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第一話 学校での再会

第一話 学校での再会


夏休み間近となった、学校の教室で僕は嘆いている。


「あ~、あちぃー。あぁ、神様、どうして夏は暑いのですか!」


「そりゃあ、夏だからに決まってるだろ。」


僕の、バカみたいな問に答えたのは、新垣護(あらがき、まもる)だ。僕の幼馴染みであり親友だ。


こいつは、まぁ本人に言ってやるのは癪だがかなりのイケメンでモテる。しかも、頭も良いので学校ではちょっとしたファンクラブもあるほどだ。くそぅ、うらやまけしからん!


僕なんか、身長は平均、運動も普通。何かに突発とした特技もないのでモテたためしがない。


実は本人は知らないが、深我の優しさに当てられて好きになったと言う人がおり、ファンクラブが出来ている。しかし、本人は自分に魅力があると思ってもいないのでその事を知る由もない。


「でもさ、夏よりも冬の方が良いってお思わない?」


「はぁ、お前な~。冬だったら見れないんだぞ!あれが!」


僕の前では、見てくれだけは完璧な残念イケメンの護が、真剣な顔をして言うので一応聞いてみる。


「あれって、なにさ?」


「水着に決まってるだろ!かわいい女の子たちの水着姿が拝めないだろ!」


「うん、真面目に聞いた僕がバカだった。」


キ~ンカ~ンコ~ンカ~ン、


と、護と話しているうちにホームルームの時間になり眼鏡をかけた男の先生が入ってくる。


「お~い。早く座れ~。ホームルーム始めるぞ~。」


「「「は~い」」」


先生のやる気なさそうな声に皆が真似して答える。この担任の坂上実先生はやる気なさそうな声に反して、意外とノリが良く面倒みも良いため、生徒からの信頼も厚い人だ。


「あ、そう言えば。今日から転校生がこのクラスにきま~す。は~い、チャッチャと入って自己紹介済ませちゃって。」


ザワザワ


「え?マジで?」「2年からって結構珍しいよね〜!」「来い!美少女系転校生!」「来て!王子様系転校生!」


ザワザワ


「へぇー、転校生なんて珍しいなシン?」


護がそう言ってきたので適当に変えそうとする。

正直、僕はそういうイベントにはあまり興味はないのだ。

しかし、入ってきた転校生を見て思わず僕は、固まってしまう。


『どうも、これからお世話になります。花崎瑠璃といいます。良かったら仲良くしてくれたら嬉しいです。』


「「美少女キタァァァ!」」


そんな僕の反応をよそに、先生は黒板に大きく花崎瑠璃と書きクラスメイト達は、容姿が可愛い彼女のことを呟きあっている。


「「あの子、すげぇ可愛いくね?(ボソボソ」」


「......えぇっ!?」


しまった!あまりの事に大声をあげてしまった。


『ん?おやおや?むむむ。ジー』


可愛い。ってそうじゃない!あー、これはさすがに気づかれたよね。


『あ!深我さんじゃないですか。良かった~、一緒のクラスなんですね!。』


ザッ


クラスメイト達の視線がこっちに一斉にきてしまい、あまり見られることに耐性がない僕は少し緊張してしまう。


「お~?花崎は影成と知り合いなのか。ならちょうど良いな~。影成の左の席が空いてるからそこに座るといいぞ~。」


『分かりました。これからよろしくお願いしますね?深我さん♪』


クラスメイトの男子達からの殺気!

ブルッ!?


てか、おい!なんで、護まで一緒になって殺気を放ってんだ!お前も殺気を当てられる側だろ!?。


あのときは、事情が事情なのでよく見ることは無かったが、今しっかりと見てみると、彼女はかなりの美少女なのだ。そんな彼女がいきなり転校してきて早々と親しげに男子に走りよって行ったら、誰しもその男子に殺気を放つのは仕方がない事だろう。しかし、やばい、家に帰りたくなってきたシクシク。


「シン~、お前どこでこんな可愛い子と出会ったんだよ!ずるいぞ!」


『えへへ、そんな可愛いだなんて。ありがとうございます。護さん?ですよね。よろしくお願いします♪』


「おお……、やべぇこんな可愛い子にお近づき慣れちゃったよ。さすが俺の親友、見直したぜ!イテェッ!?」


現金なヤツだなと、僕のおかげで可愛い子と仲良くなれそうな感じになった自称親友様が、アホなことを抜かしてきたのでとりあえず、しばきながら適当に返す。


「僕を変な理由で見直すなよ。あと、他に見直さないといけない部分沢山あるだろ。」


「確かに、そうだな!例えば、昨日帰り道で迷子になってた子猫を親猫の元に帰してたこととかな!」


「ちょっ!?何でそんな事知ってるんだよ!?」


「ふふっ、とても愉快なお友達なんですね。」


「まぁね。でも、随分と遅い転校じゃない?確か、あのクリスマスの夜にはいたじゃないか、この街に。それに、|その前からもこの街で何度か《・・・・・・・・・・》()()()()()()()()()()君のこと。」


「……えっ?なん……で、その…あの世界の…記憶がある…ので…すか?」


僕が言った言葉に、花崎さんは信じられないとでも言うようなとても驚いたような顔をしてか細い声で何かを呟いていた。


しかし、次の瞬間


「「「「「「「「「           

          世界が切り替わった。

                    」」」」」」」」」


ラァァァ


ラァァァラァァァ


ラァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ





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