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Wonderful Planet ~弱体化されまくった銃使いで頑張ります!~ Ver1.0  作者: ハーメルンホイッスル
隻狼と氷狼の銀弾武踏
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キーメラとは

大変お待たせしました!情報整理が思った以上に時間が掛かり、所用もあってこんなに時間が掛かってしまいました!申し訳ございません!


では、お楽しみください!

 ソウル達が森の中へと入って行くと、ゴブリンを主体とした魔物の群れを見つけ、戦ってみる事に決めた。


「さて、キーメラはどうなのかこの目で見させてもらおう!」


「…だからと言ってそんなに見つめられると恥ずかしいんだけど…あと近い…」


 ホワイトローズがティカルの前に立ち、目を見開いて凝視した。あまりに真っ直ぐ見て来るホワイトローズに、ティカルは体をモジモジさせた。


「ふざけてねぇでいくぞ!準備は良いか?」


「あー待って!」


「アクシロヨ!」


 ユメミルクが、ホワイトローズに準備はいいのか聞くと、ホワイトローズは慌てて武器や防具の確認をした。


「ねぇ?ソウル?なんで武器の確認をしてるの?」


「公式フォーラムに載っていたのだが、武器の耐久度はただの数値でしかないってあったな…耐久度60以上の数値が合っても、武器に罅があったらポッキリ行く事があるらしいぞ?」


「あ~そうなんだ」


 ティカルは、ソウルの質問を聞いて納得すると、ホワイトローズの準備が整った。


「おまたせ!」


「いくぞぉ!おらぁ!…と言っても俺達はサポートに回って、ティカルに戦闘を任せよう!」


「が…頑張るよ!」


「気負わずにやれば大丈夫だから」


「そうだよ~リラックスしていこう~」


 ティカルは、緊張しながら敵が居る方に視線を向けて言うと、ソウルとホワイトローズがティカルに声を掛けて落ち着かせた。ティカルは、二人の声を聞いて頷いた後、ソウル達はゴブリンPTに攻撃を仕掛けた。


「ゴブリン3体、ゴブリンペットリーチ2体だ!」


 ソウルが、先制攻撃をして一体のゴブリンをヘッドショットすると、攻撃されて仲間が死んだ事に起こったゴブリン達が、ソウルに向かって来た。だが、ホワイトローズがスキルを使って、敵全体の敵対心を自身に集めると、ゴブリン達は方向転換してホワイトローズに向かって行った。


「こいこーい!」


「花見酒、三光、月見酒、猪鹿蝶、種札5枚の19文だ!」


「マスター?何故今花札を?」


「ホワイトローズが、こいこーいって行ったから…」


「なるほど。19文ですか…これなら殺女さんにも勝てそうですね」


「おい!そこの一人と一機!今こいこい大戦の話してんじゃねぇよ!まじめにやれ!」


「真面目に不真面目っと!」


 ユメミルクがソウルとマギアを叱ると、ソウルはホワイトローズに攻撃しようとしていた、ゴブリンの持っている棍棒に、弾丸を当てて攻撃を止めた後、マギアがそのゴブリンの足に射撃して動けなくした。


「ティカル!動けなくなったゴブリンに攻撃!」


「任せて!」


 ティカルが、動けなくなったゴブリンに向かって右手を向けると、その右手から勢いよく木片が放たれ、ゴブリンにダメージを与えた。


「倒せないか…なら何発も撃つ!」


 その後も何度も木片を放ち、取り込んだ分が無くなったら、近くの木を異形の頭で噛り付いて取り込み、ゴブリンが倒せるまで何度も木片を放った。そして、三本目の木を取り込み放つと、ようやくゴブリンが黒い霧へと変わった。


「三回半位ってとこか?…」


「まぁ仕方がない。だって木片だし…」


「あ~そうだな。攻略wikiに乗せる情報が増えたな!「木片はイマイチっと…」」


 ユメミルクが、メモ機能を使ってキーメラの情報を書いた後、ホワイトローズに視線を向けた。


「よし!次は金属を取り込んでやってみようか。残りはどうする?」


「全部倒しちゃって、次の獲物探せばいいんじゃないか?」


「僕もそれで構わないよ」


「おう、分かった!じゃあ、白いの!片付け頼むわ」


「オッケー」


 ホワイトローズが、残りのゴブリン一体とリーチを剣で切り伏せ、戦闘が終了しアナウンスが流れた。


「じゃあ次は、俺らが武具を出して行くからどんどん取り込んで行ってくれ」


「分かったよ」


「あれ?そういえば、限界ってあるの?」


「あ~どうだろう?それは聞いて無かったよ…」


「実際やってみれば分かるだろ?」


「そうだね~」


 ホワイトローズとユメミルクの二人は、アイテム欄から不要な武器や防具を取り出し、その場に置いて行くと、ティカルは異形の頭でその場に置かれた武具を取り込んでいった。ソウルも、アイテム欄を開いていらない物を置いて行った。


「ああ!そんな大きなの入らないよ!」


「行けるって!」


「無理無理!裂けちゃうよ!」


「それは剣というにはあまりにも大きすぎた…大きく、分厚く、重く、そして大雑把すぎた。それはまさに鉄塊だった…」


「マスター?」


 ユメミルクが、ドラゴンを殺せそうな大剣をティカルに手渡してきたが、あまりに大きすぎて、異形の頭は何処から噛り付こうか迷い、何度も口を開けてすぐ諦めていた。そしてその大剣を見て、ソウルが説明口調で言葉を発したが、マギアが何を言っているのですか?と言いたそうに、体の球体を傾けた。


「いいからさっさと食え!食うんだ!」


「ああ!」


「入るじゃねぇか…」


 ユメミルクが、無理やり異形の口へ大剣を入れると、苦しそうな表情になりながらも取り込むことが出来た。


「あ!なんか出来るようになった!えっと~…剣生成だって!早速使ってみるね!」


 異形の頭が大剣を取り込み終えると、ティカルに新しいスキルが使えるようになり、早速使ってみると、右の掌から長さ1m半で両刃の直剣が現れ、その直剣と右腕が一体化したような姿に変わった。


「剣状態にすると右手が完全に使えなくなるね」


「その場合手を使う作業は、左手で全部やらないといけないから、大変そうだな」


「なれるしかないだろ」


 ホワイトローズ、ソウル、ユメミルクの三人が、ティカルの右腕を見て感想を言った。ティカルは三人の感想を聞きながら、右手の直剣を試し切りしようとして、近くの木の前に立った。


「てぇぇい!…あ!折れたぁ!」


 直剣を、そのまま叩きつけるようにして剣を振るうと、まるで枝木の様に折れてしまい、ティカルは直剣の断面を見ながら驚いていた。


「この場合どうするんだ?」


「ん~どうすればいいのかな……あ、射出っていうスキルがある」


「使ってみてくれ」


「オッケー」


 ユメミルクに頷いたティカルは、目の前の木に向かって射出のスキルを使うと、折れた直剣が勢いよく飛び出し木に刺さった。その後、ティカルは再び剣生成を使うと、元の折れてない直剣が右手から現れた。


「折れたら射出して新しいのを出すって感じか」


「そうみたいだね。でも剣生成の右下に2って言う数字が書かれているから、後2回は生成できるって事だと思うよ?」


「なるほど…取り込む剣の材質が上がれば折れにくい物になるのかもな」


 ユメミルクがティカルの言葉を聞いて納得すると、今度はソウルが口を開いた。


「次は火薬を取り込んでみないか?ここに初期に貰った黒色火薬があるのだが…」


 ソウルは、黒色火薬が無限に出て来る小さな革袋を手にして、友人達に見せると、友人達も何が起きるのか楽しみと言いたそうな表情になった。


「やってみよう!」


「じゃあ、口開けて。はいアーン!」


 ソウルに言われた通り、ティカルは異形の口を大きく開けると、そこにソウルは黒色火薬を流し込んでいった。


「…すごいな!まだ入るのか!」


「まだ全然いける!もっと頂戴!」


「おい…もう結構な量だぞ?大丈夫かよ?」


「計測した結果、取り込んだ量はすでに、小規模なビルなら完全に吹き飛ばせる位になってますね…」


「あ!射出のスキルが変化した!…炸裂射出だって」


「やって見せてよ」


「分かった~」


 ホワイトローズは期待した目をティカルに向け、ティカルは剣状態の右腕を、折れた直剣が刺さっている木に向けて炸裂射出を使うと、直剣が弾丸の様に射出され、煙と轟音を響かせた。


「剣が貫通してるね」


「…これは修正案件かもしれないな…」


「黙ってればおk。いずれ修正されると思うけど、されるまでは楽しんだ方が良いと思う」


「そうだなぁ…今俺達が騒いでも誰も得しないか…」


 ユメミルクが木を貫通した直剣を見ながら言うと、ソウルは黙っておこうと言った。その言葉にユメミルクは頷き、全員この事は黙っておく事に決めた。


「よし!残った武具を取り込んで行ってくれ。それで何かスキルが出たら報告を頼む」


「了解~」


 ティカルは、地面に置かれた武具をどんどん取り込んでいくと、【硬質化】【鏃生成】【斧生成】【盾生成】【弩展開】【擬態化】のスキルを手に入れた。


「いろいろ出たよ!全部LV1か2だけど」


「いろんな物を取り込んで行けば、新しいスキルや性能も上がるっと…なるほど、なるほど」


 ユメミルクが、メモに情報を書きながら頷いた。


「次は、新しく出たスキルを実際に戦ってみて確認してみよう~」


「お!そうだな!」


「皆さん、安心してください。そう言うと思い、すでにティーに魔物を連れてくるように頼んであります」


「おお!助かる」


「ティーに?大丈夫か?」


「マスター、安心してください。ティーも日頃勉強してINTが上がっています。そうそう変な物を連れて来るはずがありませんよ」


「「「(フラグかな(だな)(だね~))」」」


 マギアの言葉を聞いて、三人は心の中でそう呟くと、何処からか奇声が聞こえ、その声はこっちに向かって来ている様だった。


「ひゃ~!すごい変なの連れて来たわよう!」


「すごい変なの?」


「おサルさんなのよう!でもすっごい変なよう!」


 ソウルはティーに聞き返すと、ティーはソウルの背中に隠れながら答えた。そしてそのすぐ、森の奥から巨大な姿のサルが現れた。


「スネークテイルコング…だと!?」


「あー…臭くなる奴じゃん…」


「例えるなら白いバ〇コンガで尻尾に蛇がいる…確かに変だね、腕も4本だし」


「コング?…臭くなる?…まさか!」


「ああ、ウンコ投げつけて来るから気を付けてね~」


「絶対に当たりたくねぇ攻撃だな…」


 ソウルは、嫌な表情をしながらもΣウェポンを抜き、戦闘態勢に入ると、友人三人も同じく武器を構えた。


「臭ぇ人になりたくないなら全力で避けろよ!いくぞ!」


 ユメミルクの号令でソウル達は、スネークテイルコングに向かい戦闘を開始した。

サク〇大戦のキャラで誰が好きですか?

え?〇クラ大戦を知らない?じゃあ実際にプレイするか実況動画を見て購入する事をお勧めしますよ!


真面目に不真面目、怪傑ゾ〇リ…小学生時代よく読んいました。ずっこけ3人組とか、こまったさんシリーズとか。


ティカルの右腕は現在、一体型のアームウェポンですが、いずれGEのリンド〇さんみたいになるかもしれない…


ババコン〇で臭い人になったハンターは多いはず!


モチベ維持に評価お願いします! お願いします!


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