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透明な俺の青春1ページ  作者: カイザ
3ページ
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俺はデート(仮)をする。

6月4日


マリナの約束により、俺は最寄り駅にやって来ていた。


予定の時間は11時。俺が来たのは5分前。早すぎず遅すぎずの時間にやってきた俺だが、まだ彼女はやって来なかった。



11時10分。

スマホをいじりながら時間を潰していたが未だにやって来ない。と思っていたが、彼女はホームに上がって来た。


「お待たせしましたーー。」


マリナの服装はボリュームのある袖が特徴的なチェックのシャツに彼女の綺麗な足を目立たせる黒いボトム。


こんな綺麗な女の子に好かれているよっしーに嫉妬をしてしまうほどマリナは綺麗だった。


「おう。じゃあ行くか。」


「はい!」


俺達が行くのは二駅先にあるショッピングモール。そこで、作戦を立てながらマリナの服選びに付き合わせられる。ついでに俺も何か服を買おっかな。




***


ショッピングモールに着いた俺達はさっそく、マリナの服を買う為にDUに入る。


「じゃっ、俺は俺で服見るから終わったら呼んでくれ。」


「えっ!?待ってくださいよー!服選びに付き合ってくださいよー!」


マリナは頬をぷくっと膨らませる。


「わ、わかったよ。」


「やった!それじゃ、行きますよ!」


それからはマリナに似合うか似合わないか聞かれ、俺は率直な感想を述べていった。


はぁ。こいつに好きな人がいなかったら王道ラブコメ定番イベントのデートのはずなんだけどなぁ………あっ、俺の服はマリナが選び終わった後にちゃんと選んで買いました。



その後も買い物は続き、今はカフェで一息とっていた。


「それにしても先輩も髪とか少しは気にしたらどうですか?」


「えっ?あっ、髪を切れってか?」


「そうです。後、ちゃんとセットとかもしたら先輩もかっこよくなると思いますよ。」


「そ、そうか?」


かっこよくなるとか言われると少し照れるな。


「そんぐらいでもしないと佐藤先輩の隣いる資格はありませんよ?」


「あっ、すいません。はい。」


ですよね。君はよっしーの事が好きだったんだよね。


「後で美容室に行くの着いて行きますから。…………それで本題に戻るんですけど、佐藤先輩にどうやって距離を縮まれると思いますかね?」


「うーん………あっ、そう言えば明後日に香織と空って奴を含めて体育祭の打ち上げに行くんだった。マリナも来て、偶然を装って俺達に会い、打ち上げに参加する。どうだ?」


「うん。いいですね!香織先輩に言っておきます!」


「あっ、それは俺が言っておくよ。」


今思ったが、6日の打ち上げの本当の意味を知らない空にとってはなぜあまり接点のない香織かいるのかよくわからないだろう。だが、マリナを介入させる事を空に説明したらどうだ?打ち上げの本当の意味はよっしーとマリナの距離を縮めるための作戦だと誤解して協力してくれるはず………!


いける!いけるぞ!これは!!


「どうしたんですか?変な顔して。」


「へっ?いや、なんでもない。」


いかんいかん。ついつい顔に出てしまった。


「とりあえず決まった事ですし、先輩の髪をどうにかしに行きましょうか。」


「あ、あぁ。そうだな。」


カフェで一息ついた後、店を出て俺達は美容室に向かった。

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