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二次創作 東方project 神隠しに遭った青年  作者: 零月
第一章 神隠しに遭った青年編
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ラーメン食べたいので作ります3

みんなが買い物や製作をしている間に俺は麺を作った。

「ふぅ・・・」

あとは麺を茹でれば完成だ。

「岳さん、買って来ましたよ」

厨房に降りてきた咲夜と美鈴が買ってきたものを運んで来た。

「ありがとう、2人共。俺の方も今麺の方作り終えたよ。あとはにとりの鍋を待つだけだな」

「こっちも出来たよ」

にとりが河童と作った圧力寸胴鍋を運んで来た。

「よし!じゃあスープを作ろう。にとり、どのくらい短縮できたんだ?」

「1時間もあれば出来るくらいには短縮できたよ」

「マジか!」

しかも圧力寸胴鍋の大きさは先程作ってくれた寸胴鍋の2倍あった。

作っていた鍋も4つあった。

これで約200人分のラーメンができる。

しかも、1時間でそれが完成するのだ。

血抜きの作業は手作業でしか出来ないようだったが、その分スープの時間が短縮できたのだから問題ない。

「よし!じゃあ麺担当と血抜き担当で別れよう。みんなで美味いラーメン作るぞ!」



「にとりの工房すごく繁盛してるわね・・・」

「なんか作ってるのかな?すごく良い匂いがするんだぜ」

妖怪の里に来た霊夢と魔理沙がにとりの工房を見ていた。

「確かに食欲がそそる良い匂いじゃない・・・。あっ、もしかして・・・」

霊夢は集まっている妖怪たちの間を通る。

「はいはい、ごめんよ~」

魔理沙もその後を付いて行った。

にとりの工房入り口に着くと、河童が居て、集まっている妖怪たちが入らないようにしていた。

「ちょっと通るわよ」

河童に言うと霊夢と魔理沙は止めようとする河童を気にせずに中へと入って行った。

「ここに居たのね」

地下に降りた霊夢が麺作りの作業をしていた岳を見て呟いた。

「あら、霊夢じゃない」

霊夢が声のしたところを見ると作業している人たちから離れたところに椅子に座っているレミリアがいた。

「何アンタだけ座ってんの?」

「作業したくないからに決まってるじゃない」

「ふぅん・・・そう」

「あれ?盟友と魔理沙じゃないか。手伝いに来たのかい?」

霊夢と魔理沙に気づいたにとりが2人に話しかけた。

「私は岳が作っているラーメンを食べに来ただけよ」

「なんだ、手伝いに来たわけじゃないのか」

にとりはそう言うと、血抜きの作業を再開した。

「なんだか忙しそうだな。私も手伝うぜ」

魔理沙はそう言うと、血抜きの作業をしているにとりと美鈴の手伝いをしに行った。



「岳、鳥と豚の骨の血抜き終わったよ」

「おう、サンキューにとり」

俺はにとりたちが血抜きした骨をそれぞれ圧力寸胴鍋に入れる。

「さて、あとは1時間待つだけだな」

「岳、何か手伝おうか?」

俺に魔理沙が話しかけてくる。

俺はそこで初めて魔理沙が居るのに気づいた。

「おう、魔理沙居たんだな。そうだな・・・。集まっている妖怪たちにラーメン配ろうと思うから、にとりと一緒に器と箸を用意しといてくれないか?」

「おう、任しとけ」

魔理沙とにとりが器と箸を用意するために地下の調理室から出て行く。

「美鈴と河童たちは残りの骨の血抜き作業を頼む」

「わかりました」

「さて、じゃあ俺たちも残りのラーメンの生地を作りましょうか」

「そうですね」

俺と咲夜は麺の生地作りを再開した。



-1時間後-

器と箸を用意した魔理沙とにとりに上にいる妖怪たちを並べさせて、上にいる河童たちと協力してラーメンを配ってくれと伝えた。

圧力寸胴鍋からできたスープは何時間も煮込み続けたスープのような良い味だった。

これなら大丈夫だろう。

俺は咲夜に醤油ラーメンのスープの調合を教えると、麺を茹で始めた。

麺を茹で終えると、その麺を湯切りして、咲夜がスープを入れている器に麺を入れる。

「よし!完成だ!じゃあ待っている妖怪たちに配ろう!」

ラーメンの入った器と箸を、血抜きの作業を終えた美鈴と河童が、魔理沙たちがいる所へと運ぶ。

俺はその間、麺を茹で続けた。



「あら、なんだか良い匂いがするわ」

白玉楼の縁側に座っていた幽々子が立ち上がった。

「何言ってるんですか?幽々子様、まだ夕食の時間には早いですよ?」

「匂うわ、食べたことのないような良い匂いが・・・行くわよ!妖夢!」

「えっ?ちょ!?幽々子様!?」



「うめぇ!」

「なんだこれ!食べたことのない味だ!」

魔理沙とにとりから受け取ったラーメンを妖怪たちは食べながら感想を述べていた。

魔理沙とにとりからラーメンを受け取った妖怪たちは工房から離れて行く。



そして順番が来た妖怪たちに魔理沙たちはラーメンを渡す。



渡すラーメンは豚骨か醤油のどちらか1つを渡しているが、妖怪たちから不満の声はなく、受け取った妖怪たちは列から外れるとラーメンを食べ始めていた。

しかし、列はまだまだ続いていた。

「これ、里の外からも来てるだろ。絶対に」

ラーメンを渡しながら魔理沙は呟く。

「たぶんね。でも良い匂いだから来たんだと思うよ」

「私も配り終えたら食べたいぜ」

「岳は優しいからちゃんと私たちの分も残してるはずだよ」

「だな」

魔理沙たちは話しながらラーメンを配っていく。

そこで、妖怪以外の人物も並んでいたのに気付いた。

「あれ?慧音先生に妹紅じゃないか」

魔理沙が慧音と妹紅に話しかけた。

「やぁ、魔理沙。これは君が作ったのか?」

慧音が魔理沙に尋ねた。

「いや、岳が作ったんだぜ」

「岳が!?へぇ、あいつ料理できるんだな」

妹紅がにとりからラーメンが入った器を受け取りながら言う。

「良い匂いじゃないか。妹紅と頂くとするよ。岳さんによろしく伝えといてくれ」

「あと遊びに来いって伝えといてくれよ!」

「わかったぜ」

慧音と妹紅はその場を離れていく。

「岳、いつのまに妹紅と仲が良くなったんだぜ?」

慧音と妹紅の後ろ姿を見ながら魔理沙は呟いた。

その後も妖怪たちにラーメンを配る魔理沙とにとり。

そこで、魔理沙は知り合いと出会った。


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