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絵心ゼロから始める、それっぽいイラストを描くための提案集  作者: ウバ クロネ
【エキストラステージ】リクエスト・ギャラリー(増刊号)
114/149

【リクエスト・ギャラリー】第62回 「石屋優&シンドウ」

挿絵(By みてみん)

キャラクター名:「石屋優&シンドウ」

作品名:『ミラクルジョッキー』

作者様名:秋山如雪様


【あらすじ】

北海道出身の、石屋優は、競馬学校を卒業した後、勝ち星に恵まれず、伸び悩む。

彼女は様々な経験を通し、騎手として成長していく。

知られざるジョッキーの世界とは。近未来が舞台の競馬と女性騎手の物語。


◆◆◆

 1年目に10勝、30歳までに200勝。それが主人公・石屋優が父から提示された「ジョッキーになるための条件」でした。


「勝ちたいだけで、勝てるほど甘い世界じゃねえけどな」


 何かを見てきたような父の達観した口ぶりに、「やってやるぞ」とばかりに奮起して競馬業界に飛び込んだ優。しかし……当然ながら、騎手という職業はただただ「馬が好きだから」というだけで続けられる程、生易しいお仕事ではありませんでした。

 ジョッキーは馬に乗って走るだけではなく、自身の体調(+体重)管理はもちろんのこと、お馬さんの「気質」や「性質」そして、気まぐれに変わるだろう「コンディション」も気にかけなければなりません。そう……人間と同じように、馬も千差万別、個性豊かな生き物なのです。そんな彼らのポテンシャルを引き出し、どのようにコースを走り、どのように勝利するか。ただ、馬に乗るだけが芸ではない。ただ、がむしゃらにやっても結果はついてこない。試行錯誤や、負け続けて落ち込む日もあるけれど。

 時に、ライバルと切磋琢磨しながら。時に、他の騎手達とぶつかりながら。時に、先駆者に励まされながら。

 優は「馬が好きだ」という信念を胸に、ジョッキーとして確実に成長していきます。


 この作品は競馬という「スポーツ」の世界を生きる、主人公・石屋優の成長物語。彼女が身を投じたのは、レースを眺めているだけでは、決して見えてこない「競馬の裏舞台」。そんな騎手達の日常やサラブレッド達の息遣いを、こちらの作品で感じてみませんか。


さてさて。今回はそんな女性騎手・石屋優と、彼女に初勝利をもたらした「じゃじゃ馬」・シンドウを描いていきますよ!



1)線画はこんな感じ。


挿絵(By みてみん)

シンドウくんの逞しさを強調するため、筋肉に特に力を入れてみましたッ!


2)まずはシンドウくんから色を塗っていきます。

  シンドウくんは「芦毛」のお馬さん。なので、白っぽい馬体にしていきます。


挿絵(By みてみん)

黒で影を、焦茶色で瞳や立髪に生き物っぽさを。


挿絵(By みてみん)

灰色+茅色で影を補強しつつ、白で馴染ませます。


挿絵(By みてみん)

この調子で全体を塗っていきますよ。

やや大柄なお馬さんとのことで、立派な筋肉質のゴツゴツ感も演出できるよう、影も多めに入れます。


3)優さんまで塗り終わったところ。


挿絵(By みてみん)

女性ジョッキーらしく、勝負服は赤にしてみました。


4)キャラクター部分までできましたよ。


挿絵(By みてみん)

ですけど……なーんか、物足りない。


5)ちょっぴり斜めに色をざっくりと足して、寂しさを埋めます(汗)。

  完成なのです!


挿絵(By みてみん)

「馬が好きで何が悪いんですか?」

……その信念は、勝つための原動力となる……!

挿絵(By みてみん)


最後に、微妙なスケッチの一部を置き去りにして撤収なのです。

普段はこんな風にラフから描いて、本番に取り組んでおりまする。

しかし……うん。これだと、落書き以前に、何が何だか分からんですです。

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― 新着の感想 ―
[良い点] わざわざありがとうございます。私は絵心がないので、大変嬉しく思います。何気なく書いた小説なので、勝負服の色も考えてませんでしたが、赤は合ってると思います。 [一言] 雰囲気が非常に出ている…
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