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095:地下7階4

地下7階への階段は吹き抜けの近く、ミミックのいた場所の隣の部屋に見つかった。

階段を下りた先は正面が壁、左右に伸びる通路という形になっている。

右はしばらく直進した先が部屋になっていて、そこにホブゴブリンとゴブリンメイジを確認。左はすぐ先で丁字路にぶつかっていて、その右は少し先で左の壁がなくなり広い空間が作られているように見える。そして左はしばらく通路が続くようだったが、そちらの方角からザーザーと水の流れ落ちる音が聞こえていた。

どうやら6階の吹きぬけの真下がそこになるのだろう。あの流れ落ちる水の音だと考えられ、地図上でもそれは一致した。


進むべき方向を左と決めると先へ進むと壁は手すりに変わり、その向こう側には流れ落ちる水の壁だ。その水の壁沿いに進み、それが途切れて吹き抜けに代わり、さらに進んで行ったところでこのエリア最初の魔物と遭遇した。

人型で肌の色は灰褐色、目は落ちくぼんでいて見えているのかどうかも判然としない。頭髪は黒くボサボサとしている。太く頑丈そうな腕と足を持ち、手には骨を組み合わせた棍棒や牙のようなものを先端に付けた槍を持っていた。すでにこちらの存在に気づいているのか、顔を向けているものもいる。

グリムロック。地下種族としては定番といっていい大して強くはない魔物だ。こんなところで初出になるような脅威度ではないのだけれど、これも前振りだと思ってほしい。


エディが盾を構え、クリストも剣を抜く。

骨の棍棒を持ったグリムロックがウオーという叫び声を上げると、空間のそこかしこにいるものたちが互い違いに声を上げ、そして武器を振り上げた。

前に出たクリストが剣を目の前の槍の先端に打ち付け、カキンという乾いた音を立てる。そこからは目の前の槍持ちが出てくるようなら後退、止まるようならまた前に出て槍をたたくようにして誘い出す。

通路まで引きつけたところで素早く身をひるがえしてエディと場所を交代し、エディは盾を構えグリムロックに向けて手に持ったグレーター・アックスを突き出した。

脇腹を切り裂かれたグリムロックが怒りに顔をゆがめながら槍を振る。そこにファイアー・ボルトが命中し炎上、これで体力が尽きあっさりと崩れ落ちた。


崩れていく体の向こうからはすでに2体目が迫ってきていた。倒れた仲間の体を乗り越え棍棒を振り下ろすと、盾に当たり激しい音を立てる。

そこへ横からクリストが切りかかり、一撃は腹へ、そしてもう一撃が首を半ばまで切り裂き、そのグリムロックも崩れ落ちていった。

さらに4体のグリムロックが迫ってくる。

槍を正面に向け、あるいは棍棒を振り回し通路に引きこもるクリストたちへ向かってくる姿は、知能が低いからかただ闇雲に向かってくるだけのようにも見えた。


そのグリムロックたちの向こう、部屋の奥の通路から点のように明かりが見え始めて、それが少しずつ大きくなっていく。

それとの接触までにグリムロックを倒しきろうと、次々に攻撃を加え、そして足元に倒されたグリムロックが積み上がっていった。

通路からやってきていた魔物の姿が見えてくる。それは小さな人型の魔物で、全体に赤黒く所々から火を吹き出しているように見えた。

グリムロックはエディとクリストに任せ、近づいてくる魔物に魔法が放たれる。小さな魔物は魔法を受けて表情をゆがめ、そして身をかがめると体全体がひび割れたようになりそこからは火があふれ出した。

それを見たフェリクスがウォーター・ウォールの魔法で魔物と自分たちとの間に水の壁を作り出す。ちょうど巨大な水の壁が出来上がった瞬間、ひび割れた殻の隙間から火をあふれさせた魔物の体がそのまま膨れ上がるようにして盛り上がり、爆発した。

辺り一面に火と赤黒い岩のようなものをまき散らし、それが水の壁を突き抜けて激しい蒸気を巻き上げながら飛んでくる。

グリムロックの体に、そしてエディの盾にも激しい音を立てて命中し、辺り一面に熱気をまき散らした。

幸いにも水の壁があり、さらにグリムロックがいたこともあってか、火も岩も大量に浴びるということはなかったし、そこまで激しい熱気になったわけでもなかった。

そして火と岩を浴びたグリムロックはすでにふらふらであり、後はエディとクリストが適当に切り捨てるだけで戦闘は終了した。


爆発はメフィットのところで見ていたこともあって対応は容易だっただろうと思う。

あの魔物はマグミンといって正直弱い。メフィットの代わりに火をまき散らす役割を持ってもらうのだけれど、メフィットよりも弱いのです。こんなところで投入するのもやっぱり前振りだと思ってほしい。グリムロックもマグミンも本番はここではない。弱い魔物の使い方、というものを考えた成果をいずれ見せてやる。


そんなグリムロックとマグミンを倒した部屋は両側の壁際に宝箱があり、フリアが落ちていたグリムロックの槍を持ってそれで箱をつついていた。ミミックの件があったばかりだからさすがに慎重になっているのだろう。

安全と判断したところで宝箱を調べ始め、一つ一つ宝箱を開け、中身を回収する。

右側にあった宝箱から捻れた茶褐色で先端に三日月が真上を向くような形の飾りが付いたワンドが、左側からは紫色に透き通った中に砂時計のような模様の浮かぶオーブが回収される。


その後の探索は地図を埋めながら少しずつ進展し、途中では部屋の中央が水浸しになっているところへ差し掛かる。

すでに水たまりそのものが罠という場所は知っているのでこんなところで足を踏み入れてはくれない。本当なら通路上に魔物が配置されて楽しいことになるのだけれど、今回は判定でバツが出たのでなし。そういうこともある、残念。

その部屋は通路が正面と右に伸びていて、右の通路の先は別の部屋につながる。

そちらは広い部屋で羽音がたくさんすることを確認、そちらは後回しにして引き返すと、もう一つの通路の先へ。その先は左手の壁に扉を見つけ、さらに先で扉に行き着いて終わる。目の前にある扉をフリアが調べて開けると、部屋の中には何もなく、正面の壁に扉があった。

ここでまたしてもフリアの何となく違和感がという言葉を聞くことに。なぜ簡単に露見してしまうのか。なぜバレ続けるのか、床の違和感。

違和感の正体はよく分からないが、何となく床の色が違うような気がするという話にまとまっていく。そこで部屋の中に魔法が投げ込まれる。これで魔物がいれば反応するだろうし、罠だとしても反応の仕方でまた考えようということだったのだろう。

ただ、この魔法に反応してしまった。魔法の光が床に降りると同時に、床面全体が波打つようにうごめき始め、動きが次第に激しくなっていく。

もうお分かりでしょうか。この床はすべてグレイ・ウーズでできていたのです。金属を溶かすという、こちらもまた嫌がらせ要員。

グレイ・ウーズは粘体型のスライムになる。このダンジョンでは水滴型のスライムは役回りがすでにあるので、敵対する役柄のスライムとしてウーズを選んだ。金属製の武器や防具に腐食ダメージを残すので大変にやっかい。

全て倒すのは面倒で時間がかかるという結論で、結局何もかもバレた上でこの部屋が回避されてしまった。

そこまで強くはないので魔法で倒すことになるのだけれど、この数だからね。部屋に入ってさえくれたら扉が閉まって鍵もかかるから楽しいことになったのに、残念。


通路を引き返したら次は途中の扉を調べることになる。

ここで気配を察知され、ハズレではという悲しい言葉を聞いてしまう。面倒な魔物が増え、面倒な罠が増えていくことから出るのだろうか。でも何でハズレとか言うのか。宝箱があるかもしれないでしょ、頑張ってよ。

フリアがエディと場所を変わり、クリストが扉を開ける。部屋の中には先ほども見たマグミンが2体いた。これは直接は面倒だと判断、扉越しに魔法が放たれ、それでマグミンが爆発の体勢になったことで扉が閉められる。

すぐにバンッ、バアンッという中で爆発する音が聞こえてきた。

何てひどい人たちかしら。かわいそうなマグミンたち、これで出番が終わりだなんて。

音が消え静まりかえったところでそっと扉を開けると隙間から熱気があふれてくる。さすがに入れないということで冷気の魔法で冷やしてから中を確認。宝箱があり、そこからは宝石が回収された。

ほらー、ハズレじゃなかったでしょ。宝箱、あったわよ。まあ宝石なんだけど、でもいいじゃないね、宝石。この部屋を入る前からハズレ扱いとか、何てひどい人たちでしょう。


地図上では一つの区画が埋め終わったような形ができていて、次に調べる先として近くの広い空間が選ばれる。そこでは激しく羽ばたく音が幾つも聞こえ、同時に鳥のような鳴き声も聞こえていた。

床に張り付くようにかがみ込んだフリアが通路の端まで進んで部屋の中を覗き込み、広く、天井は高く、上方に小さいが多くの鳥が飛んでいるように見え、壁に照明があることで見通しは良いことを報告する。

今までにもこういう広い部屋は見せてきたのだから、当然この場所もなにかありそうという気持ちになるだろう。

エディとクリストは装備を確認、フェリクスとカリーナは魔法を準備。

特に小さいが大量の鳥がいるとなればその全てに対応することは難しくなってしまう。後衛もシールドとメイジ・アーマーで防御力を確保、それから広く高い大きな部屋へと踏み入った。


その部屋へ入ると、さらに羽音も鳴き声も激しく聞こえてくるようになる。

見上げれば多数の鳥が飛び交いっていて、全方位から攻撃を受けることは避けるために壁沿いに移動を開始する。

1羽2羽と上空から鳥が降りてきて、それがヴァルチャーであることが分かる。武器を振ると近づくことを止め上空へと舞い戻っていった。

このまま進めるかと思ったとき、頭上を舞う鳥の姿に巨大なものが混ざり始めたことに気がつく。その中から3羽、徐々に高度を下げ、姿形がはっきりと見えるようになってくる。小さな鳥がヴァルチャー、そして巨大な鳥はジャイアント・ヴァルチャーだ。頭上を舞いながら明らかにこちらの様子をうかがっている。

エディが盾を構え一歩前へ。そしてクリストも剣を構える。

カリーナがブレスで前衛を支援。フェリクスのマジック・ミサイルが開幕を告げる。

この攻撃に反応したのか1羽が急降下し、その鋭い鉤爪をエディの盾にたたきつけ、また上昇していく。

そしてまた1羽、また1羽とエディの盾を狙うように降下を繰り返す。対するエディも盾だけでなくグレーター・アックスに引っかけて引きずり降ろそうとするが、さすがにヴァルチャーもそれは分かっているのか、目の前まで来てそのまま上昇していったり、目標をかえて隣のクリストを狙おうとしたりと動きを変える。

待ち受けていたクリストもそれに剣で攻撃をしかけ、鉤爪と斬り合う。

3羽が上空に戻りクリストたちの頭上を円を描くように舞う。

その3羽とは別に、また左右からジャイアント・ヴァルチャーが降下を始め、それに小さなヴァルチャーたちが群れるようにして続いた。

カリーナが強風を吹かせる魔法を使い、小さなヴァルチャーたちを吹き飛ばす。

ジャイアント・ヴァルチャーはその風でも一瞬姿勢を崩しただけですぐに鉤爪をきらめかせて降下する。

それを迎撃するためにフェリクスがマジック・ミサイルを放ち命中させる。

そしてそれでよろめいたところを狙ってクリストが剣を振り回し、地面へと落下させることに成功した。エディに狙われた1羽は胴体を傷つけられたもののそのまま上昇して遠ざかる。残るジャイアント・ヴァルチャーは4羽だ。


そこへまた別の空を飛ぶ魔物が現れる。

ヴァルチャーは群れているためなかなかの脅威だが、ヴァルチャーだらけの状況でこのエリアのボスだとは言いにいだろう。本命かと見られたその巨大な姿が頭上へと到達し、ヴァルチャーたちの中央まで進んできた。群れに混ざるという形ではなく、その群れの上に堂々とした姿を据え置いたというように見える。その形は筋骨隆々としたライオンのものであり、頭と前足、そして翼はワシのものだった。この魔物は見たことがあるだろう。6階のガラス壁の向こう側、地下世界の上空を悠々と飛んでいった姿を思い出せ。


グリフォン。牛や馬、時にはヒポグリフのような魔物すらも獲物とする強力な魔物だ。

4羽のジャイアント・ヴァルチャーがぐるぐると円を描くように始める。その円が大きくなり始め、そしてぐるりと右方向へ旋回しながら地上へと殺到する。

フェリクスが魔法を使うと、ヴァルチャーたちがエディに到達する直前、その前方に旋回する短剣の群れが出現する。その短剣の群れに突っ込む形になってしまい、翼や体、足を切られてエディを攻撃するどころではなくなり、その空間を離脱しようとしていく。

そこを狙ってエディが1羽を引っかけ地面にたたき落とす。さらに移動したクリストも目の前を逃げようと上昇するヴァルチャー目掛け攻撃し、1羽をその犠牲にした。

残る2羽のジャイアント・ヴァルチャーが上空へ移動しようとしたタイミングでカリーナがグリフォンを狙って地面へと縛り付ける魔法を放つ。

これを受けたグリフォンが急激に高度を下げ、勢いを付けて地面にたたきつけられようとしたが、まさに地面にという瞬間体を捻り、太い後ろ足を伸ばして地を蹴り、その勢いのままクリストたちの方向へと突撃を仕掛けてきた。

それを見たエディが武器から手を離して両手で盾を支え、ガツーンッという激しい音がグリフォンとエディとの間から響き渡った。エディの足が勢いを殺しきれずにずずっと後ろへ下がる。

さらにそこへヴァルチャーの群れが迫ってくる。小さいヴァルチャーは相手にしている場合ではないのだが、数がいるためにとにかく邪魔だった。ジャイアント・ヴァルチャーは攻撃のタイミングを計っているのかまだ上空で旋回している。

フェリクスのライトニング・ボルトをグリフォン目掛けて放ち、肩口から貫かれるように雷に打ち抜かれたグリフォンは身もだえしながらも前足を振り上げ、盾越しにエディの頭を狙ってたたきつける。そこから更に一歩飛び退くと、頭を振って近くのクリストに噛みつこうと動いた。

それを避けることに動きを費やしたクリストにヴァルチャーが群がり、振り払っている間にグリフォンは遠ざかる。そして再び地面を蹴り、エディに向かって突撃を開始、そのタイミングに合わせたのか上空のジャイアント・ヴァルチャーが左右に分かれ、降下を始めた。

カリーナがエディに背後から触れて支援魔法をかけると、自身は群がるヴァルチャー相手にスタッフを振り回し始めた。

フェリクスがマジック・ミサイルを近づくジャイアント・ヴァルチャーに命中させ、さらにフリアがナイフを投げつけることで倒していく。これでようやくジャイアント・ヴァルチャーは全滅。残るはグリフォンだけになる。

激しい音をたてて盾に突撃したグリフォンがそこから足を振り上げる。エディがとにかく押し切られないように耐えている間にクリストが移動し、グリフォンの胴体に横から切りつけた。

嫌がったグリフォンが下がろうとしたところへフリアが再びナイフを投げ込み、目の辺りにそれを受けたグリフォンの動きが止まる。そしてそこへクリストがもう一度攻撃をしかけると首を深く切ることに成功し、そのままグリフォンは頭から地面へと崩れ落ち動きを止めた。


お見事でした。

ヴァルチャーたちもグリフォンも頑張ったけれど、ここはもう褒めておくしかないでしょう。ヴァルチャーが群れても後衛2人の防御を抜けなかった辺りが敗因かしらね。さすがシールド+メイジ・アーマー。せめてジャイアント・ヴァルチャーが突っ込めていたら変わったかもしれないけれど、仕方がないわね。

その後は武器を振り回して追い立てられ、ヴァルチャーは近づいてくることをやめて上空へと待避、それからは下りてくるのをやめてしまった。まあこれも仕方がないわね。これ以上は無駄死になってしまう。せめて時折飛び交って雰囲気作りをよろしく。

フリアが部屋の中を調べて回っている間にクリストたちはグリフォンを丸ごと成果として持ち帰ることを決める。

地図を見ると分かるのだけれど、この部屋から地上までの間で確定で登場するのは6階のオークだけなのだ。でっかくて重いグリフォンだけど、持って帰ることは十分に可能だった。

そのグリフォンに首輪があり、そして装飾の施された袋が結びつけられているのが見つかる。口の幅が40センチほどありそうな大きさで、凝った飾り縫いもされている。

この袋は特別なものなのだけれど、やはりカリーナが気がついた。そう、模様がポータルのものに似ているのだ。そこで鑑定のスクロールを取り出してバッグを受け取り、結果が出始めた瞬間に床に突っ伏した。

ふふふ、喜んでもらえているでしょうか。

ホールディング・バッグ。通称マジックバッグです。お待たせしました。みんな大好き勇者の冒険の書に登場する、いくらでも物が入れられるという魔法の鞄です。

空間魔法の研究はテレポーテーションと移動用ポータル、そしてこのマジックバッグが最大の目標だったとまで言われている。そして結局、重量軽減の魔法までしか成功せず、マジックバッグは実現していない。それが、今、ここに。

鑑定結果を一気に読み上げ、最後にはため息。いいでしょう、素晴らしいでしょう、契約内容を変えておいて良かったわね。

さらにそのバッグの中に入っていた小さな金属板も発見される。これには古語で4の数字が入れてある。タイガーのところに続いて2枚目ですね。あと3枚ありますよ。


さて、これで今回の探索は終了。クリストがグリフォンの前足を担ぎ上げ、カリーナが魔法の円盤を作りだしその上に腰から後ろを乗せ、円盤を押すようにしてクリストに着いていく形を取る。前衛はフリアとエディが務め、フェリクスは支援だ。

そこからは通路を進むだけで魔物の脅威などは全くなく、無事に6階に到着。吹き抜けに沿ってぐるりと回廊を進み、隠し扉を開けたらその先を慎重に進む。途中通路上のオーク1体との戦闘はあったが、そこも難なく対処した。

あとは5階に上がり、昇降機で1階を目指すだけだ。

昇降機にグリフォンを運び込むと全員が乗れないため別れて1階で合流し、ラットを追い払いながら出口を目指す。重労働ではあったが困難な状況になることは一度もなく、無事に地上へたどり着いた。

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