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Wonderful Planet ~弱体化されまくった銃使いで頑張ります!~ Ver1.0  作者: ハーメルンホイッスル
冒険への準備編
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次の街を目指して!

アトリエシリーズの メル〇のアトリエを見ながら作業しているのですがフ〇ナさんの ち/ち がすごくて20%の作業スピードが上がる バフが掛かる! そして腰痛のデバフで作業スピードが -30% ですが・・・


ラインっぽい文章に挑戦してみました。一応、それっぽい形にしていますが、なんかおかしいと思った方は、設定をいじることをオヌヌメします。


時間がかかりましたがそれではどうぞ~

 

「こんにちはー!錫鉱石取ってきました!」


「ソウルか!ちょっと待っててくれ!」


 親方が大きな塊を金づちで叩き、一本の大剣を作っていくときりのいい所で手を止め、ソウルに顔を向けた。


「待たせたな!受け取ろう」


 鉱山から取ってきた錫鉱石を渡し、頼まれていた事を終えた。


「ご苦労さん!取って来てもらって悪かったな」


「いえ、弾を譲ってくれたのでこの位問題ないですよ!」


「あの弾はな、銃の試射用にここから東に行った所にある街の銃士ギルドから取り寄せたんだが、銃使う奴がいなくなっちまってな…銃を作っても買う奴はいないし、ホコリを被ってたって訳だ、気にせずどんどん使ってくれ」


「ありがたく使わせてもらいます」


「おう!じゃあ、またなんかあったらいつでも来な!」


「はい、今日は本当にありがとうございました」


 挨拶を済ませ鍛冶ギルドを出ると、FDVR機の警告音が鳴りログアウトをした。





「トイレトイレ―っと」


 一階のトイレで用を済ませ小腹が減った総一郎は、冷蔵庫を開けて何か食べられる物を探した。


「あれ?総ちゃん?つまみ食い?」


「ちょっとお腹が減って‥・」


「そう…じゃあこれ食べる?食べかけだけど…」


 袋の開いたポテトチップスやスルメイカ、チョコ菓子などいろんなものが、リビングにある座卓の上に散乱していた。


「姉さん…食べきれない分を大量に開けるのはどうかと思うよ?まぁ食べるんだけど…」


「いや、しょっぱい物食べた後甘いものが食べたくなってまたしょっぱい物食べたらいつの間にか…」


「また母さんに怒られるよ?…もぐもぐ…」


「欲望が止められない…怒られると分かっていてもやってしまう…人間は愚かね…」


「姉さんの意見は少数派だと信じたいよ…これおいしいな…後で買っておこう…」


 次々に胃の中にお菓子を入れていき、あっという間にすべて平らげた。


「それにしても…よく入るわね…あれだけ食べても晩御飯まで平らげるんだから太ってもいいのに…そんな様子もない…」


「…健康診断で引っかかったこともないし、ダイエットなんかもしたことないね」


「太らない体質が憎い…憎いからこれもお食べ!」


 座卓の下にあるビニール袋からシュークリームを取り出し総一郎の口に放り込むとツーンと鼻を刺激した。


「ん~~~ワサビ?これ?」


「コンビニでくじ引いたら貰ったやつよ…これで世の中の、ダイエットに苦しんいる人達の思いをかみしめなさい!」


「食事制限じゃなくて管理した方がいいと思うな、僕は」


「ま~だ~い~う~か~」


「おっと!サラダバー!」


 総一郎は口を押え自分の部屋に戻ってきた。


「ひどい目にあったゾっと」


 ログインをする前に少し今後の予定を立ててみた。


「親方が、東に行った街に銃士ギルドがあるって言っていたな…まずはそこを目指すとして…あ…金属はどうにかなったけど火薬の問題があった…アイシャさんに相談してみよう」


 早速FDVR機を頭につけログインした。




「また来ました!お邪魔します!」


「おや?どうしたんだい?」


 紅茶を嗜んでいたアンジェラがソウルの顔を見て少し驚いていた。


「あ、いえ、弾薬に使う火薬の事を思い出しまして、伺った次第です」


「火薬?ああ、銃士はたくさん使うさね、まってな、ちょうどいいレシピがあったはずだから」


 スクフォイとアイシャはどうやら錬金に夢中なようで、ソウルが来たことが解らない様だった。


「待たせたね、そういえばソウルはオカーネンは持っているのかい?レシピは有料さね」


「あ、すみません、いくらくらいですか?」


「2000オカーネン」


「その位なら出せます!残り32オカーネンしか残りませんが」


「そうかい、あんたも大変だねぇ…」


 2000オカーネンを支払い火薬のレシピ集を手に入れた。


「そういえば、皆さんは旅先で錬金術が必要になった時どうしているのですか?」


「ん?それは簡易錬金釜っていう物を使ってるさね」


「もしかして、その簡易錬金釜も売ってます?」


「もちろんさね、3000オカーネンで売ってるよ、でもソウルは5000オカーネンで売ってる釜じゃないときびしいね」


「5000オカーネンですか…わかりました。すぐ用意してきます」


「そうかい?まぁ…がんばんな」


 会釈して錬金術ギルドから出た後、競売所へ向かった。


「シマリーンの枝葉、燃える砂利、メルマッシュ位がいい値段で売れるか…じゃあちゃちゃと売ろうか」


 鉱山の帰り道に採取した素材を売り、5000オカーネンを獲得するとすぐ錬金術ギルドに向かった。


「何度もすみません、オカーネン用意してきました」


「速いね、じゃあこれ、おまけで中和剤セットもつけてあげるさね」


「ありがとうございます!」


「じゃあ、頑張って冒険してきな」


「はい、頑張ります、では失礼します」


 アンジェラに頭を下げ錬金術ギルドを後にすると、近くの空き地に移動しさっそく簡易錬金釜を使ってみることにした。


「ふむふむ…なるほど、火はいらないと」


 脇に抱えられる大きさの蓋付き釜をアイテム欄から取り出し、青の中和剤を作ってみることにしたソウルは、取説を読みながら地面に設置した。


「この短杖でかき回せばいいんだな」


 素材を入れ、かき回していくと虹色の光が出てきた。


【アナウンス:中和剤(青)が完成しました。 品質50】


 【アナウンス:錬金術 スキルがLV2になりました。品質上昇合成が解放されました。SPを消費して獲得できます。】


「お!新しいのが出てきた、ちょっと見て見るか…」


 ウィンドウを開きスキル欄を見て見ると、錬金術の項目が???で表示されていた部分が一つ、解放されていた。


 【 錬金術 】 LV2 ≪品質上昇合成≫ SP3000 (釜の中に同じ素材を入れ、錬金すると品質が上昇した同素材が作り出せる。ただし上昇するにつれて必要な同素材の数が増える)


「これは…神スキルかもしれない…」


 何のためらいも無くスキルを獲得したソウルはさっそく使ってみた。


「試しにこの (紙薬莢) LV1 ×∞ の鉛球を取り出して入れてみるか…」


 10個ほど鉛球を釜に入れ短杖でかき回していくとすぐに虹色に光だした。


【アナウンス:鉛球 が完成しました。 品質40】 


「たしか元の品質が30で40になったから、一つ入れるごとに1アップか…LVが上がればきっと要求素材も少なるはずだろう?多分…」


 検証を終え、さっそく火薬の調合を開始しようと購入したレシピを見て見ると黒色火薬、白色火薬、赤色火薬、青色火薬、緑色火薬、無煙火薬、低級火薬、中級火薬、上級火薬、万能火薬のレシピが解りウィンドウに反映された。


「これは…黒と白が明るさで、赤、青、緑を混ぜればいろんな色の火薬ができるってことか?…低級、中級、上級は…もしかして威力に関係があるのか?」


 ソウルはとりあえず無煙火薬を大量に作ることに決め、今持っている素材でできる分を作っていった。


「よし、じゃあ弾を作るか…素材は鉛と金属素材、火薬、中和剤(青)を入れるっと…」


 最初から弾丸のレシピがウィンドウに載っていた為、ひたすら錬金していった。


【アナウンス:実包 x10 が完成しました。 品質55】


 チャット欄に同じ文章が錬金した回数と同じく並び、次の街へ向かう準備は整った。


「重量を増やすカバンとかあったらいいんだけど…金ないしな…採取はほどほどで向かうか…」


 錬金釜をしまい銃を確認した後、街の東にある門へと向かって行った。




「おっと…もうこんな時間か…いったんログアウトして晩飯を食べるか…」


 右上の現実時間を見ると、晩御飯が出来てくる時間になっていた為ログアウトしてリビングで完成を待った。


「ん?携帯に着信…」


 晩御飯を食べ、自分の部屋に戻るとSNSに着信が来ている事を知らせる光が点滅していた。


「坂田からか…」


 SNSアプリを開き会話を始めた。


[よう!あれからどこまで進んだ?次の街に向かう位か?]


(おう、東の銃士ギルドがある街に向かう途中だよ~)


[ え!?w 初期街からまだ出てなかったのかw]


(準備に結構かかってなw武器は何とか用意できたから何とかいけるぜ!)


[おつおつwさすが銃士、ほかの職業なら3時間で別の街に行くのにしっかり準備しないと街からでることはできない仕様 草生えて大草原www]


(ウサギと亀でもいずれタートルスピンして追い抜いてやるぜ!)


[どこぞの怪獣かな?ww]


(それはだいぶ未来だけど…)


[まぁ…がんばれw 次の街に着いたら飛龍運送っていうのがあるからそこに話しかけておくと、簡単に初期街に移動できるぜ!]


(そんな機能が…着いたら早速行ってみる!)


[ (@^^)/~~~ そして俺は深き闇の中に光の恩恵に包まれて落ちていった…]


(おやすみww)



 携帯を机に置いた後、さっそくログインした。




「よーし、いくぞなもし!」


 未だ見たことのない風景に期待を膨らませて、街の門から外に出ると見渡す限り大草原が広がっていた。


「このまま街道を通っていけば着くはず…」


 暫く街道を歩いたり、走ったりしながら進んでいくといろんなプレイヤーが戦闘、採取などしている光景が目に入ってきた。


「おっと!すまない!」


「友よ!今は気を付ける時!」


 騎乗モンスターに乗ったプレイヤー達と、もう少しで当たりそうな所を回避したソウルは、走り去るプレイヤー達に目をやりながら考えた。


「騎乗モンスターで移動も楽しそうだな…あれ?もしかして騎乗モンスターもゴーレム系とか作ったら乗れるのかな?魔〇馬とか?夢が広がる!」


 先に進むにつれてプレイヤーの姿も減少いていき、街道に飛び出てきたモンスターの姿が多くなってきた。


「先手必勝!」


 視界に入ったモンスターを、片っ端から撃ち抜いていき、近くにある採取ポイントも獲得していった。


「なんとご立派なキノコ!ゲット!…ん?」


 ふと、空を見上げてみればクジラのような姿が見え、その周りを竜のようなものが一緒に泳いでいた。


「あんな生物もいるのか…」


 視界を元に戻しもし、大型生物と戦闘になった時、装備はどうするか戦術はどうするか、考えながら道を歩いて行った。


「今の装備じゃ豆鉄砲…いやそれ以下だな…」


 それから7時間、戦闘、採取を繰り返しながら街道を進んでいくと川が流れており、釣りをしている人たちが見えてきた。


「人が増えて来たな…次の街は近いのかな?」


 それから一時間、街を囲む外壁が見えてきた。


「お!見えてきた!」


 ソウルは走り出し、門の所に行くと衛兵に身分証を見せて街の中へ入っていった。


「おお!…この街は水がモチーフの街なのか!あちらこちらに水路や水を使ったオブジェがある」


 街を見て回ろうとしたが、現在時刻が深夜帯を表示していた為、今日は落ちて寝ることにした。




「今日は、ずいぶん進んだな~街の探索や銃士ギルドは明日にして今日は寝よう、よく眠れそうだ…」


 そして寝支度を済ませた後、総一郎はベッドの中に入った後、すぐに寝息を立てた。




評価、ブックマークありがとうございます!ありがとうございます! 励みになります!

12/02/02 アひゃー携帯で見たらめちゃくちゃになってたのでなおしました!

     申し訳ない!携帯の方見ずらい文になって申し訳ない!



モチベ維持のため評価お願いいたします!

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― 新着の感想 ―
[一言] 亀で怪獣といえば、あのシリーズか
[一言] 無性に騎乗モンスターとプレイヤーの会話のあとに「承知!」って言いたくなったの巻
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