革命家たちの目次録3
アムエ「ふふっ。なんと今日、わたくしがこちらのコメンテーターをさせていただくことになりました! わたくしもやってみたいと思っていたのでうれしいです」
シャル「アムエ様、よかったですね。しかも今回は、ニューエゥラ軍メンバーのところに新たな項目が追加されるそうですよ」
アムエ「あら、それって何かしら? 楽しみだわ」
◇
■ニューエゥラ軍メンバー■
【隊長】ヒトリ・アイリス (28)
・キズナの腹違いの姉。
・三代卿のひとりであり、『転生の間』の管理人。
・アマソラに特別に目を付けられている模様……?
〜所持スキル〜
〈瞬間転移魔法〉
・『革命家たちの目次録1』にて解説あり。
〈眠る秒針〉
・『革命家たちの目次録1』にて解説あり。
【副隊長】キズナ・アイリス (15)
・ヒトリの腹違いの妹。
・左目に橙色の眼帯を付けているサイドテールの女の子。とにかく元気いっぱい、だよ!
〜所持スキル〜
〈魔法光〉
・『革命家たちの目次録1』にて解説あり。
〈魔落雷〉
・『革命家たちの目次録1』にて解説あり。
【雑務】掬等繋 (19)
・通称:ツナグ
・転生者。
・世界の運命を握っている……?
〜所持スキル〜
〈革命拳〉
・『革命家たちの目次録1』にて解説あり。
【剣士】ウィリアム・ロングフェロー (18)
・ 通称:ウィル
・美しい顔立ちの青年。
・独特な剣技を持っており、センスは抜群。
〜所持スキル〜
〈見えざる軌跡〉
・『革命家たちの目次録1』にて解説あり。
〈廻転斬撃〉
・『革命家たちの目次録2』にて解説あり。
〈静かなる剣〉
・静かに対象を断ち斬る技。どうやってやっているのか? それはウィルしか知らないのです。
【施療師】アムエ・クリスチャンセン (32)
・真のマーザーデイティの末裔
・穏やかそうに見えて、実はちょっぴりやんちゃな一面もある。
〜所持スキル〜
〈母の手当〉
・『革命家たちの目次録1』にて解説あり。
〈母の御裁縫〉
・『革命家たちの目次録2』にて解説あり。
〈母の恵み〉
・魔力を回復させる技。アムエ自身には使えず、自身の魔力を削って他者を癒すことができる。そんな頻繁に使える技ではないが、すぐに魔力を補充したいときに回復できるのは便利だ。
【武闘家】シャル・マッドガク (20)
・メイド服を着た男の娘。
・自らの身体を使った武術に長けている。
〜所持スキル〜
〈クウ・トッ・ショウ〉
・『革命家たちの目次録2』にて解説あり。
〈ハヤアシ〉
・足に魔力を纏わせ、通常よりも速く移動することができる魔法。ある程度筋力がないと魔力負けして、肉離れを起こすことがあるので注意。
〈ハヤアシ・カイ〉
・『革命家たちの目次録2』にて解説あり。
〈マリケリ〉
・蹴り技。持ち前の脚力で、大の男も軽々二、三人は蹴散らしてしまうぞ。
☆新加入☆
【ハンマー使い】パエル (10)
・ネズミのような見た目の半獣人の少女。
・家族を養うためヤクの運び屋をしていたが、ヤクグループが解体された今、ニューエゥラ軍の一員となることに。
・力はないが、素早さならニューエゥラ軍一番だろう。
〜所持スキル〜
〈ぶんまわし〉
・自分を軸にしてハンマーをぐるんと回す大技。これで周囲の敵も一網打尽だ。
〈ふりかぶり〉
・ハンマーを振り下ろす技。パエル自身は魔力をほとんど有していないので、パエルの技自体はほとんど力技だ。
■第三章登場人物■
・シビコ (28)
三大卿のひとりであり、世界最大ギャング『レールガイ』のボス。関西弁が特徴の女性。ヒトリとキズナとは、昔からの長い付き合いがある。
・シーミ (??)
マーザーデイティの末裔のひとり。なんとも高飛車な喋りが特徴。高価なものとヤクに目がない。
・モリヒト (27)
三大卿のひとりであり、マーザーデイティの末裔の使用人。主にチトモクの付き人をしている。
・チトモク (14)
マーザーデイティの末裔のひとり。非常にワガママな性格。背は低く、小太りで髭を生やしており、年齢より老けて見えるが、遠目で見ればちょっとした愛らしいマスコットキャラクターに見えなくもない。
・アマソラ (??)
マーザーデイティの末裔のひとりであり、末裔の中でも最高権力を持つ男。その存在はまだ謎に包まれている。
■第三章登場スキル■
・名称は特に出ていないが、シーミはどうやら死体を操れる力を持っているようだ。それはいわばネクロマンサーといったところか。
■第三章登場語句解説■
『三大卿』
・世界三大要注意人物を指す。
・現在の三大卿は『ヒトリ』・『モリヒト』・『シビコ』。
・その力はほかと一線を画すものであり、一般の人は太刀打ちできない。
『マーザーデイティの末裔』
・本来は末裔ではないらしいが、真の末裔が表に出ないことをいいことに、自身をそう名乗り出したのがきっかけで世界の権力を握る。
・現在となっては、この世界を完全に支配する権力者となる。
『レールガイ』
・シビコ率いるギャング界一の組織。
『ヤク』
・口にした人を狂わす恐ろしい物。それは食べ物だったり、飲み物だったりに加工され流通させられていた。
◇
アムエ「あ、あの……もしかしてですけど、名前のあとの()て……」
シャル「年齢です。作者様が関係性を整理するために、今回付け加えたそうです。次回は身長と体重も載せる予定で――」
アムエ「ダメっ! それだけは絶対許しません!!」