表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
学校テロ  作者: 穏やかな戦乱
1/1

一話 『天才学校テロ集団(仮)』

とある作品に素晴らしい表現方法があり、引用させていただきました。



肌寒い鉄筋コンクリートでつくられた部屋に、明かりもつけずに集まる男が3人いた。薄暗い空間の隅に集まった男たちは、反響する声を気にせず何かを秘密裏に計画しているようであった。


「ここだ」

この3人のリーダーである原が、どこかの学校のパンフレットをちらつかせて言った。

「次のターゲットだ」

「あああ中?」 「なにそれ」

他のメンバーたちが困惑しながらパンフレットを眺めている。


「その辺の学校におじゃましてパンフレットをいただいた。場所がわからねぇから調べてくれ原田」

戦闘力を計測できそうなメガネをかけた原田がすぐにノートパソコンを取り出し、キーボードを打ち始めた。

「ここから1キロの場所にある。お前がおじゃました中学校がそれだ」

「あぁ、そうか…そこのパンフレット取ったんだもんなぁ……。」


……………………。


「よし、今からそこ行くぞ! 準備しろ…原田、しの」

「ヨッシャ、いっちょあばれるぜ!!」

もう一人の『しの』と呼ばれた身長9㎝ほどの小柄な男が、腰から爪楊枝程の大きさの剣を取り出した。


平和な町を騒然とさせる恐ろしい計画が企てられていた。



――3日後、……。



「よしついたぞ、ここが『あああ中学校』だ!!」 原が朝礼台の上に立って低いヴォイスで言い放った。


午前10時、生徒が勉学に励んでいるであろう時。恐ろしいテロリストがやってきてしまったのである。

「ここか……水道止められたり、落とした10円見つけるのに手間取ったがやっと実行できるな」 原田がしみじみと語った。

「よし!!……行っけぇー!!!!!!!!」

原が高らかに声を上げ、学校に走り出した。


ダッダッダッ!

「ぐかー...ぐかー...」

ドッドッドッ!

「すぴー...すぴー...」

ガシャーン!!!!!!


「うぎゃぁぁぁぁああああ!!」


「どわぁぁぁぁぁぁ!!!」


「ひでぶぅぅぅぅ!!!」

ピーポーピーポー!




―― 3分後、……。



警察に補導され、パトカーに乗る三人の男の姿があった…。











納豆は小粒に限る。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ