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プロローグ
おはこんばんにちわm(*_ _)m
薄い暗闇の中。
1人の男は、二人の赤ん坊を前にその指を小さく動かした。
すると暗闇に混ざるように黒色の大きな魔法陣が姿を現す。
男は言った。
「今宵1つの魔力は分裂し、お互いを破滅し合うであろう。偉大なる黒魔術によってそれは現実となる。そして、私が片割れを見た時、私は全てを思い出す」
黒い魔法陣が小さく光り、その微かな光は二人の子を包み込む。
男はにんまりとしてその様子を見つめていた。
暫くすると光は消え、満足した男は血まみれの腕で一方の赤ん坊を抱え、夜の街へと消えていった。
時計の針は12時を指していた。
よろしくお願いしますm(*_ _)m