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家
「ここが体育館で、ここが訓練場、ここが…これで全部かな。」葉由は、恋斗に20以上ある教室、部屋を案内をした。
「他に何か質問とかある?」「無い。」葉由が質問すると恋斗は、ぼそっと答えた。そして2人は、玄関に向かった。「巻風君は、どっち?」「右」「じゃあ私と一緒だね。」2人は、帰る方向が一緒だったので一緒に帰ることにした。驚くことに2人の家は、一緒だった。「えっ!巻風君ってこの家だったの?!」「新上さんもここだったんだ。」恋斗は、葉由が居候している家の人とは、親戚で恋斗の親が今大変な状況なのでこの家に預けられたそうだ。
「あら、2人とも一緒だったのね!恋斗の荷物は、2階の角部屋に置いて置いたから。」錦真由美がそう言うと恋斗は、コクんと頷いて2階へ上がって行った。