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夏生詩集3

錯覚の午後

作者: 夏生

たたみかける

つらいことを抱えながら

何もいえず

唇噛んで泣いてそれだけで


ひとりでは生きられない

それなのにどうして

さよなら、も言えない

別れがあるのか


かなしみ忘れたと錯覚の午後

夜になればずっしりとあの瞬間が!

消えゆく背中に手をのばして

振り返らないあの人の名を叫ぶ


生きることは何度も出会い別れること

こんにちは、も、さよなら、もない

引き合わされた

引き離された

瞬間があるだけ


何度目でもう慣れたと

もう平気だと言えるのか


たたみかけるつらいことを

抱きしめられたら

抱きしめられたら




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― 新着の感想 ―
[一言] 夏生 様 夏生様 ご無沙汰しております。久々にお邪魔させて頂きました。 相変わらずの感想下手ではありますが、私はこの作品が大好きです。 素敵な作品をありがとうございました(^-^)…
2014/07/15 16:10 退会済み
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