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寝れば寝るほど最強に!?  作者: 華ノ木
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第15話 BATTLE START!


【皆さん!準備はいいですか!今回のイベントの司会進行、あやなんです!よろしくね〜!】


「キャー!あやなんー!」


まあ誰かは知らんけど有名人だろうね。周りの熱気がすごいすごい。思わずつられて言っちゃったよ。というか人多いな。


はい。というわけでリブラです。今はPvPイベントの開会式みたいなやつにいます。なんか可愛い子が歌ったり踊ったりしてて凄かったです。全員誰かは知らんけど。


【挨拶はここまでにして今回のPvP、『個人戦』についてのルール説明を行いたいと思います。まず参加人数は応募者が5763人。半分以上だね〜、というわけで予選としてこれを割って113人1グループ計51グループに分けてそれぞれの1位の人達且つ上位32名、早く終わったグループの優勝者がトーナメントに参加というルールにします!プレイヤーの皆さんは時間になるとランダムに飛ばされすぐにバトル開始となりますので注意してください。観戦者の皆様は運営視点からそれぞれのグループまで好きな所を見ることが出来るので楽しんでください。それと今回プレイヤー名を入力することでその人のいるグループに飛ぶことも可能ですのでぜひ活用して下さいね。】


「113人かー。微妙だなー。というか早く終わらせないといけないとか随分性格悪いことしてるね。レンくん伝説再臨か?ものすごく頭いいもんな〜。まあトーナメントに参加できるように頑張りながら楽しもっと。」


【次は細かいルール説明ですね。まずは禁止事項からです。

1つ目は代理、チート、一般ゲームにおける不正行為の禁止です。まあ当たり前ですね。ゲームは楽しく!いいですか?

2つ目は魔法スクロール、回復薬、MP回復薬等の使用禁止。まあ妥当ですね。魔法スクロールについてはある1人のプレイヤーが想定されるスクロール以上の物を取得されたことが確認されたための措置との事です。

主にこの2つですね。しっかりと守りましょう。】


「まあ当たり前だねー。ところでスクロールって一体誰のことなんだろうね。許さんぞ〜!」


【ではこれにて開会式は閉会します!予選開始は30分後!プレイヤーの皆さんはしっかりと身の回りの準備をしてから再ログインをすることを推奨します!それじゃまたね〜!】


身の回りの準備、抜かりないですね。しっかりとアルバイトも休ませてもらいましたよ。ご飯も食べてトイレにも行った!洗濯もやっ··········やば干しっぱなしじゃん!いやまだ乾いてないか。まあ一応確認しとくか。ばいちゃ。


*****


「いえーい。みんな元気〜?私はね、すっごい元気〜!えへへ〜。」


気合いは十分!勝負だぜ!名も知らぬプレイヤーよ!


【それでは予選を開始します!5·····4·······3····

2··········1··········スタート!】


スタートだぁ〜!頑張るぞー!おーー!


「いきなり戦闘超警戒!よし!大丈夫っと。」


早速今回の予選の秘策その1でもやりますかね。題して『情報を制するものは勝利を手にする大作戦』!


「まずはマップの範囲からだ〜!ん?ああ、こっから見えるじゃん。」


ま、まあそんなこともあるよね。だったら秘策その2!『とにかく温存』!


「さあ来い!見つけてみろ!お前とかくれんぼをすると監禁罪に問われるか諦めるしかないと言われた私のかくれんぼ力を見せてやる!」


よほほほほほ!動画?予選でいいシーンなんか取れるわけねーだろ!ならスマートに予選勝ちました。余裕〜ってやった方がカッケーだろ!


まあ5分、いや10分は様子見かな。それまで景色でも見てみよーっと。


まずは上を見てみる。山だ。だから見た感じここは麓かな?上に行った方がいいかな?いや、馬鹿と煙は高いところが好きと聞くし私は頭がいいからいかない!


次は下を見よう。うーんなんにも見えな·········あ、水あるじゃん!まあだからなんなのって話なんだけどね。サバイバルなら嬉しいんだけどな〜。


「あ、プレイヤーみっーけ!むふふー。どうするどうする?」


「うぉら!死ねー!」


「てめぇが死に腐れ!」


あ、下か。びっくりした。丁度いいから実況してやろう!わははは!感謝するがいいぞ!


おーーっとまずはハゲが持っていたお、斧かな?斧を振り上げ即座に下ろした〜!地割れだ〜!なんと!長髪はジャンプしてこれを回避!ああーーっとダメージはないが髪の毛が少し切れてしまった!これは痛い。色んな意味で痛いぞー!そしてこれでもかと言うほどのハゲの追撃を躱す躱す躱すーー!おぉーっとそのまま持っていた片手剣がハゲに直撃!だが耐える!ハゲ耐える〜!そして反撃!斧の先端で突いたー!なんと先が尖っている!すごい武器だー!


「ちっ、やるじゃねぇか。まさか上手く避けながら俺にダメージを与えるなんてな。だがダメージはそっちの方が大きいだろう。」


「ハルバードなんて珍しいもん使いやがって。だがそっちも危ないんじゃないかー?」


「はっ!何言ってグッ··········ど、毒··········か?」


「正解だ。この剣には毒の効果が付与されていてな。切らればタダではおかねえぞ!」


「こんの卑怯者がぁ!」


うぉお!舌戦、大舌戦!あの武器ハルバードって言うんだ。かっこいいな。あっといけないいけない。続きしないと。おっと!ハルバードの人が押している!押しているぞー!毒をもってしても止められないのかー!?ああっーと毒の人武器を落としてしまった!これはピンチ!そしてすかさず追い打ちをかけるハゲ!上手く避ける毒!さあハゲが勝つか毒が勝つか!勝者は、、、、、、ハゲだ〜!


「いや〜おめっとさんっと。じゃばぁい。」


「え?」


「脳天直下式!必殺パーンチ!」


「ぐわあああああああああ!」


完全勝利!これで悪は滅びた!ん?悪はお前だって?勝ったやつが正義なんだよ!ばーか!


いや〜面白かった。あと何人だろう。あ、マップの端に書いてるじゃん。えっと49人。だいたい半分か。ベース早くない?いや早い者勝ちだからそっか。


【はいはーい!ただいま最初の通過者が出ました〜!残り31人!頑張って下さいね〜!】


「はああああああ?はっっっや!化け物いるじゃん!まだ15分くらいじゃないの!?」


やば、ちょっと焦りだした。急げ急げ〜!


お読み下さりありがとうございます!

是非、評価等をしてください!喜びます。

拙い文章ですが精一杯頑張りますのでよろしくお願いしますm(_ _)m

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