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ん……から始まるライトノベル  作者: 桜木姫騎
3/5

クレイジーヘッド

 アメリカのとある州で、友人に呼び出された男が友人の自宅へと向かう。

自宅へと就くとソファーに座っていた友人は、


「今から面白い物を見せてやるよ!」


 と言い、近くのテーブルに置いてあった拳銃の銃口を自身の頭に押し当て

引き金を引いて自身の頭を撃ち抜いた。


 あまりにも一瞬の出来事に戸惑い止めることも出来なかったが

次の瞬間、


「イリュージョン!!」


 頭を撃ち抜いて死んだ筈の友人が叫んだ。

友人曰く、車に轢かれて自殺して死んだと思ったが

どう言う訳か蘇り、その後何度死んでも蘇ると言う。


 そして友人は、男にポケットナイフを持たせて

自身の心臓を突き刺せと言い、

男は最初は嫌がるも手首を掴まれて半ば合意に友人の胸を刺した。


 すると友人は、更にナイフを抉るように要求する。


 その後男は友人と色んな危険な事を行った、

建物の屋上から紐無しバンジーで飛び降りたり遊び感覚で、


 (やが)て二人は、もっと派手な事をしたくなり

SNSのライブ配信で、縛られた友人をチェーンソーでバラバラにする

スナッフフィルムを撮影する事を思い付く。


 チェーンソーでバラバラに切り刻み終わっても尚、

何時ものように「イリュージョン!!」の掛け声を上げない友人を心配して

肉塊となった友人を差すって確認するも返事が無い。


 その時、男は友人を殺害したこと以上に恐ろしい事に気が付く、

自分が人を殺す事に何の躊躇も罪悪感も感じていなかった事に。

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