料理
「あたたたっ!す、すまん!書はかえすから!」
緑色の悪魔は必死に謝りながら、分厚い本を渡してきた。
「これで許してくれ、な?俺はアイツに頼まれただけなんだ!」
「聖光魔法」
純粋な光が空から降り注ぎ緑の悪魔を、様々な角度から襲う。
「ぎょえええええっ!!!!?」
光が消えた時には、悪魔も一緒に消えていた。残ったのは、緑の液体のみ。
「すごいでス!」
一連の流れを見ていた旅の格闘家は目を輝かせて、私の手をガシッと掴んだ。骨が折れそうなぐらい物凄い力だな。
「どうカ、この私を仲間にしてください!」
「…………え?」
「おい、サリア。情報は…………え?」
足元には緑の変な液体がブスブスと黒い煙を出していて、目を輝かせたムチムチした女が私の手が赤くなるほど握って、仲間にしてくれと言ってきてる。
私も状況がよくわからないんだ。このゴミに分かることなんてないだろう。
「紹介忘れてましたネ!私はメイリン、ライの国から来ましタ!」
次の場所に向かうため、草木生い茂る山道を進みながら、彼女は自己紹介をした。
「ライの国っていうと、武闘家や格闘家たちが集うところだっけ?」
「何処にあるんだ?」
「おチビさんにはわからないか…………俺がいた騎士団からさらに東にあるんだ。」
「チビじゃねぇ。次の場所はポルテの城か」
「ポルテですか……どんなところでショウね?」
そんなことを話していたらウサギの塩焼きが現れた。いつも通り魔法で焼いて食べようとする。
「サリアさんガルムさん、この野草と一緒に食べてみてくださイ」
メイリンから渡されたのは妙な匂いのする野草。毒は入っていなさそうだ。
弾力のある香ばしい肉と一緒に野草を口に入れてみると、口の中がスッキリして肉の味が分かりやすくなった。それに野草は、噛むと共に口の中の肉と一緒に溶けていく。
「ライの国デ取れる野草でス。ご飯の時に肉と一緒に出されるものですヨ」
「ふーん……」
「まだまだ薬草袋5つ分あルのでいっぱい食べてモ大丈夫です」
結構私は好きな味だな。それにしても、どれだけ持ってきているんだか。
感想受け付け中だYO☆
……さーせん。感想ください。溢れるくらいください。




