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僕と君の世界  作者: 風祭トキヤ
入学編
3/19

新しいクラスと出会い

4時間くらい勉強したーー。

疲れましたw

「真友希はローゼンクロイツの生徒なのか?」


「うん。そーだよ。私は一応この学園のレベルAなの」


「レベルA?それはなんだ?」


真友希はんーと考えていた。


「この学園には1人1人レベルがつけられるの一番高いのがレベルSでA、B、Cと下がっていくと弱いってことになるの。決められる基準は武力、魔力の二つの合力で決められるの」


俺は少し希望が薄くなっていた。

なにせ体育の実技もオールE最低ラインだ。

しかも転生したきたし生まれつき魔力とか持ってないし。


「真友希は魔力は使えるのか?」


「はい。ある程度のものなら」


「ちょっと使ってみてくれよ」


無茶ぶりだが真友希は引き受けてくれた。


「輝け、シャイニング・エクソダス!!」


呪文を唱えた真友希の周りには光の渦が四つほど出来ていた。俺はうっかり見とれてしまっていた。真友希の使った魔法もそうだけどなんといっても真友希に、だ.....。


「ど、どーですか?」


「すごく綺麗でよかった」


真友希の顔にはひまわりのような飛びっきりの笑顔が咲き誇っていた。


◇◇◇


「えーと君が神代光輝でいいのかね?」


「はい。宜しくお願いします」


俺はローゼンクロイツの入学試験に来ていた。俺はAランクの真友希のお陰で入試に受かることが出来た。でもランクはCだった。その中でも最低級の存在だった。周りからはゴミ、クズなどひどい扱いを受けるレベルらしい。


「光輝?大丈夫ですか?」


「ああ、大丈夫だ」


今日で初登校だから、緊張していた。


「えーと、今日から新しい生徒がCに入る」


ローゼンクロイツでの俺の担任、朝霧(あさぎり)百合香(ゆりか)は俺を廊下に置き、クラス生徒に説明させていた。


「神代、入れ」


俺は朝霧先生に言われ、廊下から教室の扉を開け、教室に足を踏み入れた。


「どうも、かみ……え?」


Cの教室の中に入り、自己紹介をしようと思った俺だが中には生徒が二人しかいなかった。


「続けろ神代」


意識が戻った俺は改めて自己紹介をした。


「神代光輝と言います。宜しくお願いします」


拍手も声も出ずただ静かな雰囲気が教室の中を包んだ。


「神代は一番後ろの席だ」


「は、はい。分かりました」


俺は一番後ろの席に座った。右には読書をしている金髪の女の子。前には寝ている黒髪の女の子だ。なにこれハーレムフラグかよ。


「2人とも神代に自己紹介をしろ。まずは狭山からだ」


俺の席の右隣の女子が軽く頷き俺の方を向いた。


狭山(さやま)穂美(ほうみ)よ。まあ宜しく。私のことは穂美でいいから」


穂美は簡単に挨拶を済ませ、席に座った。

「ああ、よろしく。穂美。俺のことも光輝でいいから」


穂美は軽く頷いた。


「次は一文字。起きろ」


俺の斜め前の寝ていた女の子はふぁ〜と両手をあげ、目を軽くかいていた。


「えーと、一文字(いちもんじ)文乃(ふみの)ですっ!まあこれからC同士仲良くしましょう!」


ちょっと前まで寝ていたとは思えないほどの元気っぷりな文乃はニコッと笑っていた。


「えーと、こちらこそよろしく。文乃って呼んでも大丈夫か?」


うんという代わりに右の親指を立てて前に突き出していた。


「これで学活を終わる。ルールや時間割とかはこいつらに聞いてくれ。それじゃあ」


朝霧先生は教室の扉を開け外に出ていった。

メンバーも先生も嫌いではない。なぜかって?まず俺はこんなに人と話したことが真友希としか無く少し嬉しかったから、あと人が大勢いるところが好きではなく少人数を願っていた俺には素晴らしい場所だ。ハーレム状態だし、しかも二人共可愛いし。

.....とんだ生活になりそうだな。

穂美と文乃は授業の準備にとり掛かっていた。

次も頑張りますー!!!!!

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