……セットで買うと、結局、使わない色が出てきたりするんですよね……。


挿絵(By みてみん)

奥の手はファーバーカステル・ポリクロモスを使います。

色伸び・発色の美しさは最強クラス。

老舗メーカーの意地と底力を存分に見せつけてくれます。

また、他のメーカーではあまりないような綺麗な色が揃っているのも、非常にいいのです。

ですけど……この色鉛筆、冗談抜きでめっちゃ高い……!

三菱さんの鉛筆が一本80円(税抜き)なのに対し、こちらは一本300円(税抜き)。

なので、貧乏性な作者は「どうしても譲れない色」だけ単色買しています。

ここぞと言うときに、使うのです。


挿絵(By みてみん)

残りはどこぞの通販なセット売り(500色)が占めています。

もう、どれがどの色だか分かりませんが……その日のフィーリングで色を選ぶのも楽しいのです。


と、作者はこんな感じの色鉛筆を使って色塗りをしています。

色数だけはやたら多い気がしますが、よく使う色は決まっていたりするので、宝の持ち腐れな気もしないでもないです。

ごめんちゃい。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
フィーリングで色を選ぶ! 最終的にはそれになりますねwグレーの中間色はコピックでも必須アイテムです!
大変、参考になるお話ありがとうございます! 百均の色鉛筆で描いておりました(笑)(;・∀・) 私も形から道具を揃えてからタイプなので気をつけたいと想いましたw(ꈍᴗꈍ)
[一言]  ペンや、色鉛筆、クレヨン、絵の具。  色たくさんは、ウキウキします。  500色!?  全部使うのに、何枚絵がいるのだろう(汗)
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ