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200文字小説集

不幸の連鎖(200文字小説)

作者: 日下部良介

冷たい冷気が肌を刺す。

空がようやく明るくなり始めた。

太陽が昇る瞬間を見たくてここへ来た。

辛いことを忘れるために。


何が辛いのかって?

受験に失敗した。

彼女に振られた。

ここ数日で、数えきれないくらいの不幸に見舞われた。


自信をなくしていた。

きっかけが欲しかった。

昇って来る太陽に勇気を貰いたかった。


いよいよその瞬間が来た。

僕は大きく息を吸い込んで背伸びをした。

吐き出した息でメガネが曇った。

見られなかった…。




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