その時っヲタたちは見た!
オチにホラーを持って来ました。
ジージー。
夜中、環は虫の音で目が覚めた。
月明かりと満天の星が煌めく。
ぼんやり眼で外へでて、なんとなくプールサイドを歩く。
「うわあ、綺麗」
思わず彼女は呟く。
それは蛍のような小さな光が、あたりを舞っていた。
楽しかった今日の熱気が身体に残っている。
「泳ごうかしら・・・いいよね」
環は服を脱ぐと水着姿になって、プールへ入った。
そこへじりじりと忍び寄る影が二つ。
「はっ・・・発見でござるよ」
「ま、まさかっ!」
「その、まさかでござるっ!メジャーでびゅーを控えた、正真正銘の真性アイドル、柳川が生んだスター、我らが育てあげた!ちぇんじマイライフZのリーダー兼、モエモエきゅんきゅんパラダイスの環たそですぞ」
「おおおおっ!噂を嗅ぎつけ沖縄くんだりまで来た甲斐がありましたぞ」
「それな、それなでござる~」
「歓喜昇天ですな」
「この高性能ナイトスコープで、環たそのナイスバディをご照覧~」
「拙者も負けじと、この超精密望遠カメラで激写熱写感謝でござる」
「しかし、この背徳感・・・拙者のジャスティスが・・・」
「氏よ。人は天使でも悪魔にならざるを得ない時があるでござる」
「それが今と!」
「然り!」
「今、環たそのご尊顔及び拝謁及び美しき女神の肉体を見ずにして三途の川は渡れないでござる」
「そうきますか」
「そうきますとも」
「あの五月蠅いジャーマネがいない今が好機」
「あやつには何度orzさせられたことか」
「倉野マネorzしろい」
環はひとしきり夢中でクロールで泳ぎ、ゆっくりと、プールからあがる。
「キタコレであります!」
「美肉体激写、拙者、接写」
「待ちに待ったキボンヌ到来」
「夏到来、女神降臨」
「感謝、陳謝、激写」
「わっしょい!わっしょい!もえもえ祭り、おいしくなーれ」
「いざっ!」
「ん?」
振り返った環の姿は・・・。
青白く、肉が溶けかけていたゾンビィの姿だった。
「ぎぃぃぃぃぃぃやゃややややぁぁぁぁぁぁぁ!」
腰砕けとなって這って逃げまどうヲタ達。
「?」
全然怖くない?
そだねー(笑)。