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部活動大戦~山田優と雑談部と部活動大戦4~ あとナレーション交代

クレア部長は過去の話を始めました……。

てか、サブタイのナレーション交代って!?

……1年前、あの人は弓道部にいました~。


―1年前―


「おぉ!!またド真ん中だ!!」「まじかよ!!9回連続だぜ!!」「さすが東宮姉妹だわ!!」


周りのざわめきの真ん中には、二人の女性がいた。


「……、やりますね、お姉さん……。」


「ふふ……、あなたもね♪」


紅葉は当時、弓道部に居た。ちなみに今の状況は姉の東宮桜とうぐうさくらと部長の座をかけて勝負していた。


「……次が最後の一本だよ!!二人とも準備はいい?」


当時の部長に促され、二人は弓を構えた。


『ヒュッ!!』


風を切る音が響き渡り、二人の結果は――


――桜が左よりの真ん中、紅葉がほぼ完全な中央に矢が刺さっていた。


……よし!!


紅葉は勝利を確信した。


……ついに、ついに姉さんを超えた!!


今まで姉さんにはずっと負けていた、そんな過去を紅葉は思い返していると、


「……ハイ、お疲れ様。結果は明日報告するわね。」


弓道部部長にそう言われ、二人は解散した。



―翌日―



弓道場には、弓道部部長を囲んで、桜と紅葉とその他部員が集まっていた。


「来年度の部長は――」


部長の前で紅葉はドキドキしていた。


……私の名前が呼ばれる!!!


そう思っていた、しかし


「――東宮桜!!!!」


「え……。」


――呼ばれたのは、姉のの方だった。


……何で……姉さんの名前が……。


紅葉は絶望した。


……何で何で何で何で何で、何で姉さんの名前が!!!!!


そんな時、桜が心配した表情で、


「紅葉……。」


腕に触れた時だった。


「触らないで!!!!!」


紅葉は桜の手を激しく振り払ったのだ。


「いつだって!!!いつだってそうだ!!!」


いつもの穏やかな顔とは一変して、紅葉の顔は怒りに燃えていた。――まるで鬼のように。


「いつだって姉さんは評価される!!!いつもそうだった!!!」


「……も、紅葉、落ち着いて。」


うろたえている姉をよそに、


「うるさい!!姉さんには私の気持ちなんてわからないんだ!!!自分の得意なことだって思えたことに

だって姉さんにはまた負けた!!!」


紅葉は、怒りにまかせ言葉を続ける、


「何で部長は姉さんを選んだんですか!!!」


部長は静かに言い放った。


「――あなたは部長にふさわしくないからよ。」


その言葉を聞くと、紅葉の目の前は暗闇に覆われた。


「……、もういい……。」


「え……、紅葉……。」


姉の心配そうな表情を無視し、紅葉は言った。


「私は、弓道部を辞める……。」


「も、紅葉!!そんなこと――」


姉の言葉を遮り続けた、


「私は、アーチェリー部を作る。もし私についてきたい奴がいたら一緒に来たら?」


そう言って、紅葉は道場を出て行った。


「……、私、紅葉先輩の方が部長にふさわしいと思います……。」「……俺も……。」「あたし

も……。」


次々に部員が道場を出て行った、その数は弓道部の半数ほどだった。


桜は、


「部長……、放っておいていいんですか……?」


部長に聞くと、


「……放っておきなさい、したい人は好きにしたらいいわ。」


――こうして、アーチェリー部が出来上がったのだ。


―現在―


《体育館・雑談部》


……そんなことが……。ん?このナレーション誰?


わたしは作者です。今度からあなたに代わってナレーションをします。


……え!?私の役割は――


とにかく交代です。


……、無理やり変えられたような……。


「おい優、どうした?」


「ふぇっ!?」


いきなり肩をたたれたため変な声をあげながら現主人公の山田優はとびはね――


「長いわ~!!!!」


……ツッコんでしまった……しかも大声で……。


「ほ、ほんとにどうした優!!!」


「な、何でもないよ!!別に何でもない何でもない!!」


メアリに心配され、全力で首を振る優。


……ちょっと!!私のこと変に言わないで下さいよ!!!


作者に逆らうのか?出番減らすぞ?


……ただでさえ減らされたのにのに!?


まぁ、話を続けよう、


「と、いうわけなんですよ~。」


話を終え、クレアはどうでしたか?と、続ける。


「……、なるほどな……。だけどな……、」


「はい~?」


「奴が変わった理由じゃなくてどんな奴か聞きたいんだよ!!!」


「あ、それなら、冷徹で残忍で仲間でもすぐに切り捨てるような人です~。」


「短いな!!おい!!」


メアリのツッコみを笑ってかわすクレア、


「ま、とりあえず弓道部は狙わない方がいいですよ~。」


「……、何でだ?」


メアリの疑問にクレアは、


「まぁいいですから~。」


と、かわすだけだった。



……、と、いうか私の仕事が……。

いかがでしたでしょうか?

今回は話が長くあいてしまいすみません……。

いろいろと忙しくて打てませんでした(汗)


今回からナレーションはボクに変わります(*^_^*)

長い目で見ていてくださいね☆


ではでは~(^_^)/~


※アドバイス等ございましたらお願いたします。


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