作中登場キャラクター紹介~その1~
そろそろこの作品に登場するキャラクターが多くなってきたので…
キャラクター紹介を、本編の合間にはさんでいこうかと思います。
何度かに分けて投稿していきます。
追加でキャラクターを登場させたなら、また追加でキャラ紹介を投稿していこうと思います。
キャラクター紹介
・高宮 涼羽(たかみや りょう)
このお話の主人公。
現在十七歳の、高校三年生。
性別は男…なのだが、どう見ても中学生くらいの美少女にしか見えない容姿の持ち主。
しかも、非常に母性的で誰にでも優しく、控えめで恥ずかしがり屋で大人しいといった、まさに大和撫子な性格。それでいて、自身を向上させようとする意思の強さは並大抵のものではない。
料理含む家事全般は、もうどこに出しても恥ずかしくないほどの出来。
コンピュータが趣味で、現在様々な技術を独学で身に着けていっている状態。
学校の成績は上から数えたほうが早く、全教科満遍なくいいと言えるレベル。
何気に身体能力は高く、見た目からは想像もつかないほどの力がある。
・高宮 羽月(たかみや はづき)
涼羽の実の妹。
現在十四歳の、中学三年生。
兄の涼羽と同じ造りの顔を、もっと幼くした美少女顔。
加えて、非常に小柄なこともあり、小学生くらいの美少女にしか見えない容姿。
性格も幼い感じが抜けず、非常に甘えん坊で、しかも人見知り。
兄のことが大好きで大好きでたまらない、筋金入りのブラコン。
学校の成績はトータルで見ると優秀だが、実習系の教科は苦手であり、教科ごとでやや偏りがある。
家事全般はろくに取り組んだこともなく、非常に苦手。
運動音痴で、体を動かすことが苦手。
・高宮 翔羽(たかみや しょう)
涼羽と羽月の父親。
現在四十三歳で、会社では一部門の長として、日々奮闘している。
180cm半ばほどもある長身に、筋肉質だがスマートな体型。
顔も整っており、イケメンと呼ばれる分類に入る。
どう見ても二十台半ば~三十台前後くらいにしか見えないほどの若作り。
性格は一途な不器用者だが、周囲に対しては意外と融通は利く。涼羽の父親だけあって、向上心は人一倍。
割といろいろなことを器用にこなせるが、突出していると言えるものはなく、どちらかと言えば器用貧乏。
今は亡き妻、水月への想いは今なお強く、その愛情がそのまま涼羽、羽月に向けられている。
その為、再婚の意思は現時点は微塵もなく、その容姿ゆえに言い寄られることも多いが、全てそでにしている。
・高宮 水月(たかみや みつき)
涼羽と羽月の母親。故人。
享年二十七歳。
息子である涼羽、娘である羽月の容姿は、母親である彼女の容姿を色濃く受け継いでいる。
年齢不相応な童顔美少女顔に、小柄ながら女性として美しいと言えるスタイルの持ち主。
生前は、二十台に入ってからも、高校生くらいによく間違えられていた。
性格はおっとりとしていて恥ずかしがりや、それでいて非常に母性的。
非常に家庭的で、家事全般は得意中の得意だった。
もともと、恋愛には奥手だったが、高校の先輩であった翔羽に一目惚れされ、その一途なアタックに想いを感じて、交際が始まった。それから七年の歳月を経てゴールイン。
もともと身体が弱かったこともあり、一人目である涼羽を生んだ時に相当の負担がかかっていた。
そのため、弱かった身体がさらに弱ってしまい、それを隠して、二人目である羽月を生んでしまったが為に、その短い生涯を閉じることとなってしまう。
・佐倉 柚宇(さくら ゆう)
羽月の中学のクラスメイトで、柚依の双子の姉。
現在十四歳の、中学三年生。
少し赤みのある茶系色のショートヘア、くりっとした丸い瞳、ツンとした小さく可愛らしい鼻、ぷりっとした綺麗な唇。前髪の分け目が顔の右側にある。
羽月ほどではないがかなり小柄で、控えめだが確かに存在感のある胸、ほっそりとした感じだが形のいい脚といい、スレンダーという言葉が似合うスタイル。
性格はおおらかで、ゆるい感じがあり、笑顔よしの女の子。
羽月のことが可愛くて、ついつい構いたくなってしまうため、学校では常に羽月と行動を共にしている。
偶然、自身の中学の前を通りかかり、羽月にべったりと甘えられていた涼羽を見てから、涼羽のことが非常にお気に入りとなってしまう。
実際に涼羽に甘えさせてもらってからは、ますます涼羽のことが好きになってしまう。
羽月の中学に存在する涼羽のファンクラブ的な、『羽月ちゃんのお兄ちゃんに甘え隊』の創始者であり、会長。
ちなみに、性格や好みまでそっくりな妹のことは大好きで、常に行動を共にしている。
・佐倉 柚依(さくら ゆい)
羽月の中学のクラスメイトで、柚宇の双子の妹。
現在十四歳の、中学三年生。
少し赤みのある茶系色のショートヘア、くりっとした丸い瞳、ツンとした小さく可愛らしい鼻、ぷりっとした綺麗な唇。前髪の分け目が顔の左側にある。
羽月ほどではないがかなり小柄で、控えめだが確かに存在感のある胸、ほっそりとした感じだが形のいい脚といい、スレンダーという言葉が似合うスタイル。一卵性の双子なだけあって、姉の柚宇と瓜二つと言えるほどそっくりな容姿。
性格は姉同様、おおらかで、ゆるい感じがあり、笑顔よしの女の子。
姉の柚宇と同じように、羽月が可愛くて、学校では常に羽月と行動を共にしている。
偶然見かけた涼羽のことが非常にお気に入りになってしまうのも、その後実際に涼羽に甘えさせてもらってから、ますます涼羽のことが好きになってしまうのも、姉と一緒。
『羽月ちゃんのお兄ちゃんに甘え隊』の創始者であり、副会長。
性格、好み共にそっくりな姉のことは大好きで、常に行動を共にしている。
・柊 美鈴(ひいらぎ みすず)
涼羽の高校のクラスメイト。
現在十七歳の、高校三年生。
幼さの抜けきらない、整った造りの美少女顔と、それに対してアンバランスな、女性としての魅力に溢れたスタイルの持ち主。身長は平均より少し低いくらい。
性格は少し子供っぽいところがあるが、割としっかりもの。自分のしたいことに関して努力を惜しまない努力家なところもある。人懐っこく、人見知りをしないため、割と誰とでも仲良くできたりする。
趣味は料理で、現在涼羽にたまに教えてもらいながら、自宅で手伝いをすることで、少しずつ上達していっている。
涼羽の持参の弁当を見て、その出来のよさに興味を持ったのがきっかけで、涼羽と接することとなる。
そして、半ば押しかける形で涼羽の家に行き、涼羽の本質に触れたことで、涼羽に対して妄信的な愛情を抱くようになる。
涼羽のこととなると非常に独占欲が強くなるが、涼羽の妹である羽月以外には自分の方がアドバンテージがあることを理解しているため、あまり慌ててはいない様子。




