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Wonderful Planet ~弱体化されまくった銃使いで頑張ります!~ Ver1.0  作者: ハーメルンホイッスル
冒険への準備編
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冒険へ飛び出した二人

今回はすごく短いですが準備編終わりです。


それではお楽しみくださいな~


2024/09/27 ちょっとだけ修正

「はい、お疲れさまでした。今回の依頼でランクアップしましたよ。次から上のランクを受けられます」


 冒険者ギルドで、4日程依頼をこなしていたソウルは、依頼完了の報告をするとフェリからランクアップしたことを伝えられた。


「大体貯まったし、冒険へ行く準備でもするかな~」


「次の街へ向かうのですか?ならこれがおすすめです」


 フェリから依頼書を渡されたが、今一な内容だった為に断った。


「あ、そうだフェリさん?何か伝説的なアイテムの情報ってあります?」


「伝説的なアイテム…ですか?…そうですね…真理者の腕という物があります」


「真理者の腕ですか?」


「ええ、私もあまり詳しくないのですが、世界を創造した神の御業を理解した者が残した聖遺物ですね」


「なんだかすごいですね…」


「ええ、その位しか知りませんが…」


「いえ、ありがとうございます」


 フェリから離れ、マギアに目を向けると、ウィンドウを開いて何かの作業をしていた。


「マスター!伝説アイテム探索に向けて便利な手帳を作ってみました!」


 マギアがウィンドウを閉じると、上から手帳が落ちてきた。


「よっと、伝説1~真理者の腕~ しか書いてないな」


「はい、マスターが伝説アイテムに関する情報を見たり、聞いたりすると自動的に手帳にまとめられます!」


「ええじゃのいこ…最初はこの「真理者の腕」を探して世界を回ろうか」


「はい、マスター!」


「弾も十分にあるし、魔導ギルドでエンチャント台とルーン魔法辞典買ったら出発だ」



 ソウルとマギアは冒険者ギルドを出て、ジャバワークに乗ったソウルは魔導ギルドがあるアクアクリスタリアに向けて飛び立った。




「こんにちは~」


「あ、ソウルさんこんにちはぁ、本日はどのような要件ですかぁ?」


「今日は、エンチャント台とルーン魔法辞典を買いに来ました」


「ゥフ、そうですかぁ…商品はこちらですぅ」


 リーラと会話してみると、また妙に色っぽい声になっており、ソウルの前にウィンドウが表示された。


「最高ランクが買えるな、これとこれ買うか」


 ウィンドウを操作し、最高ランクのエンチャント台とルーン魔法辞典を、一つずつ選択し購入ボタンを押した。


「お買い上げぇありがとうごさいましたぁ」


「では、用はこれだけなので失礼しますね」


「はぁい、またどうぞぉ」


 魔導ギルドから出た後、近くの空き地に入りアイテム欄からエンチャント台を取り出してみた。


「ふむ、こうなっているのか…これなら立ってでも座ってでも使えるな」


 エンチャント台は、魔法の力で支えている足が伸縮する物だった。


「マスター!この辞典もいい物ですよ!私の中のルーン魔法の情報がどんどん更新され、できる事が増えてます!」


「へぇ、それはいい…な!!?」


「えへぇ…やっぱりいい尻だぁ…」


 突然後ろからソウルの尻を鷲掴みされ、驚いて後ろ見るとハリーベルがいた。


「おい…何をしている…」


「最高級のお尻を堪n…グフゥ!」


 ハリーベルの頭にチョップを叩きこみ、地面に沈めた。


「毎度毎度なぜ尻を触ってくる…」


「そこに最高のお尻があるk…すみません!すみません!チョップはユルシテ!」


 ふざけた事をぬかすハリーベルの頭に、再びチョップを入れようとしたが、頭を押さえたハリーベルが謝罪したので手を収めた。


「俺に何か用があるのか?」


「そうでした!銃士ギルドに登録したアイテムが売れまくって、借金が予定より早く返せそうなのです!そしてソウルさんが受け取るオカーネンも少しですが出来たので取りに来てください!」


「わかった、今から行く」


 エンチャント台をしまい足早に銃士ギルドへ向かった。


「あーん、置いてかないで―」


 ハリーベルもソウルの後を追った。




「よっと…こちらがソウルさんが受け取るオカーネンです、少ないですがお受け取り下さい」


 ハリーベルが、銃士ギルドのカウンターから1000オカーネンを取り出し、ソウルに渡した。


「ハッハー!ソウルっち聞いたぜぇ!真理者の腕に挑むんだって?」


「情報速いな、何か知ってるか?」


「俺っちも詳しくは知らないぜ!遥か南にある塔の上にあるとか、海の底にある神殿に納められてるとか、あやふやな情報だけ!アンジェラさんに聞いてみれば何かわかるかもしれないぜ?なんせ生ける伝説なんだからな!」


「そうか、行ってみるか」


「ハッハー!気をつけてなぁ!」


 銃士ギルドの二人に挨拶を済ませ、錬金術ギルドに向かったソウルは、中に入りアイシャにアンジェラを呼んでもらった。


「おや?ソウル?今日はどうしたさね?」


「実は、真理者の腕について何か知っていることがあれば教えていただきに来ました」


「こりゃあ驚いた!ソウルはアレに挑むのかい?ふぅむ…じゃあ、最初にどこに行けばいいかだけ教えてあげるよ」


「はい、ありがとうございます」


「え~おばあちゃん全部教えてあげればいいのに~」


「うるさいよ!全部教えちまったらつまらなくなっちまうだろう!こういう物は自分で探すから楽しいんだよ!」


「ふ~ん…そんなものなんだぁ…」


「ゴホン…話がそれちまったさね…最初に行くべき場所はここから南西に行った所にある「バラックの港町」に行けば何かわかるかもしれないよ?」


「バラックの港町…はい、ありがとうございます!行ってみますね!」


「ソウル…今から言う言葉を忘れちゃ駄目さね、「苦痛と苦しみの中にいても自分を忘れず、神の怒りでその身を焼かれようと前に進み続ける」いいかい?絶対忘れちゃいけないよ」


「何か怖いですが、覚えておきます!じゃあ行ってきます!」


「行ってらっしゃい!ソウルさんお土産期待してますね!」


「気をつけるんだよ、行ってらっしゃい」


「ふぅ…ソウルさん頑張ってください」


 三人の声に背中を押され、錬金術ギルドを出た後、マギアが展開したジャバワークに乗った。


「まずは、バラックの港町、そこを目指そうか」


「はいマスター!それでは出発します!」


 垂直離陸し、空へ飛び立つと南西方向に向かった。


「マスター!」


「どうした?」


「これが、冒険へのワクワク感ってやつですね!」


「わかるか?」


「はい!理解でしました!今だ見た事のない物を探しに行く…言葉では表現しずらい謎の情報があったのですがこれがそうなのだっとわかりました!」


「そうか!いろんなものを見に行こうぜ!相棒!」


「はい!マスター」


 そうして二人は、南西へ向けて飛び続けた。


ようやく二人?は本格的な冒険へと飛び立ちました!


長く厳しい準備だった…


次から真理者の腕編スタートです!


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