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Wonderful Planet ~弱体化されまくった銃使いで頑張ります!~ Ver1.0  作者: ハーメルンホイッスル
ΖΩΗの楽園
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決死の空中戦

完成しました。投稿です!


お楽しみください!

「おい、貴様ら!追いかけて来たという事は、ちゃんと理解した上で来たんだろうな!」


「…当然よ!小父様の大願成就の為、皇帝には死んでもらうわ!」


「…へっ!大願成就だか何だか知らねぇよ!ただ俺は、金の為に動いているだけだ!」


 ソウルが追いかけて来た2人と空中で対峙し、追いかけてきた意味を理解しているのか聞いてみると、そのような答えが返って来た。


「そうか…なら…死んでも文句はないな!」


「ええ、もちろんよ!それに…前、私を騙した事を後悔させてあげるわ!」


 追いかけて来た2人の内、一人は魔導天のレナと小型のサーフボードの様な乗り物で、空中を波乗りしている男性だった。その二人にソウルは、背中にある機械的な両腕を動かしファントムを持たせた後、自分の右手にΣウェポンを持ち、左手にはジャバワークの銃を握ると、二人に向けてすべての銃を発砲した。


「レナ!来たぞ!ヘマするなよ!」


「テイクこそ足を引っ張って6守天魔の名前に傷をつけるんじゃないわよ!」


「ほざいてろ!」


 ソウルの持つ4つの銃とジャバワークの一斉射撃で、開戦の狼煙が上がり、12天逢の二人もソウル達の攻撃を高速軌道で回避し、魔法と魔法のクロスボウで反撃をして来た。


「あの魔法のクロスボウを持った男…確かテイクと言ったか?あいつには注意だ…なにか嫌な予感を感じる…」


「いやな予感ですか?」


「ああ、何がとは言えないがな…」


「解りました。私の方でよく見ておきます!」


「頼む!」


 ソウル達は一斉射撃の後、大きく旋回し、二人を観察した。その観察で、ソウルは小型のサーフボードに乗った男テイクに嫌な予感を感じ、マギアにそれを伝えると、マギアは注意しておくと言い最初にレナを追いかけた。


「っく!」


 ソウル達に後ろに付かれたレナは体を箒と密着し、ソウル達から逃げようと複雑に動き回るが、ソウル達はそれに食いついて行き、レナの軌道を呼んでファントムを撃とうした瞬間、テイクの攻撃が横から飛んで来て回避せざるを得なく、レナを逃がしてしまった。


「逃がしたか…解っていたが2対1は厄介だな!」


「マスター!まともに戦う必要はありません!時間を稼げばいいのです!」


「ああ、その通りだ!逃げて撃って追いかける!これを繰り返すぞ!」


「はい!マスターやってやりましょう!」


 再び一斉射撃をした後、レナの後を追いかけた。


「また私!」


 再び追いかけられる事に、レナは苛立ちを感じ、左右に動きながら上昇していった。


「女の尻ばっか追いかけてねぇで俺も相手してくれよ!」


「ほざくな!男が男を追いかけて何が楽しいんだ!?まさか貴様…衆道か?」


「ざけんな!俺はノーマルだ!」


「隠している奴に限ってそう言う…こっちにくんな!」


「てぇめぇ…殺す!」


 レナを追いかけて来ているソウル達の後ろに迫って来たテイクが、衆道疑惑をかけられ、それにキレると魔法のクロスボウをソウル達に向けて連射して来た。


「うわ!白いの飛ばしてきた!やっぱり衆道じゃないか!」


「てめぇ!絶対殺す!」


 魔法のクロスボウから発射されたのは幾つ物白い炎の塊で、ソウルは背中の両腕を後ろに向けた後、ファントムの引き金を引いて白い炎の塊を迎撃した。


「うぉお!」


 ファントムから発射された弾頭が白い炎の塊に当たると、大爆発を起こし、爆風がソウル達を吹き飛ばしたが、マギアが上手にジャバワークを操作し持ち直した。


「どうだ!俺の白爆炎の味は!直撃すれば一瞬で骨になるぜ!」


「衆道で骨フェチとか度し難いな!」


「てめぇ!また言いやがったな!」


「何度でも言ってやる!悔しかったら撃ち落としてみやがれ!(マギア、今度はあいつに攻撃するが、たまにレナの方にもミサイルを撃っておいてくれ)」


「了解しました」


 ソウル自身にヘイトを集める為、わざと怒らせると一人が完全に引っ掛かり、完全にキレていた。その姿を見たソウルは、テイクに中指を立てさらに煽ると、テイクは何かが切れる音が頭の中に響きクロスボウを連射して来た。


「マギア全力回避!」


「了解!」


 ソウルは、自分の両手に持っている武器を急いでしまった後、ジャバワークにしがみつき、急上昇からのバレルロール、ループ、インメルマンターンで回避し直撃しそうな白い炎の型だけを背中のファントムで弾幕を作り撃ち落とした。


「マスター!別方向から魔法が飛んできます!」


「回避しながら突っ込め!」


「了解!」


 レナが、ここぞとばかりに魔法の弾幕をソウルに撃ち込んできたが、ソウル達は最小の動きで飛来する魔法を回避し、レナに迫って行った。


「嘘でしょ!あの中を突っ切って来るなんて!」


「くそ!レナが邪魔で撃てない!」


「マギア!合図したら緊急停止!その後一斉射撃だ!」


「了解です!」


 ソウルの後ろにいたテイクが、ソウルの前にいるレナが邪魔でクロスボウを撃てなくなり、レナは迫って来るソウルに驚いて、ただ弾幕を張る事しかできずにいた。


「…今だ!」


「緊急停止します!」


 ソウル達の目の前に緑色の魔法陣が現れ、その魔法陣の中を通ると、物理法則を無視してその場に縫い土留められたかの様に止まった。この魔法陣はかつてレッドネームのプレイヤーに襲われた後、対策として二人が考え用意していた物の一つだった。初めて使う物だった為、うまく動いてくれた事にソウルは内心ほっとしていた。


「これなら外さん!一斉射撃!」


「きゃああああああ!」


 迫って来るソウルに恐怖したレナが、身を縮めて障壁を出して防御すると、ソウル達は障壁なんて無意味だと言わんばかりに目の前にいるレナを攻撃した。そのソウル達の攻撃は凄まじく、次第にレナの障壁に罅が入って行った。


「(ヤバイ!ヤバい!障壁が持たない!)」


 そう思ってもただ耐える事しかできないレナは、心の中で障壁が耐えきる事を祈り続けた。


「レナ!」


 そこにテイクが近づいて来ると、ソウル達は早々に諦め、急上昇していった。


「レナ!大丈夫か?」


「え?‥‥ええ、大丈夫よ…だけどもう障壁は使えないわ…」


 展開していた障壁が砕け散ると、レナの胸元にあったネックレスが灰となって消えていった。


「どうやら、俺達が協力してやらないと落とせない相手みたいだな…」


「ええ、そうね…」


 2人が上空にいるソウル達を見上げると、何かを観察する様に大きく旋回をしながら飛んでいた。




「…どうやら二人共、本気になってくるようだな…」


「どちらかがヘリに向かっていたら作戦は失敗でしたからね…ですが、これは上々ですね」


「ああ、そうだな…後は、どうにかして二人を巻き込む自爆すれば、倒せないまでも足は破壊できるだろう…」


「マスター…本気でやるのですか?」


「…やるしかないっていうのが正しいな。ステータスでも職業の面から見ても全て劣っているからな…本気になったあの二人に勝つのは不可能だろう…」


「マスター…」


「そう悲観するなよ、マギア。運がよかったら助かるんだから…」


「G・アークがうまく防いでくれるって奴ですか!?私が計算して見たら成功率3%しかない物ですよ!」


「マギア、かつて勇者王達が行っていた。限りなく0%に近くても、後は勇気で補えればいいと…」


「マスター!それは彼らだから出来た話ですよ!」


「はっはっは!信じろって!それに俺は運がいい方だ」


「…解りました…信じます。私はどうすればいいですか?」


「俺がどちらかに取り付いたら、マギアはバクの有効範囲から急いで離脱してくれ。もし俺が生きていたら、回収を頼む」


「解りました!」


「行くぞ!」


 ソウル達は意を決し、12天逢の二人に向かいながらΣウェポンで攻撃すると、二人は先程とは違う感じの動きを見せ始めた。


「(左右に分かれて挟み込むつもりだな!そうはさせんよ!)」


 ソウルの読みは正しく、二人はソウルを中心にして時計回りの旋回を始めた。


「マギア!テイク寄りに上昇した後、テイクの後ろに食いつけ!」


「了解です!」


 ソウル達が急に上昇し、レナとテイクも上昇してくると丁度テイクの後ろに付くことが出来た。


「っく!いつの間にかこっちに来ていたのか!」


 テイクは、必死になって逃げ始めレナの応援が来るのを待つが、ソウル達はレナが近づいて来ると、ジャバワークのミサイルを放ち、レナを遠ざけた為、なかなかテイクの援護が出来ないでいた。


「(もう少し…もう少し!…今!)


 追いかけていたテイクがファントムの有効範囲に入り、小型のサーフボードを狙って連続で発砲すると、数発がサーフボードに当たった。


「くそ!足を潰しに来たか!」


 忌々しそうにテイクが言い、サーフボードの被害を見るとどうやら軽微の様で、テイクは胸をなでおろした。


「やりやがったな!この野郎!ならしっかり付いて来い!」


 テイクが左右に動きながら降下して行き、森の上をスレスレに飛び始めると、ソウル達もテイクの後ろに食いついて行った。


「これならどうだ!」


 テイクが最初に右に動き、左に動く様なフェイントを入れてから宙返りをすると、ソウル達はフェイントに引っ掛かってしまい後ろを取られてしまった。


「マギア!捻り込みだ!」


「マスター!それはプロペラ機だからできる軌道ですよ!ジャバワークでは不可能に近いです!」


「…ジャバワークはプロペラ機より性能が劣ってるから出来ないと?」


「むっかー!その言葉は私にとって禁句ですよ!じゃあ、やってやりますよ!」


 魔法のクロスボウから発射される白い炎の塊を、左右に移動しながら回避した後上昇旋回を始めると、ジャバワークの左右の翼が360°の別々の動きをして、減速と加速を器用に繰り返すと、左捻り込みを成功させる事ができ、テイクの後ろを取る事に成功した。


「出来たじゃねぇか!」


「できました!マスター!先ほどの言葉の撤回とほめてください!」


「ああ、悪かったよ!よくやった!」


 マギアを褒めながら、ファントムでテイクのサーフボードに狙いを付け引き金を引くと、フルオートで発射された弾が当たり、テイクと小型のサーフボードに大きなダメージを与えた。


「やべぇ!」


 テイクが黒い煙を吹き出し始めた小型のサーブボードに焦り、ソウルの追撃に身構えたが一向に撃って来る気配はなく、恐る恐るソウルに視線を向けると、ソウルは片手の人差し指を目に当て、舌を出していた。


「ば…馬鹿にしやがってぇぇ!」


 テイクは激情に駆られ魔法のクロスボウ乱射してくるが、ソウル達はその攻撃を回避しながらレナに向かっていた。


「今度は絶対に撃ち落としてやるわ!」


 レナが向かって来るソウル達を待ち構え、先程の弾幕よりさらに濃密な魔法の弾幕を放って来た。


「マギア!そろそろやる!あの弾幕を迎撃しながらレナの頭上に言ってくれ!」


「了解です、マスター!幸運を!」


 ソウルは、ルーン魔法をG・アークの胸に書き自爆の準備を済ませた後、ジャバワークのガトリング、ミサイル、ソウルのファントムで直撃する魔法だけを撃ち落として向かって行った。


「やっぱり抜けて来るのね…だけど、それを許しはしないわ!」


 レナが杖をソウルに向けると、杖の先に光が集まって行き球体を形成すると、多線型の光線を放った。


「!?くそ!」


 このままジャバワークに乗った状態だと、光線に当たる事を直感で判断したソウルは、エアリアルを利用して跳躍して光線を回避した。


「嘘でしょ!?」


「っく!距離が足りない!マギア!!」


「お任せを!」


 レナに向かって飛んだが少しだけ距離が足りず、ソウルはマギアの名前を叫ぶと、マギアはジャバワークの尻尾でソウルを押し出した。ジャバワークの尻尾に押し出されたソウルは、十分な距離を稼ぐ事ができ、レナの真後ろに行くと、そのまま両腕ごと抱き絞める様な拘束をした。


「きゃ!は!…放しなさい!」


「捕まえたぞ!」


「放しなさい!変態!痴漢!色情魔!」


「酷い…まぁこれからもっとひどい事をするんだけどね」


「はぁ?」


 G・アークの胸に書いたルーン魔法が輝きだした。


「な!何するつもりよ!」


「自爆」


「な!ふざけんじゃないわよ!あんた頭おかしいんじゃないの!?」


「それをお前が言うのか?大馬鹿野郎の夢の為に他人を犠牲にしているお前らが?おかしいのは俺か?それともお前らか?」


「そ…それは…」


「レナ!そいつの言葉に惑わされてんじゃねぇよ!」


「おっと!下手にそのクロスボウを撃つと、この女に当たるぞ?」


「…クソ!」


「おお怖い、そんなに睨まれたら体が震えてしまう!だからさらに拘束させてもらおう!」


 レナを助ける為、近づいて来たテイクに睨まれたソウルは、背中の両腕からワイヤー付きの手首を飛ばし、レナとソウルの体をワイヤーで巻き付け強固にした。二人にワイヤーが完全に巻き付いた頃、G・アークに書いた自爆のルーンが限界間近の様な輝きをしていた。


「そろそろか…」


「いや!放して!死にたくない!」


「安心しな。俺の魔力量のルーンならお前らを殺す事は出来ない…」


「はぁ?そんな事ならあんただけ自滅するっていう事!?」


「さぁな?初めて使うからどうなるのか判らないが、お前らが死ぬことは決してないだろう‥‥だがな…足だけは破壊させてもらうぞ!!」


「てめぇ!最初からそれが狙いか!」


「フハハハ!気づくのが遅すぎるぞ!」


 ソウルは高笑いしながら自爆のルーンを発動させると、二人を巻き込んだ爆発が起こった。




「マスター!」


 ソウルの自爆範囲から抜け出していたマギアが、レーダーを最大にして自爆したソウルを探すと、落下している三人を見つけた。


「いた!マスター!」


 マギアが、ジャバワークの翼のジェットを最大まで吹かしソウルの元へ向かうと、大破してボロボロのG・アークを纏ったソウルが、ジャバワークに右腕を向けていた。


「マスター…成功すると信じていましたが、無茶しすぎです…」


「…HPが一瞬で9割減ったけど、こいつのおかげで助かったよ」


 ソウルは、右腕のブルーローズをワイヤー付きのフックにして射出し、ジャバワークに引っ掛けた後巻き上げジャバワークに乗った。その後ソウルはマギアの言葉に、壊れてしまった自動回復装置を見せた。


「マスター…」


「あの二人はどうなった?」


 マギアは、何のも言えない気恥ずかしさを感じていると、ソウルは自爆に巻き込んだ二人の事が気になり尋ねた。


「森の中に落ちて行きましたが…まだ生きているようです」


「追いかけて来そうか?」


「不可能でしょう。マスターの自爆で装備も破壊されていましたし、HPも半分失っていましたから」


「そうか…じゃあ、これで安心だな…急いでアークライトへ向かうぞ!」


「了解です!」


 ソウルはジャバワークにしっかりと掴まり、アークライトへ向かって行った。




「レナ…生きてるか?」


「ええ…何とか…」


 森の中に落ちた二人は、木々の枝をクッションにして落下ダメージを軽減すると、飛んでいくソウルを見つめた。


「追うか?」


「無理よ…今行っても返り討ちに合うわ…それにもうあいつの相手はしたくない…」


「同感だな‥‥金の為でも、あの狂人とは戦いたくない…いくら来訪者とは言っても、自爆の恐怖すら感じずに高笑いするなんて…ヤバ過ぎだ…」


「そうね…」


 テイクがレナに近づいて言うと、レナは何故かテイクから距離を取った。


「おい…なんで距離を…まさか!」


「い…いやね!そんな事ないじゃない!気のせいよ!」


「じゃあ何でそんなに距離を取る!?」


 テイクはレナに近づくが、その分距離を取られた。


「いや!ゲイは近づかないで!」


「やっぱりそう思ってるじゃねぇか!俺はノーマルだ!いや本当に信じてくれよ!」


 森の中で騒ぎながら、二人は帝国へと帰って行った。

空中戦闘丸々一本、きっとアニメ化したらエウレ〇の空中戦並みに動き、マクロスプラ〇の演出をしてくれるでしょう!何度も言いますが、その予定はありませんが!


6守天魔 空駆天のテイク フルネーム【テイク・トムキャット】 空で波乗りする様に動き、敵の頭上から魔法のクロスボウで爆撃するのが基本戦闘です。ですが、それ以外の戦闘方法もあるらしい…


捻り込みは、空を飛ぶ紅い豚さんがやったやつですね。ジェット機では不可能ですが、ジャバワークの翼は360動くことが出来るので、それっぽい動きが出来ました。それと、操縦がマギアだから出来たという理由もありますね。


リアルなら三人とも自爆で死んでいますが、これはステータスのあるゲームです。なので3人が生き残っても何の不思議もありません。ただ、ソウルは自動回復装置が無かったら死んでましたけどね。


ここから数年間テイクの疑惑が晴れる事は無かったそうな?


モチベ維持に評価お願いします! ありがとうございます!大感謝です!


ブックマーク登録もよろしくね! ありがとうございます!すっごく励みになっています!


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