表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/48

プロローグ

「233番、面会だ」


「この俺に面会? 誰だ? そんな物好きは」


「出版者の記者を名乗っている、どうする?」


「いい暇つぶしになりそうだ。受けますよっと」


少し前、今でも話題にする人は多い、


世界を騒がせたこの死刑囚様に


面会をしようなんてものがいるとはな。


まあいい、死ぬ前に一回こんな台詞を


つぶやいてみたかったんだ。執行まであと


何日かあるいは何年か、それは法務大臣の


右手みぞ知る。


「233番、入れ」 


「味っ気ないねえ、名前で呼んでくれてもいいんだぜ?」


「どうもどうも、初めまして。帝都出版の鎌田ですー」

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ