お祝い
もうすぐ、隆兄とアケミさんの結婚式がある。私達兄妹からも改めてお祝いしようと、お祝いを持って、二人の家へ遊びに来た。
「何で聡もいるの?」
「僕もお祝いしたいからだよ。」
「これ、聡と買いに行ったんだ~!聡も少し出してくれたから、ちょっといいやつになった!」
そうなんだ……。
「ありがとう。隆兄のために。」
「だって僕のお兄さんだし。」
あ、うん。お兄さんみたいな人ね?
そして、聡はやらかした。
私達はその言葉を聞いて…………騒然とした。
「僕は、ミアさんを傷物にしました!だから、責任を取って結婚させてください!!」
「…………。」
「はぁ!?」
全員の声がハモった。
「傷物…………!?お前……ミアを…………うわぁあああ!!」
「祐兄、雅兄!隆兄押さえて!!」
「隆、隆落ち着け!」
二人はすぐに隆兄を押さえた。手慣れたもんだ……。
「ちょ、ちょっと待って!!聡、それ、言い方!!それ、みんな勘違いする!」
「勘違いって?」
「…………。」
その違いを誰も説明できなかった。
「どう勘違いするの?」
「それは…………その…………」
「聡君、それって、ミアちゃんと寝たからって事~?」
こぉらぁ~!アケミ~!この天然!!
「貴様!!ぶっ殺す!!絶対ぶっ殺す!!」
「ぎゃ~!何で俺!?」
押さえていた雅兄は逆に隆兄に取り押さえられていた。
「え?あ!別にそうゆう意味じゃないです。」
隆兄が息を吐いて、おとなしくなって座った。さすがアケミ!その笑顔が猛獣使いに見えてきたよ……。
「僕は…………ミアさんの命を危険にさらしました。だから……これからは自分の命をかけて守って行きます。」
「その言葉、信じられる訳がない!」
隆兄がそう言うと、雅兄が驚いた。
「それってやっぱり、ミアの傷は聡がつけたって事か!?そんなやつにミアはやれない!って、離せ~!」
「あ、悪い。つい。」
何故か祐兄は雅兄を取り押さえていた。
その混沌とした中、アケミさんが一言、言った。
「でも隆君、それでミアちゃんがいいなら、それがミアちゃんの幸せじゃない?」
アケミさん…………。
「まぁ、とりあえず、高校生だから、結婚とかは…………」
「じゃ、付き合おう!」
デジャブ…………!?あれ?前もこんなような事言ってなかったっけ?タイムループしてます?




