表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
5/48

被告・上原透(殺人) 一日目Ⅰ

~1週間後~


街路樹の枯葉が舞う東京地方裁判所、


静寂が保たれたその小さな法廷に乾いた、


でもどこか身体に鳴る木槌の音が響く。


「これより、被告・上原透の裁判を開始します。


検察側、準備はできていますか?」


「検察側は既に準備ができています」


「前島"弁護士"、準備はよろしいですか?」


「は、はい! 完了しております」


傍聴のために裁判所に訪れたことは


何度もある。ただ、法廷でしかも弁護士と


呼ばれるのはこれが初めてだ。いまだに


その実感がわかないのは新人弁護士として


誰もが通る道なのだろうか。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ