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閑話 水神捕縛隊

 ーー天界ーー


「いい? 奴を、必ず奴を捕まえて仕事場に戻すのよ?」


 ダイダとフィリアがいなくなった天界は大忙しだった。ダイダが作ったロボットはしっかりと機能し、仕事をしていたのだが、それがさらに周囲の天使のストレスになっていたのだ。


「なぜ、ダイダ様だけこの天界(ブラック企業)から抜け出すなんてあり得ない」

「ダイダ様の裏切り者め、必ず捕らえて仕事をしてもらうぞ」

「羨ましい、必ず八つ裂きにしてやる!」


 嫉妬、そして羨望により周囲の天使がストレスで爆発しそうになっていた。


 そこでフーがとった対策が、水神捕縛隊である。水属性天使・下位神で構成された特殊部隊を人間界へ派兵し、容疑者ダイダと協力者フィリアを捕縛するというものだった。

 ……なぜ派兵する人員が余っていたかというと、ダイダロボットが大活躍し、超高速で仕事をするため水属性天使・下位神が余っていたからである。本人達はワーカーホリックから解放してくれた上司に感謝していたが、周りからは嫉妬、嫉妬、嫉妬の視線を延々と浴びせられ、何かしなければと思っていたところなのでちょうどいいと考えたようだ。なお、仕事が入ってきて『ちょうどいい』と感じるところがもう手遅れな社畜になっていると言えよう。


「必ず捕まえて断罪して見せましょう」


 捕縛隊リーダーが敬礼し、そう断言した。


 しかし、フー率いる属性神は……


「いいえ、断罪しなくていいわ」

「え?」

「だって……」




仕事(死刑宣告)が彼を待っているもの」


 そう言った刹那、周囲にいた見送りにきた天使から


「「「うおおおおおおおおおっ!!」」」


 と、怒号が飛んだのであった。


「「「水神ダイダ様に仕事(裁き)を!」」」


 こうして、ダイダにちょっとした危険が迫っていた。



 ダイダ「さ、寒気が……今日は『風』が強いなぁ」

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