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コウホネ

作者: 大矢田 哉斗

コウホネは花です。

この話の大体のまとめ。

 あれ、アケビの花ってどんなんだっけ。


「……あー、」

「ん、なに」

 中庭を歩いている途中で何かを思い出したように口をあけた理子さんは私の問いなどまったく聞こえていないようだった。理子さんはすこし変わっていて、いや、変っているのはほんとうにちょっぴしの事だからあんまり変わっているとは言わないのかもしれない。

「ゴハン。食べたくない? カンナ。学食とかじゃなくてさ」

「……別に、だなあ」

「そっかあー」

「理子さんさっき購買で買ったパン食べてたよね? まだ食べるの? あれ結構大きかったのに二つも食べたよね?」

 前述の通り、彼女は少し変わっている。たまに今みたいな事を呟いたりする。そのたびに私は少しだけ考えて(主にうわ、理子さんまたかよ頭は大丈夫かよ、とかそういう事だ)、当たり障りのない返事をする。大体返事に困ることばかりだからだ。

 

 理子さんは別に私よりも歳が上だとか先輩(人生とか)だとかそういうのではなくて、何というか私が勝手にさん、を付けて呼んでいるだけ。むしろ私の方が誕生日早いし。

「莫迦だなカンナ。今食べる訳ないじゃん。莫迦だなカンナは、なー?」

「なんで二回いったの、あとそうやって知らない生徒にいきなり話しかけるのやめたほうがいいよ割とマジで」

「なんで?」

「私も同類だと思われるから」

 あはは。てめー殺すぞ、とか聞こえたようなないような。

 まあそんなことよりも、今日は雲があんまり無いもので、お日様が元気にコンニチハーをしている。天気が良いというやつだ。こんな日は、そこらにあるベンチに座るか、そこらに生えてる木の下で少しじんわりと汗をかいた肌にまとわりつく風を感じるとか、そういう事をしたい。

 意味もなくそういう事考えちゃう年頃なのだ。


「理子さん」

「無視かてめー」

「私理子さん好きだよ」

「え、いきなりそういうのきもちわるい」

 やだ、真面目なかおしてそういうこと言わないでよ、カンナ、あんまり天気いいから脳みそやけたんじゃない?

 いいえそんなことはありませんけどね。非道い事を抜かすなこいつ。

「なんか分かんないけど言っておかなきゃ、死ぬかもしれない。と、思いましたので……」

「今日死ぬの?」

「うん」

「やだよーだめだめ。理子を置いてしんじゃだめー」

「じゃあ一緒に? 理子さん死んだらいろんな人が後追いしそうだけど」

 誰が後を追うの? 隣の席のなんとか君とか、さっきすれ違った人とか、まあいろいろだよ。はあ、分かんないけど理子はカンナいないなら全部一緒だよ。それこそいきなりそういうのきもちわるいよ。てめーまじ殺すぞ。


 それでいいよ。私理子さんになら殺されてもいーよ。ねえ理子さん。

「いーよ」

「ごめん嘘。嘘だよ」


「理子もね? カンナは好きだよ」

「ふうん、」



 ――――あなた、何をみつめてるの?



「理子さん」

「もうなに、そろそろうっとうしい」

「屋上いこーよ。飛び降り自殺のまねっこしにいこ」

「……まじに脳みそやけて……」

「やけてねーよ」


「あ、理子さん理子さん、」

「もーなに」

「アケビって何色だったか思い出せないんだけど、知らない?」

「……理子それ初めて聞いた」

「あ、そ」




_


これこっちに書くんや。


とりあえず何もないのさみしいからてけとーに書きおろしてみただけです。

さわやかな百合になっちったのでその方向でサクサクと。

ちょーーーーーー短いので読むのはやいですね。

理子って名前をつかいたかっただけです。彼女が見つめているものは



ありがとうございました。

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