薄氷の太陽
貴方が来てくれた
うれしい うれしい
自然と笑顔になれる
肩を並べて
テレビ見て
こんなことがあった
あんなことがあった
そんな近況を話して
2人見合って笑う
とても幸せで
とても滑稽な光景
夕方
作る夕飯は1人前
いつもそう
だって だって
貴方は泊まらない
日が暮れると
こことは別の
本当の”家”に帰る
太陽よ
お願い
もう少し
もう少しでいいから
沈まないで
この薄っぺらい
薄氷の幸せを
私に感じさせて
今はまだ
暗闇の孤独に
月の嘲笑に
耐えられそうに無いの