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Wonderful Planet ~弱体化されまくった銃使いで頑張ります!~ Ver1.0  作者: ハーメルンホイッスル
ΖΩΗの楽園
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魔導研究所

完成しました。


投稿です!お楽しみください!

 帝国の飛行船の中で隠れながら待っていると、飛行船を整備する作業員達が飛行船の中に入って来た。


「た…大変だ!?」


「な…何だよこれ!?」


 ブリッチの方から聞こえて来た作業員達の恐怖の声に、他の作業員達が驚いて、ブリッチに人が集まって来た。


「急いでおやっさんに連絡しろ!後騎士団にもだ!」


 作業員の一人が叫ぶように指示を出すと、その場が慌ただしくなって行き、その数分後数人の騎士が飛行船の中に入って来た。


「現場検証するから作業員は飛行船には入るな!その事を全員に伝えておけ!」


「解りました!」


 騎士の一人が作業員に指示を出すと、飛行船に乗っていた作業員は全員飛行船から降りて行った。それから少し待って出て行けるか少し悩んでいると、光学迷彩で隠れていたマギアがソウルの肩を軽く叩いた。


「(マスター…そろそろいいと思います)」


「(了解)」


 帝国兵の服を着たソウルは、隠れていた場所から出た後、飛行船のタラップを降りて行きなるべく他の騎士と鉢合わせない様に、慎重にドック内を進みながら街へと続く出口を探した。


「出口は…どっちだ?」


 案内板も地図も無い為、ドック内を彷徨っていると作業着姿の若い男性がソウルに話しかけて来た。


「そこの兵士さん、どうしたんだ?」


「ああ、ちょっと迷ってしまってな…街に行かなければならないんだが出口はどっちだ?」


 ソウルが少し低い声で男性に言うと、その男性は笑顔になった。


「兵士さんここになれてないのか?じゃあ、俺が街まで案内してやるよ!」


「頼む。少し上司を待たせてしまっているから急いでくれ」


「おk、こっちだ」


 男性の案内でソウル達はドックを出て街まで来ると、ソウルは男性にお礼を言って別れ、人気のない所で装備をベヒーモス戦で来た防御と生命力が上がる防具を装備した。


「いつも着るとばれる確率が高くなるから着れないな…」


「帝国国内で売られている一般的な服や外装を購入するという手もありますよ」


「いや、住人との接触は極力避けた方がいい…俺らは本来ここに居ないはずの人間だから」


「了解です。では拠点となる場所を探しにスラム街へ向かいますか?」


「ああ」


 ソウルが頷き、スラムがある区画へ向かって行った。




「良さそうな所はみんな怪しい人達に押さえられていますね…」


「そうだなぁ…」


 ソウル達はスラムに入った後、人に見つからない様に拠点となる場所を探していたが、目ぼしい所には住人が普通に住んでいたり、明らかに裏の人間だと思われる住人達がいて成果は散々だった。


「お?ネイ・ザンさんからのメールだ」


 ソウルは、ウィンドウを開きネイ・ザンから来たメールを読むと、拠点となる場所が見つかったと書いてあり、座標も記されていた。


「ネイ・ザンさんが拠点を見つけたらしい。マギアその場所に向かうぞ」


「了解です」


 ソウル達は、ネイ・ザンのメールに書かれていた座標を頼りにその場へ向かうと、帝国郊外にある大きな廃墟があった。どうやらこの廃墟は、昔貴族が住んでいたと思われる位の大きさの屋敷で、いたる所が経年劣化で朽ちた姿をしていた。


「ネイ・ザンさんに到着したっとメール書かないとな」


「いや、その必要はない」


「!?」


 いつの間にか後ろにいたネイ・ザンがソウルに話しかけ、ソウルは驚いて後ろを振り返った。


「ネイ・ザンさん…脅かさないでくださいよ…俺幽霊が出そうな場所は苦手なんですから…」


「おや?そうなのか?」


「はい、幼少期に祖母に死ぬほど驚かされてトラウマになってしまったのです…」


「…それは…災難だったな…じゃあ俺が先に立って案内するから着いて来てくれ」


 ネイ・ザンに同情された後、ソウルはネイ・ザンの案内で屋敷へと入って行き、地下へと続く階段を降りて行くと、ボロボロの扉で塞がれた部屋の前にたどり着いた。


「残りのメンバーももう来ているから入ってくれ」


「早いですね」


「それが俺らの売りだからな」


 部屋の中に入って行くと、元々は倉庫として使われていた様で埃っぽく塵も積もっていた。その中を少し進むとメンバー達がテーブルや椅子、装備品等をアイテム欄から取り出し、拠点としての使える様に準備をしていた。


「ソウル…担当する人…決めよう…」


「そうですね、では皆さん集まってください」


 全員がテーブルに集まり、マギアがホワイトボードの代わりとなる大きなウィンドウを表示した。


「今から上げる名前は全員関係者です。この関係者達が接触した人物、顔写真、手記等何でもいいです。情報となる物は全て収集してください」


「徹底的に調べろって事か?」


「はい、そうです。この関係者が「楽園」と言う単語を口にした若しくは、書いてある書物を見つけた場合は最重要の情報なので現物は奪わず、録画や写真に収めてください。また、星の子らと言う単語も同じようにしてください」


「解った」


 フィッシャーが頷き、他の皆もソウルの言った事に頷いた。


「あ、そういえばマギア?俺の鞄が何処にあるか解るか?」


「少々お待ちください……出ました。魔導研究所という所にあるそうです」


「魔導研究所…どこだ?」


「私が帝国の地図を持っているわ、今出すわね」


 クラフトがウィンドウを開き、帝国の地図を表示して全員に見せた。


「ずっと前にギルドから貰った帝国の地図がこんな所で役に立つなんてね…」


「クラフトさんありがとうございます。‥‥ちょうど真東の位置に魔導研究所があるのか…」


「鞄?もしかしてマッドパラサイトマザー戦の後に帝国に連れて行かれたと聞きましたが、その時に?」


「はい、帝国について書類書いていたら捕まってその時に取り上げられました」


「ストレージクエストやってないのですか?そのクエストやればわざわざ身に着けなくてもよくなりますよ?」


「えぇ!?初めて聞きました…」


「隊長達はそのクエスト済ませているはずですから、鞄を取られてないですよね?」


「あ…そういえばそうですね…」


 ソウルは帝国に捕まった時を思い返すと、武器だけを取り上げられていた事を思い出した。


「この件…終わったら…案内してあげる…皆と行こう」


「ククルさんありがとうございます」


「じゃあ、その為に手早く終わらせちゃいましょうか。ソウルさんお願いします」


 006がソウルにお願いすると、ソウルは頷きメモに書かれた名前を言って、ウィンドウに表記していった。




「ここがあの魔導ハウスね…」


「マスター…ハウスだと意味が違ってきます。研究所です。魔導研究所」


「うん、ボケたのに真面目に返されるとちょっと寂しい…」


 魔導研究所で鞄を取り返してから、名前の挙がった関係者達に取り掛かるという事を全員から了承を貰ったソウル達は、早速魔導研究所へ来た。そしてソウルはパワードスーツを切る為、人の気配が無い場所へ移動した後、ハピネスカラーから貰った機械を右手に装備した。


「確か拳を作れば紋章が出るんだったな…」


 ソウルが試しに右手を握ると、忍者の覆面を付けた鬼がかっこよくデザインされ右手の甲に浮かび上がった。


「…よかった…本当にハートの王様じゃなかった…」


 少し安心したソウルは、某ロボット格闘アニメを思い出しながら右手を頭上に掲げた。


「来い!G・アーク!」


 指を鳴らすとソウルの足元に魔法陣が現れ、ソウルの全身にパワードスーツが装着されて行った。


「装着…完了…」


「マスター、装着した事で違和感を感じますか?」


「いや、何も問題ない」


「それは何より。では光学迷彩を起動して魔導研究所に潜入しましょう」


「ああ」


 姿が見えなくなったソウルとマギアは堂々と玄関から入って行った。


「(魔導研究所と言われる場所とあって魔術士が多いな)」


「(何を研究しているのでしょうか?)」


 マギアが、興味本位で机で何か書いている魔術士に近づき、書いてある内容を見て見ると、「色欲発散用触手の召喚方法」と書いてあった。


「(マスター!これは最重要な情報です!この情報を確保する事を提案します!)」


「全年齢設定にしてあるから確保しても内容が変わると思うぞ?)」


「(では!18歳設定にして持ち帰りましょう!)」


「(却下だ)」


「(ソンナー)」


 他人には見えないウィンドウで会話していた二人は、さらに奥へと進み、鞄がある場所へと向かって行った。


「(マスター!この先からマスターの鞄の信号が出ています)」


「(この先って言ったって…行き止まりだぞ?)」


「いえ、信号はこの先から出ています…そこの壁に何か仕掛けはないですか?」


 ソウルは、行き止まりの壁を調べてみたが特に怪しい装置などは無く、二人して首を傾げていると誰かがこっちへ来るのが解り、ソウル達は脇へと移動した。


「飛行船でバラバラになっていたのは本当にパッソンだったんだな!?」


 初期の携帯電話並みに大きい通信機で会話している男が、壁に触れた途端行き止まりの壁が割れる様に開かれ、先に行ける道が現れた。


「解った。じゃあ、詳しい報告書をすぐに上げてくれ。その報告書を閣下に渡すから…ああ…ああ…よろしく頼むぞ」


 通信機を受話器に置き、通話を終えた男性は忌々しそうな表情をした。


「パッソンめ…ヘマしやがって…誰に殺された?来訪者か?それとも…我らの中に裏切者が!?…だとするとダミアンの奴が怪しいな…」


 男性はひび割れた壁に手をかざして元の壁に戻すと、奥へと進んでいった。


「(うまく先に行けましたね)」


「(もしかしてあいつは関係者か?ならあの男をマークすればいろいろわかるかもしれないな)」


「(追いましょう)」


「ああ、そうだな」


 ソウル達は男の後を追って行くと、左右に3つずつ部屋があり、その中心にある右手側の部屋に入っていくとソウル達も、静かに扉を開け中に入って行った。部屋の中は、書類や本の山で埋め尽くされており、その最奥にはソウルの鞄が祀る様に置かれていた。


「解読は進んでいるか?ビー所長?」


「アヒーさん?いえ、難航してますよ?さすが伝説の人が持っていた鞄ですね。解除するルーン魔法を迂闊に使えば何が起きるのか判りませんから慎重にやって行きますよ」


「早く鞄を開けられるようにしてくれ!俺は中身にしか興味が無いんだ!最悪壊したってかまわないぞ!」


「馬鹿な!?こんな貴重な物を壊す!?あり得ないですよ!」


「だったら早く解除して開けろ!」


「(マギア、アヒーを追ってくれ。俺は鞄を回収する…)」


「(了解です)」


 アヒーが苛立ちながら部屋から出ると、向かい側にある部屋に入って行った。そしてマギアもアヒーと同じく部屋から出て後ろに付いて行った。


「…っチ…価値もわからない無能が…」


 ビーが引き続き机に向かうと、ソウルは慎重に奥まで向かい鞄を手に取った。


「!?鞄が浮いた!…消えた!?」


 ビーが驚いて鞄が置かれていた場所に来ると、ソウルはビーの後ろに回り込んだ。


「鞄は返してもらうぞ?」


「だ…!誰だ!?ムグゥ…」


 ビーが大声を上げようとしたので、ソウルは右手で口を塞ぎ左手で首を掴んだ。


「騒ぐな…この鞄の持ち主だ…この鞄は返してもらう」


「ま…待て、その鞄にはルーン魔法が…」


「だから持ち主だって言っただろう?ルーンを掛けた本人だから簡単に解除できる」


「な…なんだって…いや、それより鞄が無くなったら困る…あの男はその鞄の中身に興味があるみたいだし、鞄が無くなったと知られれば…」


「同じ柄の魔法鞄を用意して家畜の糞やゴミでも詰めて置け…あいつの間抜け面が見れると思うぞ?」


「…いいなそれ…そうしよう…」


「最後に、この事を誰かに伝えたら、家族や仲間達の首がお前の目の前に並ぶ事になるぞ?」


「!?…解った…誰にも言わない…」


「では、さようなら…ビー…」


 開放されたビーが首を摩りながら後ろを振り返り、拘束した本人を確認しようとしたが、ビーの目にはいつもの書類と本の山しか見えなかった。


「ああ…驚いた…いや、これでよかったのかもしれないな…ああ、そうだ鞄を買ってこないとな。折角だ、うんと臭う物を用意してやろう」


 ビーがいたずら小僧並みの笑顔で部屋から出て行った。


「…(うんだけにくさいもの…いや、こんなことを言っている場合じゃない。マギアそっちはどうだ?)」


「(どうやらここには物を取りに来たようで、すぐここから出るみたいです。鞄は回収できましたか?)」


「(ああ、回収した)」


「(では入って来た壁で待機して出ましょう)」


「(そうだな)」


 ソウルは、部屋から出て入って来た壁の前で待っていると、アヒーが部屋から出て来てソウルがいる壁に向かって来た。


「さて、報告書も出来た頃合いか?騎士団の所によって城に向かわないとな…」


 アヒーが壁に手をかざし通路を開くとアヒーは進み、ソウル達もアヒーのすぐ後ろを歩いて通路を通った。


「(よし、このままアヒーに付いて行くぞ)」


「(了解です)」


 ソウル達はそのままアヒーの後を付いて行き、魔導研究所を後にした。


G・アークを呼ぶときは叫ばなくても問題ないです。ただ気分でソウルは叫びました。


色欲処理用触手召喚はソウルか入手するとマッサージ用触手に変わります。触マですね!


モチベ維持に評価お願いします! ありがとうございます!頑張りまっす!


ブックマーク登録もよろしくね! ありがとうございます!励みです!

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