駄作です。でもやっぱり描き続けたいんです。
小説を描き始めて約3年。
あ、私は自分の小説をかく事を「書く」ではなく「描く」と表現します。
それはただ文章を書いているのではなく、文章の先にある世界を描いているからです。
閑話休題。
ずっと描いて描いて描き続けて、ちょっとは成長したかなって思ってます。
でも時々他の人の作品や漫画やアニメ、ドラマなどで傑作や感動作を見てしまうと「凄いな」と思うと同時に、自分の作品はまだまだだなって思ってしまう事があります。
自分に文才が無いのは分かっています。
感情表現や情景描写もまだまだ未熟で、伝えたい事の1%くらいしか描けてないんです。
それでも描き続けてるのは何故でしょう。
理由の一つは悔しいからかもしれません。
頭の中に思い描いている情景はこんなもんじゃないのにって。
いつかもっと上手になって心振るえるような作品を創るんだって。
100%描けたら感動大作間違いなしです。
でもそれ以上に、
それは私の中に産み落とされた卵みたいなものだって思ってます。
卵は殻を破らないと孵らずに死んでしまう。
まるで夜見る夢のように朝になったら忘れてしまうように、
何もしなければ誰にも知られることなく死んでいってしまう。
だから小説という形で世界に解き放つんです。
卵の親は自分だから、子供には元気に幸せになって欲しいって願いながら描いてます。
そのせいで失敗や挫折、恐怖や後悔などの苦しい話を描こうとすると自分も一緒に苦しくなるのでなかなか描けなかったりもしますね。
ちなみにマンガにしないのは文才以上に絵の才能がないからです。
頭の中では鮮明に動き回ってるんですけどね。なぜか絵にならない。
いつか科学が発達して想像した内容がそのまま画像や動画に出来るようになればワンチャンあるかな?なんて思ったりもします。
色々言いましたが、
まだまだ未熟な自分の作品たちですが、それでも自分なりに精一杯愛情込めて描いてます。
だからきっと、これからも描き続けます。
いつか必ず自分の想像なんか軽く飛び越える物語が生んでみせるぞと誓って。