表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
29/49

ダリアと魔道具街の隠者

遅れて申し訳ありませんでした。

ーー魔道具街ーー


真魔王ロルトルドとの戦いから3日がたった。フルに使った神力は回復し、いまはとある捜査をしている。


「『魔道具街の隠者』を見つけなければ……」

「犯人は絶対逮捕ですよね~」

「ダイダ様に迷惑をかけたんですもの。絶対許しません!」


ロルトルドを復活させた隠者を捕まえるために魔道具街裏通りを歩く。裏通りは治安は悪いとまではいかないが、表通りではやっていない商売が行われてたりする。


ーー


「ん?」


見つけた。前方、100メートル先でふらふらと歩いている。見た目は……


「見つけた……が、年齢は30代前半かな? 隠者とまで言われる実力者だからもっと歳を食ってると思っていたのに」


すると、そいつは俺に気づいたのか、凄まじい速さで襲ってきた。……って速い速い!? なんだこれ!


「ダイダ様! どうしましょー!」

「こ、このままではぶつかってしまいます」


様子がおかしい……これは……。


「呪術に掛かっている!」

「「え!?」」


「『聖域(センクチュリア)』」


すると隠者と思われる男はパタリと倒れ意識を失った。


ーー


「申し訳ありませんでした!」


10分後、隠者はスライディング土下座を決めてきた。


「「「え!?」」」

「私はもう、色々な魔道具を開発し、もう暇でしかたありませんでした。それで、ちょっとした試しに『ある人物』から借りた面白い魔道具というやつを使うと……自分が自分じゃないというか……憎しみの感情が増幅されました」


なるほど、呪術をかける魔道具だったのを上手くカモフラージュして隠者に渡したわけか。


「そのある人物とは?」

「はい、それは……えーっと……え、あれ?」

「どうした?」

「思い……出せません」


なるほど、だとしたら魔族だろうな。大方真魔王の配下だったものだろう。


「お詫びに魔道具街の隠者こと私、ピエールが魔道具を1つだけプレゼントさせていただきます。ただ、ダイダ様とフィリア様に見合うものはないかと……」

「じゃあダリアに渡してくれ」

「はい」


そうして渡されたのが、ブレスレット……?


「それは『念話のブレスレット』といいまして、これがあれば送りたいって思った人に話すことができます。ただし、ダイダ様とフィリア様は……もう使えますよね? 神様と大天使様ですし……」

「まあな、それよりもこれはありがたい。これで俺ら3人は皆、念話が使えるようになったな」

「はい! ありがとうございます!」


ダリアも喜んでるし、よかったよかった。


「また何かあれば、このピエールめが、出来る限り助力しましょう」

「ありがとな」


そうして俺達は礼と別れを告げて魔道具街から宿へと戻った。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ