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大コケした受験生のその後  作者: よむよむ
7/13

他の教科よりましな物理

 物理は、得意な教科だった。

 他人よりできるという意味ではなく、自分の中で他の教科より点が取れるという意味で。

 たぶん、脳内で物体を想像して動かすのが得意なせいだと思う。

 しかし、やっぱり欠けた知識が多く、梃子入れが必要だった。


 頭の暖気に時間がかかり、自習開始からいきなり難しい問題に取り組むとくじけてしまう。

 そこで、自習開始時はまず数学か物理の写本していた。

 写本して気分が乗ってきてから、他教科の勉強をしたり、物理の演習問題をしていた。

 この問題集以外は、予備校の授業の復習やテキストの問題をした。


 参考書は、「Σベスト 理系受験 物理のテクニック」を使った。

 前述のマンガ東大受験合格まんじゅうでお勧めに上がっていた参考書だ。

 何度か本屋で中身を見て、確かにこれはいいなと思って採用した。

 一途にこれだけを使った。

 あれもこれもと多くの参考書を使うと、類似の部分ばかりやってしまうからだ。


 少し話は変わるが、皆さんは導出過程のわからない公式であっても暗記できるだろうか?

 私は苦手だ。

 気持ちの芯のところで納得していないと、すぐに忘れてしまう。

 ところが、一度、導出過程を納得できれば、心理的抵抗が少なくなり暗記できる。

 そこで、公式の導出過程を一度は全て理解しながら書き写した。

 そのあと、すぐに記憶から導出過程も消えてしまうのだが、公式だけは覚えてたりする。

 

 数学と物理は、基本に忠実に勉強したと言えるだろう。


 浪人時のセンターは95点だったと思う。 

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