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時間に閉じ込められた世界で  作者: 辺境の村人N
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逃走を選んだ者 1

体感4周目の8月1日12時が始まる。

俺はこの3回の3日間ずっと逃げ回ってた一人だ。


少しずつだけど分かったことがある。

まず死んだのを確認した人も時が戻ればそいつは生き返る。

だが死んだ場合は死んだ回の記憶を失ってる感じがする。


そいつにとっては今回は3周目だと言ってることから確認できてる。

いや、わかるのは俺より一回多く死んでるって情報だけだな。4周目の情報が正しいのかもわからない。


電気や水、ガスは使えないし車とかも当然つかえないからどうしても遠出するときは自転車に頼るしかない。せめてネットが使えれば他の人たちとの意思の疎通を図れそうなものなのに使えないからほとんど情報が入ってこない。


今近くにいた人たちと情報の共有を最優先で行っているところだ。

ある奴が大きな町に行った時の記憶が残ってると言い結構大きな情報が手に入る。

なんでも町には人型の化け物がいたそうだ。

見た感じファンタジーによく出てくるゴブリンのような見た目をしているらしい


人より少し大きく腰布一枚まとった緑色の皮膚をした生物。

背中には小さな羽のようなものがあり図書館で調べた妖精の伝承にのっとった見た目をしている。

そしてそのゴブリンのような生物は人を食べていたらしい。



今世界は一体どうなってんだ?

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