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Fランク能力者の存在理由‐レゾンデートル‐  作者: トウミ
第2章 反能力者主義

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第2章 反能力者主義 その11

第2章 反能力者主義 その11


反能力者主義による学校襲撃から2時間。

生徒会メンバーにより、襲撃に使われたロボットは全て破壊され、主犯の2名は捕縛。

主犯がやられたということもあり、影でロボットを操作していた他のメンバーも投降した。


生徒会棟内。


「みんな、今日はお疲れ様でした。特に、宇佐見くんたちは、大変だったわね。鈴原くんも繁華街方面の警備、ご苦労さまでした」


如月会長がこの場に集まったメンバーに労いの言葉をかける。


「いえ、そこまで大変じゃなかったですよ。楽々浦先輩や、晃と朋もいてくれましたし」


「いやいや、銀、お前が最後すごかったって先輩から聞いたぞ?」


「うんうん! 宇佐見くんが刀で、なんかすごい技出してね、ズババーンってたくさんのロボットを一気に倒したのこの目で見たよ! もー、すごかったんだから!」


なぜか自分のことのように嬉しそうに語る楽々浦先輩。そこまで誉められると、流石に恥ずかしくなってくる。


「いいなー、わたしも宇佐見くんの剣術見たかったかも!」


「朋だって、晃と一緒にかなり大型のロボットを倒したんだろ? 俺はそれを見たかったな」


パンパン!

と、こんな感じで盛り上がっていると、如月会長が手を2回叩いて、一旦この場を落ち着かせた。


「はい、とりあえずみんなが頑張ってくれたのはわかったわ。あとは、また今度ね♪ それじゃあ、明日からの予定を話すわ」


“明日からの予定”と聞いて、辺りは一気に静かになる。晃なんかは、マジかみたいな表情をしてる。


「明日からの3連休なのだけど……」


ごくっと誰かが固唾を飲むのが聞こえる。


「宇佐見くん、中森くん、早瀬さん、それから楽々浦さんはフリー、お休みとします♪」


「え?」と声を上げたのは晃。

「うそ?」は朋。

「わたしも?」は楽々浦先輩。

そして、

「か、会長?」は鈴原先輩だった。


「如月会長、その、今回の事件の事後処理とかは?」


晃と朋が二人で嬉しくて騒いでる中、

俺は気になっていたことを如月会長に尋ねる。


「それなら、犯人は犬山さんに引き渡したし、残ってるのは破損した施設の修繕とロボットの残骸処理及び解析だから、わたしと鈴原くん、それから先生方で終わるから大丈夫よ。ね、鈴原くん♪」


「イエス、マム!」


そう言う鈴原先輩の顔は引き攣ってるように見えたが、気づかなかったことにする。


「その、会長。わたしもフリーでいいんですか?」


「もちろん♪ 楽々浦さんも宇佐見くんと一緒にロボットをたくさん倒してくれたでしょ? たまにはゆっくり休んでちょうだい」


楽々浦先輩はパァーっと明るい表情に変わった。ほんと、見かけ通り子どもっぽい表情をするから可愛いらしい。

「わぁー、どうしよう? 何をしようかな?」と、小声で言っているのも、隣にいるから丸聞こえだが、教えたら怒られそうなので黙ってることにした。


「みんな喜んでくれて嬉しいわ。大丈夫だとは思うけど、一応学生としての節度は守って下さいね。それじゃあ、今日はお疲れ様でした。また木曜日、学校でね♪ 解散!」


こうして、如月会長の粋な計らいで、事件直後の集まりは解散。それぞれが(鈴原先輩を除く)お休みにわくわくしながら、学生寮へと戻るのだった。



第2章 完


To Be Continued…




みなさんこんにちは、トウミです。

おかげさまで第2章終わりました!

ここまで読んでくれた方々、ありがとうございます♪

物語はまだまだ続きますが、これからも応援して頂ければと思います。

よろしければ、感想、ブクマ、評価をお願いします!

貰えるとかなりトウミが喜びます。


次は、3章前のちょっとした息抜き的な話になる予定です。

それでは、この辺で。


朝から冷房の効いた部屋で♪トウミより。


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