愛の連続小説「おもてさん」Second Season・予告編
新しい小説企画を立ち上げました。今回は「名刺代わり」みたいなものです。
[これまでのあらすじ]
封建的な価値観が、まだ社会に色濃く残っていた昭和40年代の日本。
高級クラブのホステス、表久満子は、新聞社主催の文化講演会で一度だけ見掛けた新進気鋭のロシア文学者、銀田一好助に、銀座の遊興客とは違う知性と品格を感じ、淡い恋心を抱く。
「しょせん銀田一とは住む世界がちがう」と、自分の気持ちを口に出せないままホステスを続ける久満子。
やがて久満子は、大企業グループの御曹司、呉天童からの求婚を受け入れ、結婚を前提とした同棲を始める。
呉一族は久満子に専業主婦となるよう要求するが、自分の職業と姓名にプライドを持つ久満子は入籍も挙式も引き延ばし、事実婚を隠したままホステスを続けた。
その矢先、銀田一が助教授を勤める大学では、聴衆も自由に発言できる参加型シンポジウムを連続開催する事になった。
「銀田一と、ゆっくり話ができるかもしれない」との淡い期待に、胸のときめきを抑えられない久満子であった。
【お断わり】
上記の一文は、まるまる、ある所から引っ張って来たネタであります。
これが本シリーズの「お題」となります。
中身の方は着々と準備中です。
切りの良い所でアップロードします。