第5回 フェンリル(線画編)
ファンタジー系アニマル2匹目、ということで。今回はフェンリル様に挑戦です。
フェンリルと言えば「狼の魔獣」なイメージを持たれる方が多いかと思います。
しかし……「タダの狼」を描いただけでは「フェンリル様」な神々しさ(邪悪さ?)を醸し出せないので、個性(個人的趣味)を発揮しつつ、神話の設定に沿ってそれっぽい魔獣を描いていきますよ〜。
◆それっぽいフェンリルに挑戦です
フェンリルさんはご出身の「北欧神話」では「悪評高き狼」と評され、「神々に災厄をもたらす存在」とされるかなーり、曰く付きの猛獣でありまする。彼をを縛り上げるため、「グレイプニル(魔法の紐)」の戒めを施されているとされます。
……よくある氷の魔獣という設定はないみたいっすね。マジか。
1)まずは頭からガシガシ。
2)「魔法の紐」で縛られているって、言っているのに。
作者の画力で紐だけで「縛られている」感じが出せなさそうなので、鎖も描きます。
ごめんちゃい。
紐なる部分も書き足していきます。
本来の設定では「足枷」みたいですね、グレイプニル。
ま、まぁ……ちょっと封印されている雰囲気で妥協します。
力及ばず、申し訳ございませぬ……。
3)封印されているっぽい装飾を足します(汗)
4)はい、線画はこんな感じであります。
……意外とフリーに見えるのは気のせいだと、思いたい。
◆おまけ・「鎖」の描き方について
えぇと、ですね。
「縛られてる!」な緊張感を出すとき、作者は「鎖」というアイテムに頼りがちになります……。
本当は「人物編」で武器やら装飾やらの段で紹介しようかと、思っていたのですが。今回、知れっと描いてしまっていることもあり、ここで紹介してしまいますです。
1)最初の輪っかを描き描き。
2)次の輪っかを引っ掛けます。
3)2個目の次は3個目も引っ掛るのです。
4)1〜3の繰り返しで、ちょっとずつ伸ばしますよ。
5)角度を変える時は、次に引っ掛ける輪っかをギュイン! と曲げてみるのです。
6)色も塗ってみましたよ。
余興をば、失礼いたしました。
次回はフェンリルさんの色塗りに入りますですよ。
ではでは。




