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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

マルディエルの親子

作者: uyr yama





胸から噴き出す血の奔流はとどまるところを知らず。

痛みと、そして妻を信じていた自分のバカさ加減に顔を歪めた。


「お父さん、お父さん、死んじゃやだっ」


それでも、あの男から娘を守れただけでも良しとするか。

妻とその浮気相手に刺された私の血にまみれ、衣服を煽情的に乱れさす娘の泣き声混じりの絶叫に、そう自分を慰めた。

ああ、力が抜ける。段々、なにも見えなくなってきた。

これが、死か……意識が、途切れ……


「親父っ! 親父親父親父……っ!!」


だけども、息子の声で、一瞬だけだが意識がはっきりした。

たぶん、これは慈悲だろう。

神が与えてくれた、ほんの少しの、慈悲。

せめて子供達に、最期の言葉を……


「静馬……綾を、頼むな……」

「ざけんなっ! ざけんなっざけんなっ、ざけてんじゃねーよ!」


パチパチと火の粉が舞う。

妻が火をつけたのだろう。

ああ、そうか。私のあやまちは、アイツと結婚したことだったんだな。

20も年の離れた、自由奔放だったアイツと……


「はやく、逃げろ……ここも、もう燃え落ちる……」

「お父さん、お父さんを置いてなんていけないよっ」

「ああ、そうだ! 俺が背負ってく! だから、ざけたこと抜かしてんじゃねー!」


涙声混じりの息子の怒声に、だが私は苦笑するだけだ。


「はや、く……にげ……は、や……く……」


もうすぐ定年間際の私が、こんな素晴らしい子供達の為に死ねた。

結構、いい人生だったんじゃないだろうか?

まあ、父が母に殺された子供達のこれからの人生は不安だけども。

だけども……きっと……幸せに……なって……


「親父っ!?」「お父さんっ!!」

「いき、ろ……し、あ……わ……せ……に…………」

「────────────ッ!!!!!」


子供達の悲しみの絶叫を聞きながら、意識が闇に落ちた。



















火の粉が、父の衣服を焦がしていく。

彼の子供達は、茫然と膝をつきながら、その光景を見続けていた。

息子は、高校を卒業し、大学への進学が決まっていた。

娘は、来年の受験を考えれば、憂鬱になって仕方ない、思春期真っ只中の中学3年生である。

2人とも、死んだ彼が40代の頃に、当時20才を過ぎたばかりの母と結婚して産まれた、彼にとって掌中の珠よりも大切な宝物だった。


だが、


「ねえ、お兄ちゃん」

「なんだ、綾……」

「疲れた、ね?」

「そう、だな……」


息子、静馬と、娘、綾。

2人は、父との間に血の繋がりはなかった。

その事実を父は知らない。


少し血液型等を調べれば解ることだが、このお人好しな父は、2人を自分の子だと疑ってはいなかった。

あの、奔放の母と、まったく外見が似ていない子供を見れば、少しぐらい疑ってもよさそうなものなのに。


それとも、本当は知っていたのだろうか?

知っていて、あれだけ愛してくれたのだろうか? 


もう、その答えは永遠にでない。

でも、父は、2人にとって本当に父親だった。


それだけは、真実だ。

だからこそ、疲れた。



静馬は、いつか必ず恩を返したいと、そう思っていた。

いっぱいの愛情を、いっぱいの愛情で返したかった。

浮気性の母なんかではなく、堅実で、誠実で、だけども厳しくもあった父に……



綾は、父が好きだった。

もちろん恋愛感情ではない。

でも、母なんかには勿体ない人だと、心底思っていた。

いつか必ず、そんな母を家から追い出し、父に相応しい人を見つけよう。

もしくは、ずっと私が傍にいるんだ。そう思っていた。



でも、もう叶わない。永遠に、永遠に……



だから疲れた。

もう、夢は叶わない。

恩を返せない。



父は、娘を母の愛人の手から守ろうとして死んだ。



でもそれは本当か?



静馬は、不意にそう思った。

もしかしたら、始めから父を殺すつもりだったのでは?

もうすぐ出ただろう退職金に、保険金。

軽く数千万円は出ただろう、その金。


それを一人占めするために、父を……


だとしたら、綾はそいつへのボーナスか?

はは、マジで笑えんぞ、クソババアッ!!


「綾、もう、行かなきゃ。逃げ遅れる」

「いいよ、お兄ちゃんは行って。私は、お父さんのとこにいる」

「アホか。親父が聞いたら怒るぞ? ってか、俺が殴られるわ!」

「でも、お父さん、こんなトコに置いてけないよ!」

「当たり前だ。俺が親父をかついでく。意地でも、絶対に、ここに置いて行くなんてしねー。俺らを育ててくれた親父を、絶対に……」

「お兄ちゃん、男のファザコン、キモイよ?」

「うっせー! さっさと逃げんぞ!」

「うん、そうだね。お父さん、私を助けるために死んじゃったんだもんね。そんな私が、死ぬ訳には……いかなかったね」


それに、復讐しなきゃな。

死んだら、復讐できないもん。


たぶんにファザコンだった静馬と綾にとって、父の復讐は絶対だ。


絶対、だ……ッ!!













父がもし生きていたら、こう言ったろう。

娘を助け、結構イイ気分で死ねたのは幸せだったと。

だからこそ、知らずにすんだのは幸いだったのかもしれない。

この後、息子と娘は、非道な手口で殺されてしまったのだから……


綾は囚われ、その綾を人質に静馬までもが捕まったのだ。


そして、惨劇が始まる。


身動きが取れないように縛られた静馬の目の前で、綾が下衆な男達の欲望の餌食となったのだ。


泣き叫ぶ綾と、それを見続けることしか出来ない静馬。

暴行はエスカレートしていき、綾を犯す片手間に静馬にも暴力が奮われた。

殴られ、蹴られ、生爪を剥がされ、指を折られ、手を折られ、足を折られ……

右目をくり貫かれた頃には、綾までもが犯されながら同じ目にあっているのに気づき、慟哭の叫びを上げた。


そして気づく。


そんな自分達を肴にして酒を飲んでいる女の姿に。


「ね、お兄ちゃん……」

「なんだ、綾……」

「こんどがあるなら、またお父さんのそばに……」

「ああ、そう、だな……親父……」


最期は足かせを嵌められ、漁船に乗せられ、海に投げられた。

綾も同じく、最期は静馬と共に……



ぶくぶく、ぶくぶく……


視界は、自分達で作った気泡でいっぱい。


暗い闇に白い気泡はどこか美しく。


楽しそうに哄笑する母の声を最後に。





────プツン────


と、途切れた。


















────奇跡なんて起きやしない


ならば俺が起こしてみせよう


愚かだった自分を失くし、大切な家族を守るためなら





────奇跡なんて起きやしない


だから俺はヤッてみせる


自身の力で……違う、親父と、家族と一緒に





────奇跡……もしもあるなら、私は今度こそアナタに幸せになって欲しい


……違う。ちがうちがうちがうっ


そうじゃない。待ってるだけじゃ、また繰り返す。


だから、今度の私は……きっと……

























今は昔。 


かつてこの大陸には、ローマイア帝国と呼ばれる統一国家があった。

しかし、貴族至上国家であったローマイアは、国家の柱である貴族達に、文字通り滅ぼされてしまう。

切欠は、大陸最東に位置する貿易港、イースタンを領地にするヴィネスコ・グラン・イースタン子爵である。


彼は外洋貿易によって得た莫大な富の多く用い、帝国上層部に賄賂を贈った。

ここまでならば、他の凡百の貴族と代わりはしない。

彼が他の貴族と違ったのは、求める物が帝国中枢に組み入る為の地位ではなく、この当時、殆ど返り見る者がいなかったローマイアの7つの騎士団。



皇帝一家を守る近衛騎士団。

帝都を守る黄華騎士団。

帝国中枢を守る黒塔騎士団。

北部を睨む緑玉騎士団。

南部を踏破する赤羽騎士団。

西部を支配する白毛騎士団。

東部を監視する青柳騎士団。



イースタン子爵は、自領がある地域に駐屯する青柳騎士団の騎士団長の座を望んだのだ。


不思議に思うかもしれない。


何故、騎士団長の座が、顧みられなかったのか? と……


大陸がローマイアにより統一されて300年。

平和な300年という時間は、騎士達を完全に過去の遺物としていた時代でもあった。

彼らは山賊や海賊を取り締まる集団としてのみ存在価値があり、外敵の存在しない騎士団は、ただの金食い虫な治安組織にしか過ぎなかったのだ。

だからだろう。誇りある貴族にとって、騎士など過去の遺物としか思えなかったのは。それが彼らの驕りであるにしても。


だが、ヴィネスコ・グラン・イースタンは違った。

彼はイースタンの『グラン』となって以降、外洋貿易に力を入れた結果、『外』の『世界』の広さを知った。

もしも、外の世界の国々が、船団を組んで我らが大陸に攻めよせて来たならば……

安穏とした平和に腐り、外を見ようとしない停滞したローマイア帝国など、一蹴されて終いだ。

彼はそう判断を下し、危機感を募らせる。

もっとも、彼の畏れる外の『国々』には、例え腐り、末期に近いと言えど、大陸統一国家であるローマイア帝国と戦争出来るほどの力ある国はなく。


結果的にはイースタン子爵の懸念は無駄に終わり、むしろ真実国を思っていたはずの彼の行動こそが、ローマイア帝国を滅ぼす切欠になったとは、なんの皮肉だろうか。



イースタン子爵の気高いまでの祖国への奉仕……装備を一新し、新しい騎士を育て、兵を募る。

いわば外敵の侵略からこの国を守るために、私財を用いた騎士団の拡張。



だが、他の諸侯はそう思わなかった。

彼の行動を危険視した諸侯達は、競い合うように兵を募り始めたのだ。

ある者はイースタン子爵と同様、騎士団を手中にすれば、ある貴族は負けじと更なる募兵を試みる。

力ある諸侯の軍は勢いを増し、力弱き貴族はそんな諸侯の傘の下に収まった。

そして、気づいた時には、ローマイア中枢の制御から離れ、もはや手がつけられない程に強大化してしまう。



黒塔騎士団団長ヴィストール侯爵。


黄華騎士団団長セラスタ伯爵。


緑玉騎士団団長ヴォルフ伯爵


赤羽騎士団団長マクダス侯爵


白毛騎士団団長ヴァーンミュール帝国騎士侯。


青柳騎士団団長イースタン子爵。


そして、ローマイア最大貴族の威勢でもって編成された諸侯軍が長、ジャニスト公爵。

 


後に7王国時代と呼ばれる初期に名を輝かす7人の王の誕生である。

ただ、ひとつだけ間違わないで欲しい。


この中で2人、



この事態を帝国守る藩屏として喜び、そして全てが終わった後で帝国の滅びを招いた己に絶望した……


ヴィネスコ・グラン・イースタン。


これから始まる物語の舞台となるだろうヴィストール王国の初代国王…… 


シャレイド・アヴァン・ヴィストール。



彼らだけは真に帝国の未来を案じていたことを。





……時代は加速する。



中小の貴族達の多くが、この7人の幕下に収まった頃、流石に帝国皇帝と中枢の重臣たちは事態を重く見ていた。

だが、これこそが時代の流れなのだろうと、最後のローマイア帝国皇帝は、


「ふんっ! 余の代に滅びるか……これも天命というものよ……」


無能な自らを嘲笑ったらしい。


そしてイースタンが青柳騎士団団長となってから13年、それは遂に起きた。

帝都守備騎士であるはずの黄華騎士団が、皇城に奇襲をかけたのだ。

だが、そこには唯一諸侯の手に落ちていない近衛騎士団があった。

彼らが城を……皇帝一家を守っている間に、ヴィストールの黒塔騎士団が駆け付ければ何とかなるはずだった。

しかし近衛騎士団は黄華騎士団にすぐさま降伏。

皇帝と皇太子、皇太孫を含む全てのローマイア皇の血筋を……断った。


セラスタ伯アグネイドは宣言する。


ローマイア帝国の滅亡と、セラスタ王国の興国を!



この事態に怒り狂ったヴィストールは、すぐさま挙兵し、帝都に攻めよせる。

だがそこにはすでにセラスタ伯……セラスタ王の姿はなく、城中の財宝を持ち去られ荒れ果てた帝都の姿と、そこの守備兵と化した旧近衛騎士団の姿のみ。


ヴィストールは卓越した指揮で旧近衛騎士団を殲滅。

勢いに乗ってセラスタ領まで攻め入ろうとするも、糧食と兵の疲労が限界に達したことを受け断念。

帝都を自らの保護領として宣言し、後にセラスタ王国に対抗するため、最後のローマイア皇帝の娘を妻に持つ者として、ローマイア正統王国の初代国王を名乗った。

……ただ、彼の死後ではあるが、彼の息子である『ヴィストール王国2代国王』は、シャレイドを国祖……ヴィストールの初代国王として奉った。

古きを捨て、新しきを始める。それが2代国王の宣言である。

結果、ローマイア正統王国の名は歴史の闇に消え去り、誰も知ることのない幻の王国の名となってしまう。


閑話休題……



セラスタに続きヴィストールまでもが『王』を名乗ったことにより、ジャニストを始めとする諸侯達の多くが、王を名乗り始めた。

大では先にもいった各軍団を膝下に収めるヴォルフ、マクダス、ヴァーンミュール。

臣下達や、幕下の貴族に押されるように、やや遅れてはあるがイースタン。

他にも野心ある中小の貴族達までもが王を名乗った。

もっとも、中小貴族の大部分は『7王国』の威勢に瞬く間に飲み込まれ、後の時代……『マルディエルの親子』が活躍する頃には、ほぼ滅亡してしまっていたが。


 


ともかく、こうして戦国時代とも7王国時代とも呼ばれる戦乱の時代が到来し…………150年の時が流れる。


この150年間でおびただしい量の血が流れ、大陸の総人口は3分の1まで減少した。

終わりの見えない戦乱の時代は、人々の心を荒廃させ、先の見えない明日に絶望させる。

人々はただ嘆きの声をあげるだけで、ひたすら終わりの時を待ち続けるだけだった。

そんな時、ヴィストール王国に名高き武の名門、マルディエル伯爵家に、一人の赤子が誕生する。


赤子の名を、アーデリィード。


当時のマルディエルのグランと、ヴィストールの王女との間に産まれ、直ちに後継ぎの証たる『アヴァン』を与えられた。

武の一門に生まれながら武の才は一切なく、むしろ従兄弟にあたるシーズウェルの方がマルディエルの血が濃く、武に関して才を見せつける。

だが、母の身分は別としても、誰もアーデリィードから『アヴァン』の名を奪おうと思わなかった。

武の才はなくとも政の才は凄まじく。商の才まで持ち合わせ、何より人を使う才が果てしない。

自然と彼を中心にマルディエル家がひとつになり、彼に次ぐ跡取り候補シーズウェルが『父』と呼び慕う段に至った時、アーデリィードにとっての運命が始まった。


「親父……だよな?」

「もしかして、静馬か?」


そんな2人の初顔合わせは、アーデリィードが8才、シーズウェルが6才の時である。


「ごめん、親父……オレ……」

「何を謝りたいのかはともかく、6才の幼児がそんなセリフ吐いても違和感だらけで気持ち悪いだけだぞ?」

「……うっせ。クソ親父っ!」

「うん、この憎たらしい言い方。間違いなく静馬だな」


わはははは、とアーデリィードは子供とは思えない老成した笑い声を辺りに響かせ。

シーズウェルも、一瞬きょとんとした後、釣られるように大笑いした。



傑物と呼ぶに相応しい政治力を見せるアーデリィードと、それを剣で支え続けたシーズウェルの仲は、終生朗らかで家族的な物だったと伝えられる。


































2人しかいない執務室の中、男は、ふぅ……と心底疲れたため息を吐いた。

彼の名は、アーデリィード・グラン・マルディエル。

ヴィストール王国に名高い、マルディエル伯爵家の家長である。

彼は齢12にして父を戦で亡くすと、王の命にて伯爵家を継いだ。

若すぎる伯爵の誕生ではあったが、王国内にて、かの伯爵家の心配をする者は皆無であった。

10年後の今、マルディエル伯爵家の隆盛を見れば、それが事実であったと誰でも理解できる。


そんな、マルディエル家の傑物と呼ばれる彼には秘密があった。


それは、前世の経験である。


お人好しなんてハンデを背負いながら、一流企業の専務クラスまで上り詰めたサラリーマンとしての経験。

とは言え、政治的には傑物な彼も、今生の父とは違って武略はなかった。

彼はそのことに、重いため息を吐いたのだ。

自分ではなく、年下の従兄弟を戦場に出さなければならない。



クソ、俺に剣の才能が一欠けらでもあったのなら、アイツを行かせはしないのに……


「ば~か。親父は王宮で政治を司り、俺はマルディエル家の武として、親父の代わりに剣を取り戦場に出る。役割分担ってやつだよ。気にすんなって」

「でもな……」

「安心しろって。俺は死なねーよ、親父。だから命じろよ。いけ、ってな」

「……シーズウェル・アヴァン・マルディエル」

「ハッ!」

「ヴィストールが怒り、セラスタに叩きつけろ!」

「ハッ! 命、確かに賜りました。つきましては家長グラン

「……なんだ。必要な物があるなら早く言え」

「我が妹を、ヨロシク」


ニヤッと笑い、執務室の扉を開けるシーズウェル。

すると、「わわわっ」と驚いた声を出してよろめきながら室内へと倒れこんでくる彼の妹。

「えへへ」と誤魔化す様に笑い、「お父さんっ」と満面の笑みでアーデリィードに抱きついた。

「ったく」と苦笑しながらも、しっかり彼女を抱きとめる。


そして、執務室は暖かい笑い声に包まれた。







マルディエル伯アーデリィード22才。


伯爵家の軍権を握るシーズウェル20才。


そして、その妹、アーニャ16才。


2人の兄妹はどうしてだろうか?


心から慕う年長のアーデリィードを『父』と呼び慕ったという。



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― 新着の感想 ―
[良い点] 妹は再会できなかったのか……と思ったら最後に出て来た所 [気になる点] 生物学的に母に分類される存在が下衆過ぎて父子が可哀想 [一言] 母親はヤクザかなんかと繋がりでもあるんでしょうか? …
[良い点] 前世での描写は納得できるところ。欲望のまま自分の子供も顧みない。遺産のことを考えると子供は邪魔で、始末ついでの手下へのボーナス。見て居る方はストレスに感じるがそれをあえて放置しているのは正…
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