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第1筆 斬首


 ――リトンの首を刎ねよ!

 夏の離宮にある玉座の間で、王が叫ぶ。


 ――宮廷書記官の身で、何ということを。この()れ者が!


 近衛騎士に身柄を押さえつけられ、床に這いつくばった翠目の青年は、それでも不敵に笑った。


 ――お持ちください、陛下。

 王太子が口を挟む。


 ――何だ? お前はこやつの肩を持つのか?

 ――いいえ。


 怒りに燃える、王の紫の目にも怯まない。

 王太子が口を開く。


 ――首は首でも、宮廷書記官としての命を絶ちましょう。






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― 新着の感想 ―
[一言] 続編待ってました!!!!!もう既にワクワクが止まりません!!!!!
[一言] リトン。リット様のお父様ですね? ということは、王太子は今の国王ですね。 いよいよ過去が明らかに…?!楽しみですね〜 (*´Д`*)
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