サボり神どもの戯れ
ーー天界・人間界ゲート前ーー
雄大な山々なと巨大な湖を背景に金色のゲートがある。その手前では3人の神にダイダとフィリアが対峙している。
「あなたの悪行はここまでよ! ダイダ!」
フーが叫ぶ。
「まだあなたが来てから1年半しか経ってないのよ!」
「悪行してねーしっ! それになんだっていうんだ! 俺の自由だろ! 俺はフィリアと人間界で遊びまくるんだ!!」
「欲を丸出しよ! そんなんで抜けれるとでも!? だいたい、属性神がいなくなったら、その属性の災害や歪みが人間界へ影響するのよ? 事の大きさわかってる?」
フーは怒っていた。下界のことをなにも考えていないと。
その時、青く腰まで延びる美しい髪をなびかせ、フィリアが反論に出た。
「ダイダ様はちゃんと考えられております! ダイダ様は属性神の仕事を勝手に行う擬人体技術を使ったロボットを作ったんですよ!」
ーー瞬間、空気が固まった
「ど、どういうことだ、それは?」
沈黙をしていたボルアが言う。見た目は30代のおっさんだが顔が鬼のような険しい顔をしているためフィリアが言葉に詰まる。
「簡単だよ。要するに......」
ダイダは言った。
「もう俺がいなくても勝手にやってくれると言うことさ」
「「「なんだとおおおおおっ!?」」」
3属性神の声が重なる。そして言ったのが、
「私にも作りなさいよ! ダイダ!」
「俺にも寄越さんか、水神よ!」
「私めにもお作りいただきたいですね、ダイダ様」
上からフー、ボルア、ホンである。
対してダイダは
「無理、あれ1個1年は掛かる」
さらっとかわす。
それでも騒ぐ3属性神に対し
「もう問題ないとわかったならさっさとよけろ!!」
と言った。だが返答が......
「抜け駆けは許さないわよ!」
「そーだそーだ」
「全くですね」
「ただの妬みじゃねえか!そこをどけ!」
刹那、湖から巨大な水龍がでてきて
「グゥゥガァアアアアッ!!」
「「「ぎゃあああ!」」」
3属性神は遥か遠くへ吹き飛ばされた。
「......フィリア」
「はい」
「......いこうか!!!」
「はい!!!」
こうして、天界から水神と水属性上位天使が去った。
フー「いいサボりになったわね」
ボルア「まったくだ」
ホン「羨ましいな、ダイダ様め」
この後、この3人は配下にリンチにされるのだかそれはまた別のお話ということで......。
これで序章は終了です。次回からいよいよ本章に入ります。また、更新ペースが早かったのは、序章を早く終わらせたかったからなので次回からはちゃんと日を置いて投稿していきます。今後とも『神様はワーカーホリック』をよろしくお願いします。




