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寝れば寝るほど最強に!?  作者: 華ノ木
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第37話 これにて閉幕!良い子は寝なさい!


「あっはっはっはっは!グリモワールさあっはっはっはっ!いーっひっひっひ!お、お腹がーっはっはっはっはっは!」


「いやいや、リブラさん。これはみんなが面白い称号を考えてくれないから提案しただけだよ。」


「だからって『ブロンシュ・ノヴァ』は脈略もありゃしねぇだろ。というかお前あの謎フード何色持ってんだよ!腹よじれるって。」


「まだ黒と白だけさ。それと僕の称号は『運命を紡ぐ白き新星(ブロンシュ・ノヴァ)』!だよ。ちゃんと言ってよ。」


「違いが………わっかんない…………」


「おいとうとうリブラが到底人間が出せる声を越えてきたぞ。」


「よくそんな声出せるね。さすがだよ。ああ、話変わるけどエクスくん大丈夫かな?」


「ちょっと熱出ただけなんだから大丈夫でしょ。本人いないと物足りないよね〜。」


「称号は個人的に大会内最大にかっこいいやつなのにな。」


「『白鷺の聖騎士』だっけ?私もかっこいいと思った!変えて欲しいな〜。」


「『窓際で微睡む姫君』に?」


「なんでまだ覚えてるんですか!とっとと寝て忘れてください!それとも強制的に眠らせますよ!」


「場所次第じゃ本当にできるのがタチ悪いよね。じゃあこの後はメンテナンスあるらしいしそのまま落ちようか。」


「まだ日付は変わってねーと思うけどな。明日は何もねーけど早く寝るとしますか。」


「エミリーちゃんも気づいたら居なくなってるし私も寝ようかな。いつ居なくなったんだろうね。」


「いや明日用事あるからそろそろ落ちるって言ってたぞ。」


「あ、ほんとだ。思い出した。エクスさんの称号決まったくらいに言ってたわ。」


「だいぶお疲れのようだね。このまま寝ると良くないんじゃない?」


「もうやったことあるんで。」


「バカじゃん。」


「神父の話が長いのとよく分からんお祈りが悪いんですよ!」


「とんでもない責任転嫁だね。じゃあそろそろ本当に落ちようかな。じゃあね。」


「私もそろそろ消えるか。今までありがとう!私は、この瞬間を決して忘れません!」


「なんで今生の別れみたいな言い方してるんだよ。じゃあまたな。」


「うい。」


***

(運営サイド)


「いや〜おつかれ〜。」


「おつかれ。」


「っかれしたー」


「おい待て帰るな。待ってくれ。」


「もうおわったじゃん。帰っていいでしょ。」


「そうだね。メンテナンスはトウマの役だし、別に帰ってもいいよね?」


「ぐぬぬ。まあ仕方ない、か。じゃあこの後始める予定だった最高級蟹鍋パーティーは俺とトウマの二人でやるか。」


「まじか!?いよっしゃ〜!」


「準備完了。早く持ってきて。」


「僕は鍋を持ってくるよ。取りに行ってくるから待ってて。」


「手のひら返し早すぎんだろ。メンテまであと数分だからそれまで気を抜くなよ。」


「かに!」


「蟹はどこ?」


「トウマ、返事がカニになってるぞ。それとリン、カニは奥の冷蔵庫の中にあるぞ。もうレンが鍋を持ってき次第始めてていいぞ。」


「おけ行ってくる。」


「相変わらず早いな〜。というか俺たちの分無くなったりしませんよね?」


「メンテ作業はどうせ自動でできるようにしてるし誤作動がないか端末で軽く見るだけだろ。それにどれだけ時間がかかろうともレンが確実に時間を調整してくるから大丈夫だ。。安心しろ。」


「確かにそうっすね。さてと、今日のハイライトでも肴に飲み食いしますか〜!」


「飲むのはダメだ。もしもの時に困るぞ。」


「⋯っぐ。た、確かに。ちくしょう。」


「まあそう残念がるな。また暇な時にでも集まればいいだろ。」


「まじか!言質取りましたからね!あ、メンテ始まった!取りあえず異常反応は見られないっすね。蟹食いに行きましょう。」


「そうだな。端末忘れるなよ。」


「もちろん!」


***


「ふぅ〜。いや〜食べた食べた。そういえば、次のイベントどうします?俺今回のイベントの案はだいぶ自信があるから覚悟しといて下さいね!」


「確かPvPはボスの案だったよね。次はどんな面白い案を出してくれるのかとっても楽しみだよ。」


「ふっふっふっ。」


「どうしたリン?」


「今回は私も考えてきた。覚悟するといい。トウマの案なんか捻り潰してやる。」


「別に両方いい案だったら両方するよ。というか毎回イベント案出すって言ってなかったか?」


「まーまーリンちゃんのだす案は基本的に良いやつばっかだからいいじゃないですか〜!というかリンちゃんの約束なんてあってないようなものでしょ。」


「ふん!」


「誇るな、恥じろ。」


「約束なんていちいち覚える気になれない。」


「僕はしっかり覚えてるけどね。」


「さすがレンだな!いやそれが普通だけど。ところで今は何をしてるんだ?」


「そろそろ寝る時間でしょうから布団を持ってきたんですよ。」


「嘘だろもうそんな時間なのか!?」


「もうすぐ寝かさないとやばい人が1人とすぐに帰る人が1人いるでしょ。」


「⋯む?確かに太陽の波動を感じる。このままでは溶けてしまう。よし、名残惜しいが私は帰らせてもらう。私の分の蟹はしっかり残しておくように。」


「⋯⋯善処しよう。というかあまりの楽しさに時間を見失っていたようだな。よし、今日はお開きにしよう。トウマ、お前は寝ろ。後は俺が見ておく。レンが布団敷いてくれたからそこで仮眠取ってろ。」


「了解。じゃあレンさん、ボス、お先に寝ておきます。」


「よし、レンも帰っていいぞ、やることも少ないし、俺一人で十分だ。」


「ボスも寝た方がいいですよ。どうせすぐ起きるんですから起きるまで自分が見張っておきますよ。はい、ここに布団敷いておいてますよ。」


「お前の先読み極まりすぎて怖いな。まあじゃあお言葉に甘えて休むとするか。なんかあったらその端末が赤くなるから俺でもトウマでもいいから叩き起こせよ。」


「了解。そういえば今更だけどリブラの件について何も言わないんだね。」


「あ?お前が勝手に送ったやつか?まあ正規で買ったやつからしたら羨ましいなんてもんじゃないと思うが俺はさほど気にしていない。というか俺もなんかやらかしてくれそうな人間に渡したしな。トウマは知らんがリンも渡してるだろう。」


「あんなにコンテンツが潰される〜って言ってた割にはボスお墨付きのやらかしてくれる人を招待するんですね。」


「まあ運で、それに真のクロニクルオンラインを発揮せずに破壊されるのはたまったもんじゃあないからな。」


「ああ、内容の割にメンテナンスに時間がかかるのもそういう訳だったんですね。」


「そうだな。さあ真のクロノスタシスオンラインを楽しんでもらうとするか!」


「まだ半日以上メンテナンス続きますけどね。」


「全くもって締まらん言い方だな。俺も仮眠を取ってくるとしよう。」


全然このあとも続けますし更新頻度も上げていきます。ここから真のクロノスタシスオンラインのスタート!


お読み下さりありがとうございます!

是非、評価等をしてください!喜びます。

拙い文章ですが精一杯頑張りますのでよろしくお願いしますm(_ _)m

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