プロローグ<「神の大国」Kingdom of God>
一応プロローグのラストです。
2130年VR<Virtual Reality>の技術が進歩し遂にフルダイブ機能を実現した。
このフルダイブ機能は、老若男女問わずまた病気や身体の悪いひとでも、仮想空間で好きな格好で好きなように生きられるという機能がありそれにより、VRは世界中で爆発的に売れに売れた。
2134年企業制作ゲームや個人制作ゲームが多い中、個人制作ゲームなのに売り上げランキング上位の企業制作ゲームと同じ位、売り上げている異例のゲームがあった。
LSRPG<Live simulation Role-Playing Game>
<「神の大国」Kingdom of God>魔法のない科学の世界で国家を運営していくゲームだ。
これは今まで販売されてきたゲームの中で最も現実に近いゲームだった。このゲームではメインの城があり、その周辺にサブ砦を設置するような形になっており、サブ砦にはそれぞれ機能を付ける事が出来た、その機能は医療、軍事、生産、教育機関、研究機関、等があり、制作する資金も必要度によって異なっていたが、どれも膨大な資金が必要のため全ての機能を揃えているプレイヤーは上位の極僅かだけだった。
このゲームはこのサブ砦が、とても重要となっていた。例えば、医療のサブ砦だと他の国(NPCやプレイヤー)との戦争で負傷した兵士を通常の5倍の速度で治すことができたり、イベント感染病等が発生した場合の致死率が大幅に少なくなったりと、とても大きな影響を与えていた。他にもサブ砦に一つにつき1だけ特殊能力を備えたNPCを1から制作する事が出来た。この特殊能力がこれまた強くサブ砦の重要度に拍車を掛ける事になった。
他にもクラン機能がありプレイヤーの城の5倍ほど大きなクラン城を立てたりする事が出来た。このクラン城の効果はクラン城の近くにクランメンバーの城を設置するとサブ砦機能を上げることが出来たりした。ただ、最初から5倍の大きさではなく膨大な資材や、資金を湯煎のようにつぎ込むことによって作り上げていく事が出来た、だからこそクランメンバーの多いクランほど、より上位のクラン城を立てる事が出来た。
大人気のゲームなだけあって、クラン戦や、クリスマス特別イベント、正月イベントなど、多くの事が行われたりし、本当に人気のゲームだったが運営陣の諸事情により2145年にサービス終了する事が決まった。
やっと本編は入れる~(^▽^)/
プロローグは1000字程度でしたが本編からは6000字程度で考えてます。
また、一様プロローグは設定集みたいなところがあるのでストーリが進めば書き加えていくかもしれません。
短いですが活動報告を書いてみたので良かったら見てみて下さい。