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寝れば寝るほど最強に!?  作者: 華ノ木
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第1話 こんなクソ会社辞めてやる!

ゲーム内で3日が現実での一日の予定なのに逆になってました。教えてくれた人ありがとうございます。

「会社辞めます。」


「ど、どうしてだい秤屋くん。あんなに頑張ってたじゃないか!」


「うるせぇエロジジイ!毎日毎日サビ残にセクハラにイラついてんだよ!」


「ひぃっ!」


というわけで私、秤屋 出雲は無職となりました。


ただね、私もバカじゃあないんだよ。仕事をやめて無職になってからどうしようかとか悩むのは阿呆。私はしっかりと今後どうするのかを決めているのだよ!そう!ズバリ!動画投稿者だ!


もちろん配信という手もあった。だが私が遊ぶゲームが動画投稿専用みたいなところがあるからそうしただけだ。


そのゲームの名前は『クロノスタシス・オンライン』。VRMMOゲーム初の現実とゲームの時間が異なるタイプのゲームだ。どうやら現実の一日はゲームの3日に相当するらしい。なんでそうなるのかは分からん。謎。しかしこのゲーム、恐ろしいほどの金額と恐ろしいほどの予約倍率の高さをほこっている。検索した時びっくりしたよ。


ん?なんで私がそんなの遊べるかって?たまたま友達がゲーム開発者の中に居て貰ったからだよ。ラッキーラッキー。ちなみに台数は一万ほど作ったらしい。既に第二回目の販売も決めているらしくゲーム開始直後に販売開始のちょうど1ヶ月後に届くように設定されている。


まあ、そんなわけで現実との時間の齟齬だあるから配信に向かないってだけ。


まあそんなことよりも明日がちょうどゲーム開始の日!いやぁ我ながら完璧!天才!


ちなみに今日はキャラメイキングまでできる模様。なので早速帰ってレッツキャラメイキング!


*****


「届いているのも確認!接続、確認!説明書、確認!よし、スタートだ!」


いよいよ私の第2の人生が始まるのだ!………キャラメイキングまでだけど。




【こんにちは〜!ナビ担当のAI、アイちゃんでーす!キラン♡今日はキャラメイキングまで!準備はいーい?】


「いーよー!」


【りょーかい!それじゃあ身体のスキャンから始めるね!ふむふむ、ふむふむ。はい!OKです!それじゃあ細かい変更をしましょう!】


「それじゃあ目を蒼く、髪は銀髪でロング。身長はそのまま、胸を2回り、いや3回り小さく!」


【りょーかい!………はい!これでいい?】


「OKでーす!」


【はいそれじゃあキャラメイキングはこれで終了!あとは2時間27分後の日付が変わった瞬間に遊べるようになるよ!そこでプレイヤーの能力値を決めていくよ!あ、そうだ!名前を決めてね!同じ名前だったら変えてもらうけどね?】


「うーん『いずも』で!」


【ざんねーん。もういずもはいるみたい。】


「はぁ?っちクソが。じゃあ『リブラ』で」


【OK!プレイヤー名リブラ。名前決定しました!それじゃあまた後でね〜!】


*****


「よし、キャラメイキングも終わったし一旦仮眠しよう。」


どうせならすぐに遊びたいしね。


……

………

…………

……………


寝れない。寝れるわけが無い。ただでさえ今日はムカつくハゲエロジジイに一泡吹かせたし、久々の休日だしあと2時間くらいしたら時間になるし。寝れるわけが無い!仕方ない。コーヒーでも飲んで眠くならないようにでもすればいっか!


*****

(運営side)


「ようやくサービス開始か。」


「ようやくだねぇ。」


「そうだねぇ。」


「……眠い。」


「おい誰だ眠いとかほざいたやつは。仮眠しとけと言ったではないか。」


「確かに言ってたけどー。私太陽が出ている時間は眠れない体質でー。……というかなんで呼び出されたのー?」


「そんなの初日に湧く異次元ルールブレイカーを阻止するために決まっているだろ!とりあえず開始までの1時間にキャラメイキングを終わらせたものは何人だ?」


「7912人です。」


「なるほど。それじゃあその中で神クラスにいきそうな存在は何人だ?」


「現時点で全神級ボーダーで1つ以上超えているものがある人は17人です。内訳は下級神クラスが12人、中級神クラスが4人、上級神クラスが1人です。」


「なるほど。主神クラスは存在しないわけだな。だが特定条件で神クラスになれるものも用意してある。条件はかなり厳しいがそれでも注意するのに越したことはないだろう。」


「そだね〜。………グゥ〜。」


「おいお前寝るな!この中で1番要領いいのお前なんだからな!頼むぞ!?」


「そのための仮眠ー。ぐぅー。」


「っちまあいい。他のやつも気を引き締めろよ?」


「おいお前、今のなかなかいい記録でたんじゃね?」


「ちょっと待てよ?……おおー!最後に喋ってから寝るまでの時間0.92秒だ!の○太くん超えたぞ!」


「マジかよww!やべえww」


「………ほんとに大丈夫かぁ?」


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


お読み頂きありがとうございます。ぼちぼち更新しようと思います。

お読み下さりありがとうございます!

是非、評価等をしてください!喜びます。

拙い文章ですが精一杯頑張りますのでよろしくお願いしますm(_ _)m

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