救出作戦
やっと完成しました!
大分遅れましたが、投稿です!
では、お楽しみください!
「作戦を伝えます。今回の目的は皇帝一家の救出です。皇帝の家族構成はノインの父親であるリアノス皇帝とその妃であるアリア皇妃、第一皇子のアルベルト皇子、第2子のモモニア皇女と第3子のミカニア皇子です。このヘリを城の近くに止めますので、この方達をそこまでエスコートしてきてください。また、12天逢が出てくる可能性がありますが、出てきた時はすぐ逃げてください。撃退できればいいのですが、皇帝一家を救出すればいいので、無理をする必要はありません。他に質問は?」
「救出時、救助者が残ると言った場合は?」
「ノアールが救助者を説得しますので、大丈夫だと思います。…がそれでも駄々捏ねる時は気絶させて連れてきてください」
「解った」
「敵の殺傷行為は?」
「許可しますが、頭を潰すと雑魚がバラバラになるので頭だけは殺さないようにしてください。殺さない限り何しても大丈夫です」
「ほう、手足斬り落としても生きてたら大丈夫か?」
「はい、もちろんです」
「じゃあ、永遠にベットの上から動けなくしてやるぜ!」
マギアの操縦するヘリコプターに乗り、ソウル達は救出作戦をヘリコプターの中でやっていた。初めにソウルが作戦を全員に伝え、006が最初に質問した後フィッシャーがニヤリと笑って言った。
「後他に質問は…ん?グリムニルさんからメール…」
ソウルがメール開いて確認してみると、帝国に動きがあり、クーデターが始まったようだった。
「どうやら始まったようです。皆さん、飛行マウントは持っていますか?」
「ええ、持っているわ」
「始まる前に到着したかったですが、クーデターが始まってしまったので飛行マウントに乗った後、空中降下で現場に直行してもらいます」
「解ったわ。ククルと私は皇女様を迎えに行くわね」
クラフトがククルに視線を送ると、ククルは頷いた。
「じゃあ俺とネイ・ザンはミカニア皇子を迎えに行く」
「残ったバーコードと俺がアルベルト皇子か」
「皆さん!兄様達と姉さまをお願いします!」
ククルとクラフトがモモニア皇女を担当し、006とネイ・ザンがミカニア皇子を担当、フィッシャーとバーコードがアルベルト皇子を担当する事になり、ノアールが救出に向かう全員に向かって頭を下げてお願いをした。
「皆さん、そろそろ到着します!降下準備をしてください!」
「最初にフィッシャーさん達が出てください。次にククルさん達、最後に006さんでお願いします」
「了解!」
ソウル達を乗せたヘリコプターが帝国の城上空に着くと、ヘリコプターの後部ハッチが開き、真下に帝国の街が見え、所々で火事が起きていた。
「では、言って来る!」
フィッシャー達がアイテム欄から笛を取り出し、その笛を吹くとヘリコプターの床に魔法陣が現れ、一匹の大きな鷹が現れた。その鷹の背中にフィッシャーが乗った後、後部ハッチから出ていった。同じくしてバーコードも黒いペガサスを呼び出し、フィッシャーの後に続いていった。
「行くわよ!ククル!」
「何時でも…」
クラフトが人型の機械を呼び出し、ククルが大きなモモンガを呼び出して後部ハッチから出ていった。
「生物系のマウントもいいもんだが、俺はやっぱりこれだな」
ネイ・ザンが呼び出したのは、250㏄のオフロードバイクで、タイヤとホイールだけが近未来の様な形をしていた。
「006乗れよ!」
「いや、お前の運転は荒いからいやだ!」
「006さん!時間がないので急いでください!」
「マジかよ…」
「飛ばすぞ!」
「いや、飛ばすぅぅぅぅぅなぁぁぁぁ…」
弾丸の様に後部ハッチから出ていった006とネイ・ザンは、空を走る様に降下していった。
「全員出たぞ!残りの俺達はこのまま皇帝達がいる部屋に向かう!」
「了解しました!皆さん、少し荒い運転をするので何かに掴まっていてください」
「え!?そんな急に!」
マナリアが驚き、慌てて固定してある手すりに掴まると、ヘリコプターがそのままの形で落下し始め、ソウル達は若干の浮遊感を感じた。そして、ヘリコプターがある程度まで降下すると、皇帝達がいる部屋のバルコニー後部ハッチを向けた状態で滞空し始めた。
「さらばだ!無欲で怠惰な皇帝よ!」
「あなたぁぁぁぁ!」
「させるかよ!」
ソウル達が、皇帝達のいる部屋のバルコニーに到着して部屋の中を見ると、丁度ボトワンが剣を頭上に振り上げ、斬首される事を待つ囚人の様な格好の皇帝に向かって、剣を振り下ろそうとしていた。その凶行を止める為、ソウルはΣウェポンを抜き連続で発砲すると、複数の弾頭がボトワンの剣を破壊した後、周りの騎士達にも狙いを付け、発砲し騎士達の体に風穴を開けた。
「アップル!マナリア!皇帝達を保護!」
「任せて!」
「ひたすら訓練した盾槍さばきを見せて上げます!」
ソウルの声に反応し、弾かれたように後部ハッチから飛び出した二人は、掃き出し窓を突き破り部屋の中へと入って行くと、皇帝夫妻を拘束している騎士達を攻撃して助け出した。
「な…!なんだ貴様ら!」
「貴様らの敵だ!」
ボトワンが突然の乱入に動揺して大声で言うと、ソウルは部屋に入りながら答え、Σウェポンを発砲し、ボトワンの肩を撃ち抜いた。
「ぐあぁぁ!」
「閣下!!クソ!撤退だ!撤退しろ!」
ボトワンと行動を共にしていた財務大臣のブリスが、部下に指示を出すと負傷した仲間やボトワンの護りながら、部屋から出て行き撤退していった。
「き…君達は一体…」
「父様!母様!」
「え…ノイン!!」
突然乱入して来たソウル達に皇帝夫妻が驚いていると、ヘリコプターから降りて来たノインを見てさらに驚いた後、ノインに近づいて行き、力強く抱きしめた。
「ああ…ノイン…」
「よく‥‥よく生きていてくれた!」
「父様母様…」
皇帝夫妻は涙を流し、ノインが生きている事に感謝していると、ソウルが三人を急かした。
「申し訳ないがまだ終わってはいない。急いでここを離れます!ノアール!二人をヘリへ」
「待ってくれ!まだ息子と娘が…」
「そちらは俺の仲間達が向かっているので大丈夫です。お早く!」
ソウルに急かされ、皇帝達がヘリコプターに乗った後アップルとマナリアも乗り、最後にソウルが銃を構え警戒しながら乗ると、後部ハッチが閉じていった。そしてヘリコプターは城から少し移動し、城の裏側にある森の中に着陸した。
「ここで仲間達を待ちます。マギアは索敵レーダーを最大にして警戒、俺達は外に出てヘリを守るぞ!」
「「「了解」」」
「私はこれに敵が入ってきたら撃退するからここに居るわよう!」
「解った。ティー頼む」
「任せなさいよう!」
ソウル達が、ヘリコプターを中心とした3方向に別れて配置に立つと、そんなソウル達の姿を見ていた皇帝がノインに顔を向けてソウル達の正体を聞いた。
「ノイン…彼らは?」
「公務から帰っている途中、暗殺者達に襲われて森の中に逃げていたのですが、その森の中で彼らと出会い助けてくれた方達です。今は帝国で悪さをする奴らと戦う為、僕が彼らを雇いました」
「そうか…彼らがノインを助けてくれたのか…」
「はい、先ほどの銃を持っているソウルさんが中心となって動いてくれています。だから父様母様、不安なのはわかりますが、今は僕を信じてください」
「解ったわ。ノインを信じましょう…ね?あなた?」
「ああ、そうだな」
ノインの真剣な目に、帝国夫妻が頷きソウル達を信じる事した。それから20分後、ククル達がモモニア皇女と一部服が破れている女中達を連れてヘリコプターの所へやって来た。
「ノイン!」
「モモニア姉様!」
モモニアがノインに駆け寄り、豊満な胸の中にノインの頭を入れる形でノインを抱きしめると、ノインが苦しんでいる事に気が付いたモモニアは、慌ててノインを放した。
「ああ、ごめんなさいねノイン…でも、本当に生きていてくれてよかった…」
「モモニア姉様…」
モモニアはノインの頭を撫でノインは、顔を赤くしながらはにかんだ。
「戻ったわソウル」
「ただいま…」
「お帰りなさいお二人共、うまくやったようですね」
「うん…部屋の中に入ると…メイドさん達襲われていたから…あれをもぎ取って…助けた…」
「…何をもぎ取ったのかは聞かないでおきましょう…では次に俺達と一緒に外で警戒してください」
「解ったわ」
クラフトとククリが頷き、ソウル達と一緒になって警戒を始めると、フィッシャーからソウルに通信が入って来た。
「ソウル、アルベルト皇子がノアールと話をさせてくれって」
「解りました。マギア!テレビ電話の様な物できるか?」
「可能です!しばらくお待ちください!」
マギアがウィンドウを操作して数分待つと、アルベルト皇子らしい人物がウィンドウに表示された。
「おお!これが来訪者の力の一つか!それで…ノインは?」
「少しお待ちください」
ソウルがヘリコプターに乗り、皇帝一家の所に向かった後、ノアール達にウィンドウを向けた。
「アル兄様!」
「ノイン!それに父上!母上!モモニカ!無事ですか!」
「ああ、無事だ。お前も急ぎ彼らに付いて行ってここへと来るんだ」
「解りました!すぐそちらへ向かいます!」
ソウルがウィンドウを閉じて戻ろうとした時、今度は006から連絡が入った。
「すまないソウル!こっちは苦戦中だ!ミカニア皇子とは会話出来たのだが、敵が多すぎてそちらへと向かえない!援護してくれ!」
「解りました!すぐ向かうので少し耐えてください!」
ソウルは、006との通話をそのままにした状態で皆がいる方に顔を向けた。
「この中でヘリを実際に飛ばせる人はいますか?」
「別のゲームでなら…飛ばした事ある…」
「同じく…」
「マギア、それでも操縦できるか?」
「マニュアルを表示しますので、それでも大丈夫です」
「ではお二人共、アルベルト皇子が乗ったら一度上空へと上がってください。ミカニア皇子達の安全が確保されたら合図を送るので、その時降りて来て俺達を回収してください」
「頑張る…」
「緊張するわ…」
「お二人共、大丈夫です。できますよ!では頼みます!」
ククルとクラフトが手を上げると、ソウルは二人にヘリコプターの操縦を頼み、G・アークを装着した後、マギアの展開したジャバワークに乗った。
「待ってソウル!私も行くわ!」
「私はここで皆を守ります!」
「頑張るのよう!」
アップルがソウルの後ろに乗り、マナリアとティーはヘリを守る為、残る事をソウルに伝えた。
「そろそろ敵も気づいてこっちに来るかもしれない。気をつけてくれ」
「解りました!」
「ではお二人共、飛ばしますよ!しっかりと摑まっていてください!」
マギアの声に反応し、ジャバワークに乗った二人はしっかりと摑まると、ジャバワークが垂直離陸した後、006達がいるミカニアの部屋へ飛んでいった。
「どんどん来い!オラァ!」
ネイ・ザンが長い燭台で敵の頭を殴りつけたり、敵が落とした武器を使って、向かって来る敵を倒していた。
「こんな時に銃があれば!」
「今のバージョンだとうまく使えるのはソウルさんだけだと思うぞ?それにまともに使えない武器なんて、ただの飾りだから、あっても意味がないだろう…っと!」
「その銃をまともに使えているソウルは、やっぱりすごいって事か?」
「そうだな…って通信入れっぱなしだった!」
「おい!そこの二人!もう少し真面目にやれ!」
ミカニアが戦いながら会話している二人を叱り、目の前の敵を斬り伏せた。現在この部屋には、救出に来た006とネイ・ザン、ミカニア、数名の近衛兵が居り、破壊された部屋の扉から次々と入って来る敵と戦っていた。
「006さん聞こえますか?後30秒でそちらに着きます!30秒立ったらガトリングガンで掃射するので伏せてください!」
「解った!おい皆聞いたな!30秒立ったら終わるまで床に伏せてくれ!決して頭を上げるなよ!」
ソウルの声が全員の耳に届き、006が確認する様に言うと、その場にいた味方全員が頷いた。
「あと30秒耐えればいい!それまで気合入れて生き残るぞ!」
ネイ・ザンが全員に向かって激励すると、近衛兵やミカニア達の疲弊した顔が変わり、活路を見出したような顔になって行った。そして部屋に入って来る敵を倒しながら30秒が立ち、006の合図で味方全員が床へと伏せた。
「マギア!ガトリング掃射!」
「了解!」
現場に到着したソウルは、中庭側の3階付近でホバリングすると、廊下に敵兵が多量にいるのが見え、ソウルはジャバワークの両手にあるガトリングガンで、掃射する事をマギアに命じると2門のガトリングガンの銃身が回転し始め、轟音と共に弾が発射された。
「アップル!掃射後増援が来たら、しばらく食い止められるか?」
「任せて!」
「頼む!」
ジャバワークのガトリングガンが大量に排夾しながら、壁を破壊し敵を薙ぎ払うと、ものの数分であれだけいた敵兵が肉片へと姿を変え、廊下が地獄の様な光景になってしまった。
「敵の殲滅を確認」
「了解。アップル頼む!」
「解ったわ!」
アップルが崩れかけた壁を蹴り破り、地獄と化した廊下の中心で仁王立ちをして敵を待ち構えると、ソウル達は、アップルが蹴り破った壁から城の中へ入り、006達がいる部屋へ向かった。
「皆!生きてますか?」
「生きてる!」
「首もつながって体も動く…大丈夫だ…」
「死ぬほど怖い…」
ネイ・ザンと006が体を確かめながらソウルの言葉に答え、ミカニアは口から魂を出しながら恐怖していた。
「近衛兵さん達も無事だな?よし!」
「今、ククルさん達に合図を送るのでヘリが来たらそれに乗ってください」
「解った」
ソウルがウィンドウを開いてククル達にメールを送ると、「すぐ向かう」という短い文のメールが返って来た。
「ソウル!増援だわ!しかも強そうなやつがいる!」
廊下にいるアップルが大声で言い、ソウルはそれを確認する為、廊下に出ると格闘家の姿をして腰にはジャマダハルをぶら下げた男性が、兵士を連れて向かって来ていた。
「おいおい、本当に来訪者じゃねぇか!おいお前ら!帝国でこんな騒ぎを起こして、ただで済むと思ってんのかよ!」
「知らないわ、そんな事!第一、それを言うならあんたの所の宰相に言いなさいよ!こんな事起こしたのはその宰相なんだし、私達に向かってそれを言うのはお門違いよ!馬鹿じゃないの!?」
「おい…女…てめぇ…」
「それに何よ?そんな白地な格好は?自分は格闘家ですって言っているようなもんじゃない!そんな格好のせいで何をしてくるか大体予想できるわ!馬鹿丸出しじゃない!そんな馬鹿は今自分が何をしようとしているのかもわかってないのね!呆れるわ!」
「お前…そんな馬鹿馬鹿言うな…」
「五月蠅いわよ!馬鹿!さっさと家に帰って筋トレでもしていなさい!」
「馬鹿と言った方が馬鹿なんだぞ!」
アップルに馬鹿と言われる度に、男性は震え出して怒りを表すと、周りに居た敵兵が怯えだして後ろに下がり、距離を取った。そして最後には涙目になった男性がアップルに殴りかかると、アップルは攻防一体の型で見事に男性の攻撃を捌き、それと同時に一撃一撃を確実に入れ、最後には吹き飛ばした。
「師匠との戦闘訓練と比べるとあんたの攻撃遅すぎよ…寝ぼけてるんじゃないの?」
「‥‥やるじゃない!」
壁に衝突して倒れた男性は起き上がった後、口元から血を流しながら笑った後、アップルを賞賛した。
「いや~最近つまらねぇ事ばっかりしてたから、完全に舐めていた…おかげで目ぇ覚ましたぜ!失礼した!ここからは、全力で相手させてもらう!6攻逢魔が1人!拳天のロウカいざ参る!」
「名乗ったわね?いいわ、私も名乗ってあげるわ」
アップルがアイテム欄から一対の篭手を取り出して装着した。その篭手は左が月の様な白色で右手の篭手が月の無い夜を現したかの様な黒色であり、少しの装飾がされていたがごつくは無く、女性の腕の様な細身の美しい姿をしていた。
「アマヅキ流アップル!押して参る!」
アップルが名乗りを上げた後、同時に二人が動き出し、互いの拳がぶつかり合った。
「まさかこんな所で、あの武神と謳われたアマヅキの名を持つ者と戦えるとは!」
「武神?なにそれ?私に武術を教えてくれた師匠は、物腰が柔らかいお爺さんよ?」
「ああ、その人だ!前に一度だけお会いした事があったが、武神と言われるような荒々しい性格じゃなく穏やかで優しい人だったぜ!」
ロウカはジャマダハルを両手に持って、怒涛の連続攻撃をアップルに仕掛けてきたが、アップルは篭手で弾いたり、紙一重で回避したりしながら隙を見て反撃をして行った。
「強い…!いいぜ!どんどん体が熱くなってた!さらに早く行くぜ!」
「残念だが、時間切れだ!アップル目と耳を塞いで下がれ!」
ロウカがアップルの反撃を喰らってダメージを負ったが、まるでそれが楽しい事の様に振る舞い、さらに速く攻撃を加えようとしてきたが、ソウルがアップルに向かって行った後、閃光手榴弾を投げその後に煙幕を投げた。
「ヘリが来た!全員、急いで乗ってくれ!」
ヘリコプターがミカニア達がいる部屋のバルコニーに到着し、ソウルが部屋にいた全員に向かって言うと、全員がそれに従いヘリコプターに乗り始めた。
「まて!いい所になって来たのに逃げるのかよ!」
「俺は、時間切れだと言ったぞ?決着を付けたいのなら次回にするがいい」
「っち…いいだろう!それまで鍛え直して置く!首洗って待ってな!」
ふらつきながら部屋の入り口までやって来たロウカに、ソウルはファントムを構えながらいうと、ロウカは舌打ちをして再戦する事をアップルに伝えた。
「今度は必ずぶっ飛ばすから覚悟しなさい!」
「へ!上等だ!」
ヘリコプターに全員が乗り、最後にソウルとマギアが乗った後、ヘリコプターは上昇しながら帝国を離れていった。
「全員乗っているな?」
「ああ、帝国一家、生き残った女中や近衛兵、アルベルト皇子が連れて来た文官達も全員乗っている。問題ない」
フィッシャーがソウルに顔を向けて言うと、ソウルは頷き操縦席へと向かった。
「よし!それじゃあ、進路をアークライトへ」
「え?拠点に帰るんじゃないの?」
「この人数だと、俺達がログアウトしてる時何かあったら守り切れない…だから、それが可能な人物の所へ向かう」
「そんな人が初期街に…解ったわ!」
ヘリコプターの針路をアークライトへ向ける様にクラフトに伝えると、首を傾げられたが、ソウルの理由を聞くと頷いて、アークライトへと向かって行った。そして次にソウルは皇帝の前に行き、これから皇帝にやってもらう事を話した。
「皇帝様、今このヘリコプターはアークライトに向かっています。そこの街にいる冒険者ギルドのギルドマスターと話し合いをした後、アークライト王と面会してもらいます。そして最後には他国の王達と協力して帝国を完全に封鎖できるように話を持って行ってください」
「ま…待ってくれ!急にそんなこと言われても困る!それにどうやって他国の協力を得ればいいのか判らない!」
「【ΖΩΗの楽園】…この言葉に聞き覚えは?」
「な!その言葉をどこで!?」
「まぁある筋という事しか答えられません…ですが、その楽園の事を知っているという事は、危険性も知っていますね?」
「‥‥その楽園の話と、危険性を訴えればいいのか…」
「ええ、ボトワン宰相もその楽園を狙っている組織の一員なので、なるべく早く帝国を完全封鎖できるように他国の王達を説得してください」
「封鎖が完了したとしてその後は?」
「俺達来訪者が奴らの会話し、馬鹿な事を止める様に説得してみるつもりです」
「馬鹿な!そんな事無意味だ!」
「ええ、そうですね。ですが、戦争するにも手順をしっかり踏まないと後々大変な事になりますからね。正義を掲げるにも準備が必要って事ですよ」
「…なるほどな、解った。全力を尽くそう」
「頼みます」
皇帝が早速、アルベルトと文官達を傍に寄せ、今後の事を話し合うと、突然マギアが大声を上げて警告した。
「ヘリの後方から急速に迫って来る二つの反応があり!」
「追いかけて来たか…厄介だな…」
「ソウルさん…どうする?」
「俺とマギアが出ましょう」
「無茶だ!相手は二人だぞ!」
006がソウルを止めると、ソウルは首を横に振った。
「住人には真似できない来訪者の戦い方って奴を追いかけて来た奴らに見せてやりますよ」
「住人には真似できない…まさか…自爆するつもりか!」
「ええ、G・アークには自爆機能はありませんが、俺のルーン魔法で壮大に自爆して巻き込んでやりますよ。そうすればヘリが国境を越えられると思いますから」
「…だからって自爆なんて…」
「いや、別にすぐ自爆するわけじゃないですよ?ある程度時間を稼ぐ戦いもしてから自爆するのです」
「そうしないと難しい相手か?」
「12天逢と名乗っている位ですので今の俺達では勝つ事は不可能でしょう。それに空中戦が出来る人はこの中にいますか?」
ソウルの言葉に仲間達が下を向いた。
「くそ!こんな事になるなら空中戦も鍛えておけばよかった!」
「大丈夫ですよ、ネイ・ザンさん。運がよかったらこのG・アークがうまく防いでくれるかもしれませんから」
「マスター!残り30秒で敵がこちらに追いつきます!」
「では、行って来る!」
「ソウル!御武運を!」
「ソウルさんが無事で帰って来るように祈っておきます!」
「もし他に追撃してくる奴が現れたら、全力で逃げてくれ!」
ユニオンメンバーの激励を受け、ソウルはそう返した後、後部ハッチを開きそのまま飛び出すと、空中っでマギアが展開したジャバワークに乗った。
「さぁて!始めようか!」
「はいマスター!やってやりましょう!」
そうしてソウル達は、追跡者と対峙した。
すみません!霜の巨人倒したり、馬に乗って馬賊や追剥討伐、闘技場での優勝していたらだいぶ遅れてしまいました!申し訳ございません!
ネイ・ザンはバイクが似合う!
ソウルが帝国に行っている間、アップルとマナリアはそれぞれ高難易度の職業クエストにチャレンジしていました。
ゲーマーならコントローラーやキーボード&マウスで飛行機などを飛ばした事がある…かもしれない
ガトリングガンは7.62mm弾を毎分2,000 - 4,000発発射する様です。そして当たったら痛みを感じる前に死んでいるらしいそうです。脅威ですね!
そしてジャバワークの武装の詳細は今だ決まってないです…なので決まるまでご自由に…
アップルは師匠から、「同じ格闘家を見つけたら煽って怒らせろ」と言われています。
アップルさんの篭手は今だ何かを迷っている事を師匠に見破られ、その迷いを晴らせるように月の名を持つ篭手を渡されました。いずれその話もいつか書きますん
ここで注意ですが、006達は本人を真似して遊んでいるプレイヤーなので、これ○○と違うと言っても所詮は真似なので当然です。
皇帝と宰相は親戚です。なので楽園の事も知っています。
ですが、皇帝は楽園の事などどうでもいいと思っているのでソウル達の敵にはなりえません。
何故自爆するのか…と聞かれれば、勝てないから自爆して足止めするという事です。12天逢は最前線で戦っている薔薇乙女騎士団、隊長クラスの強さです。まぁNPCが異常に強いのは当たり前ですね。
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