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普通の高校生、異常の始まり
初投稿です
俺は、恐らく平凡に生きて平凡に死ぬんだなと思っていた。俺の家族は両親と兄貴、妹を合わせた五人家族だった。だが両親は俺が幼い頃に交通事故で他界した。その後叔母夫婦に引き取られたが、正直仕方なく引き取った感が強かった。兄貴はいつからか俺や妹に関心が無くなり、妹は昔は懐いていたが、反抗期なのか知らないが、今では俺の事を嫌っていて、よく暴言や暴力が飛んできた。だがそれだけである、特に虐待を受けてる訳でも、いじめを受けてる訳でも無い。特徴の無い普通の18歳の男子高校生である。
つい、さっきまでは
「は……?」
足を滑らせて、何かの穴に落ちた。そこまでは分かった、運が無い、よくある事だ……突然目の前に森が出現しなければだが。
「ここ……何処なんだ……?」
安藤玲真、何処にでもいるような普通の高校生、そんな普通な青年は……この世で一番普通じゃない、異世界に転移するという事態に巻き込まれたのだった
初めてこういう小説を作ります。ガバガバになるかも知れませんが、温かい目で見てください