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二〇〇七年 六月二二日 Ⅲ

 

 授業中に、航大の携帯電話が短く震えた。

「?」

 学校で携帯電話が鳴るようなら没収されるため、学校ではバイブに設定しているのだ。バイブの音が周囲に聞こえないように急に震えだした携帯電話を手で押さえながら、航大はポケットに手を入れて、携帯電話を取り出す。

 すると携帯電話にはメールがきていた。

「誠から?」

 携帯電話にきたメールは誠からだった。

 授業中にメールを送ってくるなんて、と航大は思いながらもそのメールを開いて読む。開いたメールの内容は、



『おっす! 思い出したんだけど、今週末市内でお祭りがあるだろ? それにみんなで行こうぜっ。食堂でも話したけど、希が来てからみんなで遊びにいくなんてまともにしてなかったからな。

 五時に駅前集合な。あと、みんな浴衣で来ること!』



 というものだった。



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