戦争開始
完成しました!投稿です!
「おい、そこの帝国兵士諸君。知ってるか?お前らの大将は口で上手いこと言って、子供に刃物持たせて俺らに攻撃して来た事があったぞ?お前らの内にもいるんじゃないのか?上司からの命令で、すぐ隣にいる奴を殺して俺らのせいにしろって言われている奴が…お前か?それとも…お前?あり得ない事と本気で思っているなら気をつけた方がいい。今ここにはいない奴がそんな命令を受けて、あり得ないと考えているお前らを殺そうとしているかもしれないな?犯罪者と繋がりがあり尚且つ星の子らっていう狂信者達ともつながってるお前らの大将の事だ。身内を犠牲にして俺らを悪者に仕立て上げるなんて、赤子の手を捻るよりも簡単にしてくるぞ?さて?命令を受けたのはお前かな?それとも犠牲になるのはそこのお前かな?」
ソウルは、ウィンドウを操作する事を途中でやめた後、東側で作業している兵士に向かって、演説する様に話しかけた。話の内容に嘘や偽証も入れて話続け、兵士達の一人に指をさしたり身振りや手振り等もしてその場にいた兵士や騎士達の注目を集めた。
「(どうだ?)」
「(オッケー。対象にする兵士の特徴をブラッドローズ隊に伝えたよ。でもすごいな…ソウルの言葉を聞いて皆互いの目を見合ってる…明らかに動揺してるね。不安や疑心っていう負の感情は伝染するって本当だったんだね)」
「(平和な国だったら俺の言葉はただの狂言だっただろうさ‥‥でも、今はそうじゃない。あいつらの内の誰かが仲間を簡単に裏切って密告したり、嘘の情報を与えて自分に利をもたらそうとしている奴が沢山いる国になってしまっている…それを忘れようとしていても頭のどっかにあるから疑い出したら止められなくなるのは当たり前だな)」
「(なるほど…国が荒れてるから…ね…)」
「(それにすぐ近くに敵である俺らがいるから、とも付け加えておく)」
「(極度の緊張感と不安感………ソウルは怖いね。それらを簡単に利用してくるんだから…敵に回しちゃいけない人物だって今はっきり分かったよ…)」
「(今更か?右近寺…お前はもうすでに決断したんだろう?それなら俺が老衰で死ぬまで付き合ってもらうぜ。俺の巻き込まれ体質に…)」
「(そうだね…ソウルの巻き込まれ体質は周りに居る人間にも影響するから友人として付き合って行くか行かないか決めろってソウルのお祖母ちゃんに言われたね…そして俺は決断した…そうだった。)」
「(もし…お前が敵になるような事があれば俺は下手な小細工はせず正々堂々正面からぶつかって行ってやるよ)」
「(その時は…私も全力で行くよ)」
ソウルは、演説をしながら錯乱させる対象を選び、最初に指を差した兵士の一人を選んだ。その脇でソウルが選んだ兵士の特徴を、ホワイトローズがゲーム内チャットでブラッドローズに伝えていた。兵士の特徴を伝え終えたホワイトローズは、ソウルのやった事に驚きと畏怖を感じ敵に回したら怖いなと小声で言うと、ソウルはホワイトローズの目を見て答えた。その目を見たホワイトローズは、昔あった出来事を思い出しそうだったと言うと、ソウルは不敵な笑みを浮かべてその時は全力でぶつかって行くことを約束し、ホワイトローズもその約束に全力で挑むと答えた。
「おい!なんだ?騒がしいぞ!さっさと作業を終わらせろ!」
帝国がいる東側に突然大きな声が上がり、ソウル達はその声に反応して声がした方に顔を向けると、兵士や騎士の上官と思われる人物が部下達を叱っていた。
「そこの貴殿もこちらを煽る様な行為は控えて貰いたい!」
「おやおや?煽るとはひどいですね?俺は、もしかしてそうなんじゃないか?と推測を言っただけですよ?あんたらの頭は簡単に味方を殺す奴だって。」
「そんな事実はない!言いがかりはよしてもらおう!」
「ほう?そんな事実はないと?貴殿は今の帝国の現状を知っているはずですよね?犯罪者がはびこり星の子らと言う組織と結託して他国や俺ら来訪者達に迷惑をかけている…今帝国にいる民ですらオカーネンの為に密告したり、犯罪者組織に売り渡している…さらには在りもしない罪を着せ、よくわからない物を掘り起こそうとしているではないですか?それでもそんな事実はない、虚言だと言うのですか?」
「そ…それは…」
「先ほど私が言った言葉が真実でないと何故言えるのです?あんな非道をしてしておきながら何故しないと言い切れるのです?貴方の他にも上司に位置する人がいるでしょう?その人が出世やオカーネン目的で仲間を後ろから襲い俺らのせいにしろという命令をしないと何故言えるのです?もう一度言いますが、その犠牲になるのは貴方ですか?それとも‥‥」
「っく!…失礼する!」
煽るのを止める様に言った上司が、苦虫を嚙み潰したかのような顔をしてその場から去ると、さらに兵士達に動揺が走って行った。
「いじめっ子…」
「いやぁ…つい」
その場から逃げるように去って行った上司を見ながら、ホワイトローズが呟くと、ソウルはニヤリと笑いながら答えた。それから数時間後、敵と味方に別れて人が集まり出しソウル達がいる西側には、今回参加する各国の代表や薔薇乙女騎士団の総団長ルージュ、ヴァルハラの盟主ユメミルクが集まっていた。
「今回帝国との戦争に参戦を表明した国はアークライト国を除いて7か国中5か国。残り2か国は国境閉鎖のみです」
「その5か国中軍を出したのは?」
「ゴルゴンゾ、ストロガノフ、ビアンコの三国です。残り2国はシャンディ、ガツポンは個人参加で貴族の子息達とその護衛からなる小隊です」
ソウル達が集まっているテーブルで、アークライト国の騎士団長セルゲイが、部下の騎士から報告を聞いていた。
「何人位集まりましたか?」
「ええと…アークライト国を含めてですか?」
「はい」
「約54000人です」
「おお、結構集まりましたね」
「それとアンジェラ殿達もおりますからこの戦は勝ち戦になりますな。まぁそれでも油断はしませんが」
「結構、結構。おっと、そろそろ始まるみたいですね」
「では、我らは後ろに控えて開戦を待ちます」
「分かりました。お願いします」
セルゲイが、数m後ろに下がると各国の代表達もセルゲイがいる場所に並び、これから始まろうとする取引をその場にいた全員が見つめた。
「開始時間が来たので始めさせてもらいます。今回の取引は、西側にいる来訪者達は楽園の鍵を出し、東側にいる帝国はノイン皇子を交換するという事で双方間違いありませんね?」
「ああ、間違いない」
「こちらもそれで間違いない」
西側には今回の元凶、宰相、犯罪者組織の長ダミアン、星の子らの代表バンプキンの三人が椅子に座り、その後ろには12天逢魔の魔導天のレナ、空駆天のテイクや財務大臣のブリスと法務大臣のコンスタン、上級貴族のアヒーの姿が見えた。取引の開始時間が始まり、暗爆のイルクスが両者の中央に立って司会進行を務め、互いに取引する物を確認すると双方頷いた。
「では、互いに先ほど言った物を提示してください」
ソウルは、アイテム欄から楽園の鍵を取り出して相手側に見せると、帝国側から感嘆の声が上がった。
「おお!あれが!」
「ようやく…ようやくですな!」
帝国側からそんな声がソウルの耳に届くと、ソウルは鍵をテーブルの前に置き、睨むようにして宰相を見た。
「おい、囀るな。さっさとノインを出せ…」
「分かっている。おい!皇子をここに!」
宰相が指示を出すと、一人の男が両手を鎖付きの手枷で拘束されたノインを連れて来た。
「おい!さっさと来い!」
「うわぁ!」
「っちぃグズが!早くこっちに…!」
ノインが引っ張られ地面に倒れると、男が苛立ちを感じ殴ろうとした時、ソウルが思い切り机を叩いた。
「おい‥‥俺は言ったよな?…ノインを傷つけるなって?ノインを傷つけたら鍵と扉を破壊するぞと…いいんだな?」
「!?…申し訳ない!おい!そこの馬鹿を拘束しろ!手枷も外せ!」
宰相の指示に従い、騎士や兵士が動き出すと男を拘束した後、ノインを縛っていた手枷も外した。
「ノイン?大丈夫か?」
「はい、ソウルさん‥‥すみません…あの…母様と姉さま、それと侍女達は無事ですか?」
「ああ、無事だ。もう少しの辛抱だ。少し待っていてくれ」
「はい!」
ソウルはノインに向かって話しかけると、ノインは疲れた顔をしながらも家族の心配をし、ソウルが家族の無事を伝えると、笑みを浮かべて頷いた。その後ソウルは、宰相に目を移し口を開いた。
「貴様ら…俺が止めなかったらノインを殴らせていたな?」
「…ふん、ちょっとした催しだよ。気に入ってくれたかな?」
「…不愉快極まりないな…そうか…よくわかった…そんなふざけた催しをしてくれた返礼として今から鍵を壊すとしようか…マギア!炉の準備だ」
「な!こちらはノイン皇子の命を握っているんだぞ!?」
「…ノイン皇子!皇帝の子息として民の為に命を捨てる覚悟はあるか!?」
「…ソウルさん‥‥はい!あります!」
「宰相…そういう事だ」
「っく!‥‥‥‥」
ソウルは、鍛冶で使っているルーン魔法の炉をマギアに出させると、ブルーローズを糸状に伸ばし糸の先端を鍵に粘着させた後、炉の上に吊り下げる様に持った。
「さて…これから壊すわけだが‥‥今の帝国はこの鍵を作り直すことが出来るかな?とある沼にいるモンスターを倒してコアを入手し、世界を滅ぼせる巨獣から角を得た後、力ある水を集めないと行けない訳だが…今の帝国にそんな力はあるか?飛行船も無い、国境も閉鎖されている…例え国境を抜けたとしても、さっき言ったモンスターは倒せるかな?ああ、俺らを雇うという方法もあるか!その場合オカーネンが必要になるが…今の帝国にその余裕はあるのかな?」
「待ってくれ!本当に申し訳なかった!この通りだ!」
ソウルは、ゆっくりと吊り下げられた鍵を炉に降ろして行き、問いかける様に話をすると、宰相が立ち上がりテーブルの前に出ると土下座をし始めた。
「‥‥いいでしょう。私も鬼ではないので一度だけ許してあげますよ」
ソウルが、糸を上に引っ張り炉に入ろうとしていた鍵を掴むと、帝国側から安堵する声が聞こえて来た。
「‥‥はい、では許されたので取引を続けましょう」
暗爆のイルクスが、先ほどの出来事が無かったかのような素振りと冷静な声色で言うと、宰相とソウルは椅子に座り直した。
「では、双方取引するモノをメイドに渡してください。ああ、ご心配なく。用意したメイドはこの町で豚汁の売り子をしていた一般人を私が雇いました。ええ、もちろん細工とかはしていませんよ?まぁ、選んだ基準はええ体と顔を持っていたので雇いました。それと最後に、彼女達に危害があった場合私は敵味方関係なく全力を持ってぶっ殺しますのであしからず」
ソウルはイルクスの言葉を聞き流し、緊張で震えているメイドに鍵を渡すと、広場の中央へ向かって行った。東側の帝国もメイドにノインを渡し、広場の中央に連れてくると、二人のメイドはイルクスの後ろに下がって行った。
「では代表者同士私の掛け声で一歩ずつ前に歩き、取引するモノを取りに向かってください」
「分かった」
「了解した」
宰相が立ち上がり、双方同じ距離になるよう指定された場所に立つと、ソウルは立ち上がって後ろを振り向くと同時にホワイトローズにアイコンタクトを送った。
「ソウル、いよいよね」
「おう、いつでも準備は出来てるぞ!」
ソウルが指定の場所に立つと、ルージュとユメミルクがソウルに声をかけて来た。二人の言葉にただ黙って頷いた後、イルクスの数え言葉に従い一歩ずつ歩き始めた。
「……2歩目!……3歩目!……4歩目!……5歩…」
イルクスが5歩目と言いかけた時、ホワイトローズが突然大声を上げた。
「ねぇ?!あそこに居る弩持ち…ソウルを狙ってない!?」
ホワイトローズが指を指し示すと、その指先にいる人物は広場のすぐ近くにある3階建ての建物に居り、その建物の窓から弩でソウルを狙っていた。その男はソウルが演説を行った際、最初に指を差した兵士で、近くに居た仲間の兵士が咄嗟に止めようするが間に合わず、口から泡を出しながら何かを呟き弩の引き金を引いた。そして狂った兵士が持つ弩から放たれた矢は、真っ直ぐソウルに向かって飛んで行くと、ソウルは右手を突き出して矢を防いだが、手の平から甲にかけて貫通し止まった状態になっていた。
「おや?おや?おやぁ?…これはどういう事かな?明らかに殺意ある攻撃…これはもう許されませんね…」
「な!何故放った!」
ソウルが、右手に生えた矢を確認しながらわざとらしく言うと、宰相が怒りを含んだ声を放った兵士に向かって叫んだ。
「おうおうおう!よくもやってくれたな!」
「やりやがったわね!」
ユメミルクが机を前に蹴飛ばし、ルージュが両手に魔法を溜め始めた。
「ソウル殿が攻撃された!全軍、攻撃開始!」
後ろに控えていたセルゲイや各国の代表達も、ソウルが攻撃された事を確認すると、攻撃開始の合図を送り、全軍が進撃を開始した。
「クソ!だが…まだだ!」
宰相が懐から手のひらサイズの円柱を取り出し、ピンを抜いてノインがいる広場の中央へと投げると、その円柱から白い煙が噴射され、辺り一面煙で覆われた。
「煙幕か!?ノイン!全力でこっちに走ってこい!」
「は…はい!」
ノインはソウルに言われた通り、白い煙幕の中全力で西側に走って行くと目の前にソウルが現れ、ノインの姿を確認したソウルは、ノインを抱きしめた後、自ら盾になる様に帝国側に背中を向けてノインを守り始めた。
「ふははは!やったぞ!やっと鍵を手に入れた!後はこれを使って!」
「!…あれは!」
帝国側に背中を向けたソウルが、宰相の声に反応し、広場の中央だと思われる場所に視線を向けると、宰相が鍵を手にして笑っている姿が見えた。その宰相は、ソウルがよく知っている形の転送装置を取り出すと、それを上に掲げた。
「大将!俺達も連れて行ってくれよ!」
「じゃあ早く俺に掴まれ!いくぞ!」
宰相の下に12天逢の二人とダミアンやアヒー、大臣達が集まり宰相の服を掴むと宰相は転送装置のボタンを押し、転送されて行った。
「ソウル!風魔法の準備が出来たから煙幕を吹き飛ばすわ!」
「分かった!」
ルージュが風魔法を使い、煙幕を吹き飛ばすと慌てふためく帝国兵士や騎士の姿が見え、元凶である宰相達は何処にもいなかった。
「逃げられた…わね…」
「ああ、だがあいつらが行った場所は分かっている…」
「あの場所か?…ってソウルそろそろ離した方がいいぞ?」
「おっとすまん!ノイン、大丈夫か?」
「死にかけましたが大丈夫です~」
ソウルは慌ててノインを体から離すと、窒息しかけたノインは目を回しながらも大丈夫だと答えた。
「帝国で酷い事されていなかったか?」
「大丈夫でした。何故か分からないですが暗爆のイルクスが守ってくれたので…」
「‥‥そうか」
ソウルがただそれだけを口にしノインを立たせると、アップル達がノインの下に駆け付けて来た。
「ノイン君大丈夫?その‥‥お尻とか…」
「ノイン大丈夫?なにもされてない?」
「マナリア‥‥その答えはまだ君には早いと思う…」
マナリアが赤くなりながらノインに尋ね、アップルが青い顔をしながらノインの全身を確認し始めた。ソウルは二人が何の心配をしているのかが分かり、呆れながら突っ込んだ。
「で~二人共。飛行船で話した事だが…決めたか?」
「ソウル…私達を見くびらないで頂戴。そんな物はとっくの昔に決めているわ!これから沢山殺す事になる?上等よ!向かってくる奴は全てぶっ飛ばしてやるわ!」
「私も関わって行くとあの時決めました‥‥‥でも、私はまだ子供なのでよくわかってない所もあると思います…だから、自分の目で見てその答えを見つけたいと思います!きっとソウルさん達と一緒に居たらその機会が沢山ある様な気がするので!」
「……そうか…すまない…いや…ありがとうだな」
ソウルが、真剣な表情で飛行船の時の答えをアップル達に求めると、アップルは胸を張り堂々と、マナリアは少し俯きながら答えた。ソウルは二人の答えを聞いて、嬉しさを感じ謝罪ではなく感謝の言葉を述べた。
「ちょっと―!何してるのよう!あいつら逃げちゃったじゃない!どうするのよう!」
三人の雰囲気をぶち壊すが如くティーの言葉が上から響き渡ると、マギアもソウルに近づいて来た。
「マスター?この後どうしますか?」
「そうだな…とりあえず今ここに居る帝国の奴らを制圧してから決めるか」
「じゃあ気合入れてやるか!と言っても指揮する奴が消えたからあいつらはもうダメかもしれんな…」
ユメミルクが、進軍する軍から逃げていく帝国兵士や騎士達を見ながら言うと、ソウルは右手の矢を抜いた後、腰のホルスターから銃を抜き、銃口を上に向ける構えを取った。
「ここがそうでもまだ帝都がある。きっとそこは激戦になると思うぞ?」
「そうね。じゃあこのまま帝都目指して進軍かしら?」
ルージュがソウルに尋ねると、ソウルはそれに頷いた。
「さて諸君。戦争開始だ!」
ソウルの言葉に、全員が頷き気合を入れ始めた。
プレゼンで身振り手振りを入れると伝わりやすいって偉い人が言っていたような気がします!皆さんもやってみたらどうでしょうか?
全力で不安感を煽り士気を下げるのは基本!
国の名前は強そうな食べ物の名前から取りました。
帝国側が3万弱がツワーノの外にいて3000人位が町の中にいます。
結構、結構といったソウルは若干ヨー〇の真似が入っています。
ふざけた事をして来たので、こちらもふざけた事を仕返しました。つまりマウントの取り合いをソウルと宰相がしてソウルが勝った状態ですね。
イルクスは面食いの両刀使い。
狂った兵士はブラッドローズ隊の隊員が【狂乱の目】をいうスキルを使い狂わしました。どんな風になるか例えるとヘルシン〇と言うアニメでアー〇ードに見つめられた兵士がエレベーターの扉を開けちゃうアレ状態になっちゃいます。
アップル達がノインのお尻を気にしたのは、近くに居たプレイヤーがそういう話をしていて、アップル達の耳に入ったからです。
ソウルが潜入時煙幕を使って逃げおおせた為、煙幕の有効性に気づいた宰相達は、研究所に命令して煙幕を作りました。
そして宰相達は楽園に行き、その場はラストダンジョンになる訳です。
何故宰相達が転送装置を持っていたのか?それは…ほんの少し先に分かります。
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